こんにちは
早速どうぞ
⚠
日帝受けです
大丈夫な方はどうぞ
ガシャン!!
鎌がイタ王の後ろに来る
イタ王「ッ…」
バッ
避けてナチスの隣に行く
ナチス「…大丈夫か?イタ王」
イタ王「なんとかね…だけど」
(流石、化け物…。もう数時間くらい
戦っているのに、息切れもしてない…)
ソ連(死神)「…終わりだ」
待て!!
ソ連(死神)「!」
日帝「はぁッ…はぁ…」
走ってきたのだろう
息切れをしながら、日帝が此方に
来る
イタ王「日帝!!」
ギュ
イタ王は走り日帝にハグをする
イタ王「良かったッ…」
日帝「イタ王…」
ナチス「…」
ナチスは二人を守るように前へ出る
ソ連(死神)「…日帝」
ソ連(死神)「ナチスの野郎の所に
行っていたと思ったが…」
日帝「…」
ソ連(死神)「…はぁ」
ソ連(死神)「まぁ、良い…」
ドン!!
ナチス(死神)「…」
イタ王(死神)「…」
二人の死神が瞬間移動で此方に来る
ナチス(死神)は、かなり様子が焦っている
様にも見える
イタ王(死神)は、気まずそうに此方を
見る
ソ連(死神)「…あれだけ、欲していた
人物を逃すなんて…お前も落ちぶれたな」
ナチス(死神)「黙れ…」(睨)
ナチス「…日帝」
日帝「!」
ナチス「私の後ろに隠れろ」
日帝「は、はい!」
イタ王「…」
イタ王とナチスは日帝を後ろに隠し
圧を死神に掛ける
ソ連(死神)「…あっちの世界のナチスも
お前とそっくりだな…」
ナチス(死神)「…」
イタ王(死神)「…」
ナチス(死神)「…おい」
沈黙を破ったのはナチス(死神)
ナチス(死神)「日帝を此方に渡せ」
ナチス「でないと、貴様等を殺して
奪う」
ナチス「…断る」
イタ王「…」(睨)
ナチス「日帝は貴様の物じゃない…」(低音)
ナチス(死神)「チッ…」(舌打ち)
ナチス(死神)「大人しく、渡せば良い物を…」
イタ王(死神)「…力ずくで奪う?」
ナチス(死神)「嗚呼…」
鎌を抱え攻撃を仕掛けようと
したその時
駄目!!
日帝「!!」
ナチス「は?…」
イタ王「え?…」
お婆さん!?
お婆さん「はぁッ…イタ王…!」
イタ王(死神)「ば、婆さん…?」
お婆さん「…」
ナチス(死神)「ッ…」
ソ連(死神)「は?誰だ…こいつ…」
イタ王(死神)「何で…」
唖然としていると
お婆さん「…イタ王…」
お婆さん「…辞めよ?人を襲っても
何も良いこと無いよ?…」
イタ王(死神)「…ナチ」
“もう辞めよう”と言う目でナチスを見る
ナチス(死神)「だ、だか、!!」
ソ連(死神)「…」
お婆さん「…私が、貴方達のお父さんと
お母さんを会わすから…」
ソ連(死神)「!!」
ソ連(死神)「ナチス…辞めようぜ?」
ナチス(死神)「ソ連まで…」
ナチス(死神)「…」チラッ
日帝「?…」
ナチス(死神)「…」
日帝を一瞬見た後何か考え込むような
姿勢を見せる
ナチス(死神)「…分かった」
お婆さん「!」
ナチス「…一旦、武器を置くぞ」
ナチス(死神)「…嗚呼」
武器を両者とも下に置く
ナチス「…」
イタ王「何で、此処に
イタリー達が居ると知ったの…?」
お婆さんにそう問うと
お婆さん「…戦巫女の気配察知能力で
此処に来たんじゃ…」
イタ王「凄…」
お婆さん「それと、お主等の帰る方法が
分かった!」
ナチス「!本当ですか!?」
お婆さん「嗚呼!今、帰らせる!」
お婆さん「…君達、死神も居るべき場所に
返すから…」ニコ
ソ連(死神)「!」
イタ王(死神)「…」
ナチス(死神)「…」
お婆さん「さ、じゃあそろそろ
帰ろうか!」
イタ王「やったー!なんね!」ニコ
ナチス「…」
日帝「…」チラッ
ナチス(死神)「…」
日帝「…」スタスタ
ナチス「!日帝…?」
ナチス(死神)の目の前に立ち止まり
ナチス(死神)「?…」
日帝「…またね」
ナチ君
ナチス(死神)「!!」
ナチス「!?」
イタ王「ゑ!?ナ、ナチ君って…」
(日帝ちゃんが初めてナチと出会った時の
呼び方…)
ナチス(死神)「…嗚呼」
日帝「…」スタスタ
ナチス「お、おい。日帝…」
ナチス「な、ナチ君って…」
(俺も最近、言われた事が無いんだが…?)
日帝「どうかされましたか?先輩」
ナチス「いや…何でも無い…」
日帝「?」
お婆さん「はいはい」
お婆さん「それじゃあ、この石を持って」
日帝「石…?」
お婆さん「その石を握って
目をつむると帰れるから!」
ナチス「…これ、何の石ですか…?」
お婆さん「ん?迷い人を帰す石さ!」
イタ王「…」
(そのまんま…)
お婆さん「はい。どうぞ」ニコ
3人に石を配る
ナチス「あ、有り難う御座います…」
ギュ
石を握り目を瞑る
日帝「…」
イタ王「…」
ナチス(死神)「…」スタスタ
ソ連(死神)「!良いのか?最後まで見なくて」
ナチス(死神)「見なくても結果は
分かりきっている」
ソ連(死神)「…そうか」
ーイタ王の家ー
ナチス「!?」
イタ王「ぅあ!?」
日帝「わっ!?」
ドン!
イタ王「痛てて…って!?」
ナチス「…」(お姫様抱っこしている)
日帝「…あ」(お姫様抱っこをされている)
日帝「有り難う御座います…先輩」
ナチス「いや、日帝が無事で良かった」
イタ王「えぇ…」
ナチス「なんだ?イタ王」ニコ
イタ王「何でも無いんね!」
日帝「?…」
ナチス「取り敢えず…戻ってこれたな…」
イタ王「久し振りの我が家なんね!」
ナチス「…そうだな」
ナチス「!」(日帝を降ろす)
ナチス「石が…」
イタ王「あっ…」
見ると石が消えているのが分かる
ナチス「…何だったんだろうな…」
イタ王「長い夢を見てた気分だね…」
日帝「そうですね…」
ナチス「…帰るか」
日帝「分かりました」
イタ王「もっとゆっくりしても良いんだよ?」
ナチス「日帝に聞きたい事があるんだ」
日帝「?」
ナチス「私が居ない間、あの死神共と
何をしてたのか…どうされたのか…」
ナチス「聞きたい事が山ほどある」ニコ
イタ王「あ…」
(これは、かなり怒ってるんね…)
イタ王「じゃ、またね!ナチ、日帝ちゃん!」
日帝「えぇ!?おい!イタ王!」
ナチス「じゃあ、帰るぞ日帝」
日帝「先輩、待って下さい!誤解です!」
バタン
日帝の手を引っ張りそのまま
帰る
イタ王「…」
(ふぅ…それにしても…)
イタ王「あの、死神達はどうなったんだろう…」
読んで下さり有り難う御座います
それでは、さようなら
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