翌日また庭園の真ん中に集まった。kz様は 使い魔を撫でて、fu様はとても緊張してrm様に助けを求める視線を送っていた。
俺は用意してあった紅茶を淹れた。
syu(カチャカチャ…(コトッ(置
kz「…ありがと」
fu「ありがと…ございます…」
それぞれに紅茶を淹れ終わると、rm様がとても見てきたので見返した。
syu「…(·_·)」
rm様はやめろというような顔をしてきた。
数分経っても進展はないままだった。
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なぜかfuと仲直りすることになって庭園へ集まった。俺は本当は見たくなかったけれど無理やり目の前に座らされた。
kz「(-ω-´ )」
fu「rm…(·-·`)」
rm「:( ꐦ´꒳`;):」
さっきからずっとrmとsyuの考えていることがすごく聞こえてくる。
rmはさっさと仲直りしろっていう思考で、syuはずっと変なことを考えている。syuよりもrmの方が少しうるさい。fuはずっと思考がグルグルしている。
kz「はぁ~😮💨」(クソデカため息
fu「ッ…」(ビク
kz「rm…心の声うるせーよ…」
rm「おっと…聞こえるんだった」
kz「syuも」
syu「( ’·ω·`)💦」(ペコッ
rm「じゃあ言わなくてもわかるだろ」
kz「…」
fu「(··` )💦」
俺はfuの困っている顔を一目見てからまた目を逸らし俺の過去を話した。
kz「…最初は」
fu「…ぇ?」
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最初は俺が生まれたとき、周りに光を纏っていたんだって。それは、精霊王の加護の証で母上も父上も喜んでくれた。それで、いろいろなことに期待してくれた。
俺はそれが嬉しくてもっと努力して、父上と母上の役にたとうって思った。
魔力の鍛錬、魔導書の勉強、剣術、武術、魔法の研究。できることは全部やった。精霊たちと一緒に魔法を練習して全属性使えるようにもした。
それなのにお前が生まれたから…生まれた時から魔法が使えてるお前が俺の努力を全部踏みにじった。母上も父上も お前に期待し始めた。
お前は、生まれたときから魔法の才能があったから、俺が唯一苦手だった光魔法も当たり前のように使いこなせてて…
だんだんと皆がお前に期待を寄せ始めてって…だから、俺はお前を嫌った。
俺の大切なもの…努力、期待、才能…全部を奪っていったから…
だから、お前の大切なものを全部壊してやろうって…
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fuに今まで隠してきたことを全部打ち明けた。
kz「よくよく考えたら、別に…生まれつきだし皆が勝手に期待し始めただけだから、お前が悪いわけではないなって思って…」
kz「俺の…勝手な思い込みかもって…」
fu「…いや、別に俺の方が悪いと思う」
そう言ってfuも話し始めた。
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俺は、kzみたいに喜ばれたってわけじゃなくて勝手に期待されて、勝手に将来を決められて…
光魔法が使えるからって、いろんな人が言い寄ってきて…いろんなところに連れ回されて…正直もううんざりだったんだ。
俺は、なんにも縛られてないkzが羨まし…言い方悪いかな?えっと…自分の意思がしっかりしてて、なんでもできるkzの方が俺は羨ましかった。
kzと仲良くしたかったけど…関わる機会がなくて…
だから、今までこんなふうに話し合いができなかったのかもね。
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fu「それに、俺は全属性使えるわけじゃないから…全部使えるkzの方がいいよ…」
kz様とfu様は少しだけ沈黙の時間を過ごし、同時に謝り始めた。
kz/fu「fu/kz…ごめん…」
kz「勝手に…恨んで…勝手に…嫌って」
kz「お前の大切なもの…壊して…」
kz「ごめん…」
fu「俺も、kzの気持ち知らずにほいほい近づいちゃって…」
fu「俺が被害者って思い込んじゃって…」
fu「ごめんね」
kz/fu「…」
また沈黙の時間ができたが、rm様の一言で談笑の時間となった。
rm「終わったか〜?」
rm「終わったなら本心打ち明けタイムだぞ 」
kz/fu「…( °-°)ポカーン」
rm「…え?ない?」
rm様がそう言うとkz様とfu様は顔を見合わせて笑った。
kz「ッはは(笑)」
fu「ぁははッ(笑)」
それから御二人ははたくさん話した。今まで話したい思いがたくさんあったのかその会話が止まる気配はなかった。俺はkz様のこんなに嬉しそうに笑う姿が見れて嬉しかった。
fu「kz部屋にいる間ずっとなにしてたの?」
kz「錬金術とか、魔導書読んだり解読してたり」
fu「まじで!?」
fu「あのたくさん積まれてた本全部読んだの!?」
kz「普通じゃね?(笑)」
fu「なんだと!?」
fu「え、錬金術って、人体錬成してたの?」
kz「うん」
fu「結果は?結果は?なに作ったの?✨」
kz「目の前にいるじゃん」
fu/rm「え?」
kz様は俺の方を見た。
syu(ペコッ
fu/rm「え?」
fu様とrm様は俺の方を見て固まった。
その後お二人仲良く驚いた。どうやら人体錬成はとても珍しいようだ。
そんなこんなで夜になり、それぞれ部屋に戻った。kz様が寝る直前、俺にあることを話した。
kz「ねえsyu、俺…学園へ行って魔法をもっと習おうかなって思ってる」
kz「独学で魔法を習得したからさ…わからないこともあるんだ」
精霊の皆様が教えてくれるのでは?
kz「みんなでもわかんないことが今はたくさんあるらしい」
kz「基礎を知って、応用して、さらに出来ることを増やしたいし」
kz「明日母上と父上に言って学園に行く手続きをしようって思ってる」
kz「入学は冬を越したあとだけど…」
kz「…syuは俺のこと応援してくれる?」
syu「…」(スッ(膝付
正直、kz様がこんなことを言い出すとは思いませんでした。でも、俺を作ったのはkz様なので俺はいつまでもkz様についていきます。
そう心から思い、頭を下げた。
kz「syu…ありがとう」
こうして学園へ行くことになった。
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どうも〜ぬっしっしだよ〜
syukz視点2日で全部出し切っちゃってすまんな、通知うるさかったでしょ
(今日5個くらい出してるの…)
書きたい要素が多くてめっちゃ早く出しちゃった😅
これでこの物語はおしまいです。
続きは別の作品で…
じゃ、グッバイ!!!!
コメント
2件
最高☆うるさくても最高だからだいじょぶ☆(?)
いやいや、全然 逆に通知オンが初めて神の音に聞こえましたよ‼︎