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青「らすとー! 」
舞台裏で見守ることしか出来ない自分に嫌気がさす。今日はまろの卒業LIVE。
ついに最後の曲だね。まろの歌が歌声がほんとにすきだった。今夜もすごく綺麗だね。綺麗だよ。まろのことがほんとにすきだったんだ。
だからまだ卒業しないで、ずっと側にいてよ
桃「まろー、LIVEの話しで、セトリのことなんだけど」
青「あーどしたん?」
桃「まろの組んだセットリスト見たんだけどアンコール無かったから」
青「あー」
最後のLIVEくらい好きにやらせてあげようと、大人を説得させまろに組ませた。
まろのことだからアンコールはいれないと思ってたし、薄々わかってた。
でも一応ね、最後だし。確認をとる
青「アンコール無しでお願いしたいやけど」
桃「おけ、全然大丈夫」
青「ありがと、笑 」
桃「んー、飲み行く?」
青「急やね笑」
アンコールがないなら、アルコールと割れながら上手いわ。まろは気づいてくれたかな、
青「ええよ笑」
桃「俺全然飲めないけど、笑」
元々お酒は強くない方だからね、笑
黄「まろ、泣いとるよ」
桃「え、」
黄「前家行った時、一人で泣いてた」
急な報告に、びっくりした。
泣いてたなんて。知らなかった。
ずっと一緒に居たのに気付けなかった。
今も泣いてるのかな。
赤「まろは、こんなこと望んでなかったと思うよ、」
桃「そうだよね、考え直そうか。ごめんね」
俺も随分歳をとった。まろが居なくなってから些細なことで感傷的になっちゃった。
まろのせいにしたらまろは悲しむ?
桃「まろ、なんでここに居るの?」
青「見たら分かるやろ、ないこ頭ええし」
桃「意味、分からないよ、」
青「俺病気やねん。もうさ体も動かなくなってきて、もうすぐ死ぬんやって」
桃「何、それ、」
青「独りで悩んで、泣いたよ。こうするんしか無かったんよ」
桃「なんで、相談してくれなかったの、」
青「んー、もう諦めてたから。だから俺治療するのも諦めたんよ。」
何それ。勝手すぎるよ。いつも勝手。
いつもは笑って許せてたけど、今日は笑って許せないよ。今ならやり直せるかな。
しっかり治療してもらって、もう1回俺とステージに立つんだ。
青「もう今更、治療したところで遅いからな、笑」
もう手遅れだったんだ。アニキが言ってた泣いてたのはこの事だったんだ。
もっと早く気づいてあげれたら良かった。
この曲を歌ったらほんとに終わりなんだ。
もう歌わないで。
まだアイドルとして俺の傍にいてよ。
離れないで。
青「ありがとうございましたー!」
あぁ、終わっちゃった。
どうしよう。
俺これからどーすればいいの。
青「ぁ、来てくれたんや、」
桃「そりゃーね、」
青「ごめんな、体起こされなくて」
桃「こっちこそ無理させちゃってごめんね」
青「…おれ今日でもう死ぬかもしれへんねん」
桃「…」
ほんとに今日でお別れなのかな。
実感わかないよ
青「実感わかへんよな、笑俺もわかへん笑」
最後なんだし、言いたいこと言って帰ろう。
後悔はしたくない。
桃「俺、俺さ。まろのこと好きだった」
青「…」
桃「まだまろと一緒に居たい。歌いたいのに。なんでよ、」
気づいたら泣いてた。泣きたくなかったのに
青「ないこたん。同じこと思ってたんやな笑」
桃「え、」
青「俺も好きやったで。ありがとう」
その笑顔を見て。面会時間が終わっちゃうから。俺はありがとうって明日も来るねって言って帰った。
その3時間後まろは死んだ。
君の勝手さに涙が止まらなかった。