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Dom/Subユニバース
knhb作品 🔞nmmn作品
軽いプロフィール 更新した時などに出てくる
風楽奏斗 高二 生徒会長 Dom
想い人:不明
渡会雲雀 高二 放送部 Sub
想い人:不明
気になり:泉中洸希
泉中洸希 男 高一 生徒会 Dom
想い人:不明
花崎美織 女 高二 文化部 Sub
想い人:風楽奏斗?
『』knt
「」hbr
《》洸希
〈〉美織
累計5000いいね。約2000いいねありがとうございます♡
knt Sibe
朝早めに登校していればたまたま昨日の女子生徒、美織に会って話しかけられた。確かに昨日の挨拶活動には見かけなかったから何処だろうと思ってたけど、こんなに朝早くから登校するんだ、僕より偉いな
悔しさ羨ましさを思っていれば気配がして後ろを振り向く、気配が誰かなんて分からないのに彼の名前を呼んでしまう
『、、?ひばり、?』
〈どうしたんですか?〉
『あー、いや!なんでもないよ』
〈そう、ですか、〉
『あのー、さ?同級生なんだしタメ口にしない?』
〈え!?あ、!生徒会長さんだから、緊張しちゃって…〉
目をキョロキョロさせ同級生なのに目上の人を相手したかのような態度でどうしようか、生徒会長ってそんな凄いのか?
『ただの生徒会長だから、ね?』
〈あ、はい!わかっ、、た!〉
『んふ、まぁ無理せずね』
逆バージョンの雲雀みたいでなんだか可愛らしく見えて軽く笑ってしまい
〈え!?笑いました!?〉
『ふっ、、笑ってない笑ってない、敬語…』
〈ちょ、ちょっと!!〉
笑いが込み上げて、敬語が抜けないが故に笑われてるこの状況が恥ずかしいのか顔を赤くさせわなわなと何か言いたげだ
『ふっ、、ごめんごめん』
〈んもー…〉
頭を軽く撫でてやれば早く学校へ行こ?と誤魔化すように促して
〈あ、の!奏斗、、くん、!〉
『ん?』
如何にも改まった感じ、少し嫌な予感はするし正直聞きたくないけどこれで聞かなかった場合変な噂広められるのも気まずくなるのも無理なんだけどー
〈あの、、!好きになってとか言わないので私のPray相手、これからも、奏斗、くんがいいです…〉
『え、パートナーになれってこと?え?』
好きになってとは言わないけどPray相手は僕がいいってどゆこと?あ、理解した、パートナーにならなくていいから溜まった時は相手しろってことね?都合良いねー、
『あぁ、理解した、少し考えてもいい?』
〈!はい!!〉
『敬語出てるよーん』
空気をどうにか書き換えられないか軽く指摘しながらデコピンをしてやればムスッとしてその後も少し会話をしながらあの数分先の学校へ向かい
hbr Sibe
「は、っ、、疲れた…」
《待ちましたよー…》
久々にこんなに疲れた。肩で息をしながら静かな学校の玄関に彼が居た、少し不機嫌そうな顔をする彼に申し訳のなさが立ち
「まぁじでごめん!!」
《なんで遅れたんですか?言い訳は聞きましょうか?》
腕を組み不機嫌アピール、如何にも可愛子ぶってると言ってるような頬の膨らませ、まぁ俺もしてるしなんとも言えん
「えっ、、とー、、目の前に、カップルが歩いてて、道狭くて…通れなくて…」
《ふぅん…それならまぁ仕方ないですね》
「!!やろ!?」
本当は奏斗と女子生徒だけどー、、友達だったら目の前通れるって言われるだろうし此処はカップルに仕立て上げるしかない、ごめん奏斗!
