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前回の続き




寝た後気づけば外は真っ暗になっていた

アイリス)やっばぁ…爆睡してたわ……

くぁーっと欠伸をして魔法で出した服をパッと消す

アイリス)あ”〜…やべぇ、飯やんなきゃ…

短い髪を軽く整えてから私は自分のキッチンに入った

アイリス)はぁ〜…体ダル…

コップに水を入れ水を全て飲み干したあとご飯を作ろうかとしたら扉をノックされ内心「んだよ畜生…」と思いながら扉を開けると何故かカルドがいた

アイリス)…何してんの…

カルド)お裾分けです!

アイリス)帰れ(ド直球)

カルド)婚約者の扱い酷くありません?それに、寝起きですよね寝癖まだ着いてますよ

カルドに髪を触られ不貞腐れた顔をすると「とっても可愛い顔笑」と笑われた

アイリス)…ウザイからやっぱ帰れ、お前の飯を食うよりも自分の飯を食った方がまじだはよ帰れ

カルド)酷くありません?

アイリス)酷くねぇからはよ帰れ、お前に構うほど暇じゃねぇ

カルドはしょぼんとした顔のまま













部屋の中に突撃してきた

アイリス)ちょ、入ってくんなバカ!

カルド)いいじゃないですか!まだ1回も話してないし会ってないし部屋にも入ってないんですから!

アイリス)お前らの立場はあやふやだなぁ!?

カルド)いいじゃないですか!

アイリス)だぁぁぁあー!!もう!わぁったよ!

渋々部屋に入れお茶を出すとかルドはものすごく嬉しそうな顔をした

アイリス)満足?

カルド)非常に!

クッソこいつ正直かよ

アイリス)なら良かった、それよりお前が作ったおかずを早く出せ、食うぞ

カルド)はい!

カルドにおかずを出してもらい軽くフライパンで暖めてから私はお皿に移して机に持っていった













何故ここまで私はめんどくさい人たちと付き合っているのか…それはほんの少し前の話

婚約者として親しくなる前…

私は学校内でずっと前から働いていた…そんな時に私はアイツらとあった

初めは学校内に不審者が侵入してきた時、学校内はパニックでまともな判断がされていない時、私が駆り出され渋々不審者の所に行くとボロボロにされていたアイツらがいた

アイリス)ったく…弱ぇのに前出んな、巻き添え食らうぞ

オーター)あ、危ないから!すぐに下がって_

アイリス)私が相手の強さ関係なしに前に出るバカだと思うか

魔導書を床に置き風向きのままページが開かれあるところでピタッと止まった

アイリス)私の部下兼生徒に手ぇ出すんだったら…死ぬ覚悟できてるよな? 「セコンズ・トゥーチャーポール(高位重力魔法)」

侵入者)!?うわぁっ!

アイリス)おらおら!どーしたよ、お前らの目的はどーせアタシだろ笑アタシをとっ捕まえんならもっと剛腕なやつ連れてこいよ笑

数分後には侵入者は気絶していた

アイリス)チッ雑魚が、私を縛り上げる気があるならもうちっと強くなれよ

魔導書を拾い上げ「オメェら平気か?」と声をかけると「まぁ、何とか…平気です」とオーターが起き上がろうとしたら足元がふらついて地面に倒れ込んだ

アイリス)はぁ〜…オーター、お前私の部下ならもうちっとマシになれ、オーターもそうだがライオもマシな強さになれ、私は傷だらけの部下共を叱るほどクズじゃねぇ「ハイキュア(高位治療魔法)」

傷だらけでボロボロの神覚者共に治療をしてから「お前らはもっと魔法を学べ!」と吐き捨ててから私は自分の部屋に向かった…と、言うのが私とアイツらの初対面だった

そしてそれから私の周りをウロウロとうろつく野郎共がいた












まぁそこからだ、色々おかしくなり気づけば婚約者になっていた

私の事を詳しく知らず…それでも私を守ろうと一生懸命になっている野郎共を渋々守るのは私…守ろうとしてるのにその守ろうとしている対象に守られる何て…面白くて見たいよね

アイリス)なっつかしいなぁ笑

カルド)??

アイリス)いや?今のお前らは会ったばかりより少しは強くなったなぁと

カルド)そうですか?

アイリス)ほんと、でもまだまだ弱っちいよ、すごい雑魚、私に勝てなくとも私を襲う奴に勝てるようにしてよ、雑魚中の雑魚、そんな雑魚に負けるようなあんたらは更に雑魚

カルド)そ、そんなに弱くありません!これでも神覚者です!凄い強いんです!だから、捨てないでください…

アイリス)は?す、捨てるって…なんでそんな話になんの

カルドは対面に座っている私の手を握ってしょぼんとした

カルド)だって…貴方を守るって決めたのに…弱くて……守れないなんて…

アイリス)…はぁ〜…あんなぁ、弱いなら鍛えればいいだろ、無理に私を守ろうとしたって何にもねぇだろ…確かにほぼ毎日のレベルで襲ってくる奴等いるけど私ひとりで対処できるし

ご飯をパパっと食べたあと食器を洗う

アイリス)私はそういう人だから

カルド)…なら、頼られる人に慣れるよう強さだけじゃなく生活面とか、もっともっとがんばります!

カルドは真正面から抱き締めてきた

アイリス)うわわっ、や、やめろ!落とすだろ!

カルド)もっとズブズブに惚れさせてやります!いいえ…本当に…ちゃんと惚れさせます!絶対に!1人にならずに絶対そばにいます!

カルドは私の手を拭いて手を絡めてきた

カルド)アイリスさんの薬指にはめる指輪は自分が渡した指輪だけです、誰の指輪もはめさせません、自分だけです

カルドは私の薬指をスリスリと撫で上目遣いで見つめてきた

アイリス)…指輪……か、はめる予定は無いな笑もう何百年と…何千年と1人だったからな、これから先も一人でいるつもりだ、お前達のこともいつかは振るつもりだったからな

手を振り払って食器類を全て洗う

カルドは少ししょぼんとしたが「たとえ一人っきりだったとしても…自分は絶対に離れません…禁術を使ってでもずっとそばに居ます!」と言って私を抱えて来た

カルド)いいですか!男は1回本気にになるとその人が振り向くまで絶対に諦めないんです、貴方に見放されても貴方より先に死にそうになっても…絶対にそばに居ます!

アイリス)そ、そういったってな…私はそういう人なんだ、言っちまえば死ねない人なんだ、お前らが先に死んでも私はそのあとを追えない、だから……諦めてくれ

カルドから離れ寝室に向かう












カルドサイド)

…なぜあなたは気付いてくれないのですか……なぜ、一人で孤独の道を選ぶのですか、死ねない…ただそれだけでなんで1人になろうとするんですか…

カルド)…絶対、貴方を幸せにする道を選びます…あなたのそばにまずならなければ…

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