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8件
幸せすぎる!!!次回の為に疲れ貯めとこ
次回の番外編疲れた時に見たら絶対癒されるでしょ!
番外編9 『幼児化執事(見た目めちゃ子供、中身大人)』後編
みんなはお風呂で先に待っててと言われたので
各々支度をする。
『いや〜子供になって良かったっすね〜。合法的に主様の裸が見られるっす。』
『アモン?(^^(圧))』
『ふふ、楽しみだね。主様の照れた顔。』
『ルカス?(^^(圧))』
ガラッ!
『っ、いけません!』
執事の半分が目を閉じる。
『……あれ?』
主様はTシャツに短パンを履いていた。
『ごめんね、お待たせ。』
『え、あの、なんで服…?』
『あの服だと濡れちゃうでしょ?だから濡れてもいい服に着替えてきたの。』
『……。』
(俺達の純真なココロを弄ばれたっす…っ!)
『ほらまずは身体を洗わないと。みんなで洗いっこしてね。』
『はーい。』
( ᐛ🧼⊂)ゴシゴシ( >ω<)ヾ(・ω・^ヾ)ワシャワシャ
『…。』
(可愛い…。)
『主様洗い終わりました!』
『そしたら1階組と2階組先にお風呂入ろうか。』
『はーい!』
バシャン
『広いっすね〜!』
『子どもの姿だから余計にそう感じるね。』
『おい、アモン。』
ブシュッ
『うわ!』
ボスキさんにお湯をかけられる。
『やったっすね〜!』
『俺もやるー!』
(うん。元気があってよろしい。)
『ほらみんな、あと10数えたら3階組と地下組と交代ね。』
『わー!』『きゃー!』
(聞いてねぇなこれ。まぁいっか。可愛いから。)
※主様は執事達の中身が大人なことを忘れています。
『ふぅ。主様に洗って頂けるなんて身に余る光栄です。』
(この子供語彙力多いな。)
『みんなとお風呂なんてたまにはいいかもね!』
『ふふ、そうだね。会話が弾むよ。』
『こういう時は何を話すんですか?』
『うーん…。』
『そしたらしりとりでも……。』
(かっわいい…っ。写真撮りたい。)
※犯罪です。
『いや〜お風呂に入りながら酒飲みたかったな〜。』
(いやお前子供だろ。)
『ハナマルさんそんな呑気ではいられませんよ。早く戻って主様にお仕えしなければいけないのに。』
(真面目だなこの子供。)
『子供になって俺はラッキーですよ!子供の時にできなかったこと沢山できて!』
(あぁもぉー!テディすぐそういうこと言うんだから……。)
私はテディの頭を撫でる。
『…?主様?』
『…今だけ、甘えていいんだからね。』
『……はいっ!』
『羨ましいなぁ。主様俺も撫でて欲しい。』
『……ふん。』
そして夜、私は自室に布団を引いてみんなを寝かせる。
『明日には戻ってるといいね。』
『そうですね…。おやすみなさい。主様。』
『うん、おやすみ。』
私は真ん中に寝て左と右に執事たちが寝る。
(今日1日大変だったけど…たまには悪くないかもね。)
翌朝――。
『ん…もう、朝…?』
ムギュッ
『?』
(何か硬いものが……。)
『すぅ。すぅ……。』
『っ!?』
ハウレスが隣で寝ていて胸筋にかおがふれていた。
『なっ!も、元に戻って…って。』
良く見たら執事たちみんな元に戻っていた。
『この状況……幸せでしかないんだけどっ!!』
私は二度寝してハウレスに抱き着いた。
数時間後――
『…おい。てめぇハウレス。なんでお前だけ主様に抱き着かれてんだよ。』
『というかなんで主様の部屋に?』
※子供になった時の記憶は覚えてない。
『俺だって分からない、朝起きたらこんなことに……!』
『ハウ、レス……まだ…ダメ……』
(💢°᷄ ὢ°᷅)و
『おい、ハウレス、表出ろ。』
『ハウレス君。この後マナー指導ですからね。』
『えぇ!?待ってください!主様!早く起きて下さい!主様ァ!!』
この後ハウレスはボスキおよび他の執事たちと模擬戦することになり、ベリアンからのマナー指導を5時間受けることに――なることはなく。主様の弁解で事なきを得た。
めでたしめでたし
次回
番外編10 『疲れてる主様にかける言葉』