《んー、じゃあ僕の頬にキスで手を打ちます》
「、、はい…?」
《聞こえてましたよね?》
「いや、でも、いつ人来るか…!」
《遅刻したくせに?》
「や、、頬に…?」
《はい!》
ニコニコに微笑む彼にどうしても無理だ、なんて言えないしそもそも遅刻したの俺だし…
覚悟を決めて少し顔を近付けると彼は嬉しそうに目を閉じてじっと待つ。ゆっくり顔を近付け今と、今と、の時人の気配がした。
『ひ、、ばり…?』
体が固まった、ばっと視線を向けると幼馴染の風楽奏斗だった。どうしよう、どう言い訳すればいい?
「ぁ、、いや…ち、がくて…」
『ごめんね、、邪魔して!』
そういう割には体は動いてない、ゆっくり後ろに下がる奏斗、その後ろには一緒に見てたのかあの女子生徒が居た。その顔は軽蔑の表情と、苛立ちが隠されてた
〈奏斗くん、、行こ…?〉
『、うん…』
奏斗の手を繋いで、手を引っ張って、教室へ向かう2人、その姿がまるでカップルのようで、悔しくて仕方がなかった。
《・・・♩♡》
「ぇ…?」
一瞬、彼の顔が嬉しそうな、計画が上手く行った時のような顔に満ちて行ったような気がした。だけど瞬きした瞬間には彼の顔には悲しそうな苦虫を噛み潰したような顔をしてた
《ごめっ、、なさいっ、、!僕がこんな指示しなければっ…!》
涙を拭くように俯いてえずきながら言う彼に、反省の声色に、一年生に強く当たれない、
「俺、がもっと早く、断るかキ、ス、すればよかったんだよ、ごめんね、」
《いえっ…すみ、ませっ…!》
下を俯く彼の頭を優しく撫でて、その日一日は奏斗と1回も話せなかったし、なんとなく、洸希との方が長く居た気がする。
奏斗は、見かけた時は基本あの女子生徒と一緒に過ごしてて、奏斗の目は少し赤く腫れ上がってた、あれはきっと俺のせい、時々女子生徒と目が合ったけど、まるでうざったいハエを見た時のような顔、それが怖くて、近づけなかった
どの言い訳も俺の都合のいい解釈でしかない
この時気付けたらよかったのかもしれない、下を俯きながら微笑む彼の恍惚とした表情を
knt Sibe
体が動かなかった。全身が鉛のように重くて、頭が渦巻いて、どうしたらいいのか分かんなくなって、その時美織がそっと手を引っ張ってくれた。どうしてもその手が輝いて、救世主のような気がした。
この手に付いて言ったら、きっと救われる気がして、その手に付いて行った
『ごめ…美織さ…』
言葉が詰まって、出てこなくて、誰かに喉を直接締め付けられてるようだった。ありがとうとごめんを、迷惑かけてしまったことを言わないといけないのに、浅い呼吸と苦しさと辛さし出てこなかった
〈大丈夫…大丈夫だよ奏斗くん〉
そっと優しく撫でてくれた。彼女の手は暖かくて、優しい匂いがした。その手に絆され、今度はポロポロと涙が溢れてえずいてしまう
『ふッ、、ンぐッ…ぅ″』
〈荷物貸して、?一緒に朝の挨拶活動行こ?〉
『んッ…ぅん、』
情けない気持ちでいっぱいになりながらも彼女は優しく手を掴んで離さなかったし。生徒会長としての役目をしっかり全うさせようとしてくれたのが、なんだか嬉しかった
涙を拭いて通りかかる生徒達に笑顔で挨拶をする、流石に皆の前で手は繋がなかったけど隣に彼女が居る安心感で救われてたのかもしれない
洸希は、いつもより遠くに居て、目が合っても申し訳なさそうに目を逸らす。お前が何をしようとしてるのか、分からなくもないけど、今の僕にはどうしようも出来ないよ
誰でもいいから、この気持ちから解放して
そう願っても、誰かが手を伸ばしてくれるはずがない、だけど、ほんの一瞬、美織の手が思い浮かんだような気がした。太陽のような笑顔、笑うとくしゃっとなる笑い声と顔、雲雀のような明るさが、素敵だ。