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<本編の前に>
今回の話、センシティブ設定をしておりますが、別に工口かったりする訳では御座いません。死に関する話が出て来るので、人を選ぶかなと思い、センシティブ設定をしたまでです。終始何言ってんだ此奴注意です。其れでは本編行ってみましょう。
<本編>
〔今日は10月29日〕
百々姫
29日ね…。
刀也ぬい・ガクぬい
ん?
百々姫
ねえ、凄く変な事言って良いかな?
刀也ぬい
え?(身を乗り出す)
ガクぬい
何でも言ってっす。
百々姫
…心を強くする要素は色々在ると思う。其の中で一番私の心を強くした要素は何かと訊かれたら、「別れ」って答えるなって。其れも、毎日学校や職場で繰り返すさようならでは無く、永遠の別れ。
ガクぬい
はあ…。
百々姫
今から5年前、私は痛感したわ。今日は29日だし…話しましょっか。
ガクぬい
へえ…。
百々姫
2020年2月、忘れもしない。某感染症の影響で中学校は卒業式の日まで休校になったわ。其のさ中だった某日、御爺様(母方)が危篤である(厳密に言えばもしかしたら違うかも、でも大体そんな感じ)と連絡が来て、母は其方に向かった。そして29日、御爺様は旅立った。其の後私と父とで車で母の所に合流して、御通夜と御葬式をしたわ。
ガクぬい
ほう…。
百々姫
其の御通夜の時、1度目の感情のオーバーフローが起きたの。御経の中に「○○○○して、後には白骨云々(うろ覚え失礼)」って言葉が出て来て、其の言葉を聞いた瞬間、涙が止まらなくなって…。
刀也ぬい
うん…。
百々姫
御通夜の後、皆で夕飯を食べて、私は当時15歳だったから、大人達より先に布団に入ったんだけど…大人達が御爺様の最期の話をするのが聞こえて来て…其れで又感情がオーバーフローして…涙が止まらなくなって…あ…思い出したら…。
刀也ぬい
(よしよし)
百々姫
あ、有難う…。嗚呼…私さっき心が強い云々って言ったけど、其れ忘れてもらって…。
ガクぬい
何でっすか?
百々姫
今から言う事と矛盾が出て来る可能性が出て来たからよ。
ガクぬい
ん。
百々姫
…私、自分では強い心を持ってるって思ってたけど…違うかもしれない。内心、怖いかも…大切な人が居なくなるの…。ほら、今年の7月の終わりに御爺様(父方)が救急搬送されたり、昨日も御婆様(父方)が…。之が表す事は…御爺様も御婆様も、確実に体力が衰えてきていて、そう遠くない未来に…って事。…だから私、出来そうな事からそう…家事とかを…。
ガクぬい
遣ってみようと思うんすね?
百々姫
そう。だからまずは自分の飲む分の御茶やコーヒーを入れる所から…ね。折角だし1杯入れましょうか。夕暮れ時のティータイム、乙だと思わない?さあ、そうと決まれば早速準備よ!
刀也ぬい・ガクぬい
待って~~~。
<後書き>
投稿練習作品は此方で以上となります。閲覧、ハート有難う御座いました。来年から本格的に小説を作成して参ります(マイペースですが)。其処で、皆さんに御尋ねしたい事が在ります。テラーノベルは、複数作品を同時並行で作成する事は出来るでしょうか?有識者様、コメントで教えていただけると有難いです。宜しく御願いします。其れでは皆様、良きクリスマス、年末年始を御過ごし下さいませ。