テラーノベル
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LUVA SYNDROME
プロローグ
この世界には不可解な現象が起こることがある。
それを世界はアストラルと呼んだ。
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ん?俺が誰かって…?
俺は桐生 龍斗。好きに呼んでもらっていいぜ。
俺についてもっと知りたかったらもっとこの先を読むことだな。
って、余談はここまでにして、本題に入ろうか。
貴方には大切な仲間がいますか。
命に変えてでも守りたいものがありますか。
帰りたい場所がありますか。
これは何処かに傷を負った少年たちの”自分の居場所’を守る物語だ。
桜がひらひらと舞う道を抜ける。空はどこまでも青く澄んでいる。
今日、四月四日は俺の新しい生活、新しい世界が始まる日だ。
あ、そうだ。あれあれ、あれ言ってみたかったんだよな。
俺の名前は桐生龍斗。この学園、蓮華学園に今から通う男だぜ。
どうして俺がこの学園にしたかって?それはな、
十四ヶ月前、俺がバスケをしに行ってる時に家を燃やされてな…
その後のことはあんま言葉にできねーな。
ちなみにこの漆黒の左目は生まれつきで少しずつ染まっていったんだぜ。
最近まではばぁば達の家住んでたんだけど近所の奴らにこの目のせいで散々言われて
迷惑かけてるなーと思ってたら偶然ここのチラシ見つけたんだ。
って一人で何言ってんだ俺……
校舎に入ると靴箱の奥にクラス分けの紙が二枚貼ってある。
桐生桐生桐生桐生……
「あった!」
二組か、
ちょうどその横に貼ってあった地図でこ自分のクラスの教室を確認する。
汚れの少ない新しそうな廊下を歩く。
教室のドアに手をかけてみた。
これからこのクラスで……
思いっきってがらっとドアを開ける。
「「「…」」」
教室にいた人たちが一斉に俺を見る。
やばい気まずい!!!!!
冷や汗をダラダラかきながら扉を閉める。
やっっっっっっべぇ。どうしよう。
なんでみんな俺んこと見てんだ。なに?俺がイケメンすぎて見惚れてんのか?
嫌だ!!俺陰キャデビューだけは嫌だって!!
きまじいいいいいいいいいいいいいいい…どうしよう………!
「なあなあなあなあなあ!!!」
「なになになに」
「なあ!」
「なに」
「なあ!」
「なに」
「なあ!」
「だからなんだよ!!」
いきなり話しかけられて困惑してる俺をよそにそいつは俺に言った。
「名前教えな!!!!」
……いや、お前が先に名乗れや。
「俺は桐生龍斗…。おまえは?」
「いいぜ!!!俺の名は、犬飴睦己!!!好きに呼べよ!」
そう言い睦己はニッと八重歯を見せて笑った。
俺は少し考えたけど無難に名前で呼ぶことにした。
「じゃあ、睦己」
「むつって呼んで!!」
「ほんまになんなんお前」
「龍斗の親友になる予定の男」
「まじでなに」
「さあ?あ!お前の席まで案内してやるよ!」
そう言って俺の返答も聞かずに
黒板に貼ってある座席表を見た。
「龍斗!お前の席はここだ!龍斗!」
そう言いながら俺の席へ歩いて行き、そのまま座ったむつ。
…どこから突っ込めばいいんだよ‼︎
「うん。ありがとう。でもそこ俺ん席。どいて」
「いいよ」
こいつ何考えてっかわかんね〜‼︎
こうして俺の波乱万丈な青春は幕を開けた。
コメント
10件
すげえ……‼︎ おもろ続き楽しみ うちも早く作らなければっ
おー!
うわあ、これはすごく雰囲気のあるプロローグでしたね🌙 桐生くんの一人語りがもう「ザ・新生活!」って感じで、気まずくてドアを閉めちゃうとことかクスッてなりました。陰キャデビュー嫌だって叫んでるの、分かりすぎる…(笑) 睦己のいきなりの「名前教えな!!!!」からの「むつって呼んで!!」のノリの良さ、なんだか既視感あるなあ…まるで蹴鞠してるどこかの毒舌キャラみたい(#^ω^) 「龍斗の親友になる予定の男」って断言するの、好き。 それにしても、家を燃やされたとか、目が少しずつ染まったとか…この軽いノリの裏に隠してるもの、もっと知りたくなりました。これからの波乱万丈、楽しみにしてます…!!