季節外れの豪雪の中、産まれたのが兄さんと俺だった。二人とも容姿が似ていて、親でも見分けられない程だった。だが、比べられ、罵られ、二人の仲は「異常」と言う程悪かった。その為に、二人との違いを見せる為、兄さんは自分の顔を切った。
青「なにしてるの…?」
兄「見てわかんねぇのかよッ!」
「まぁ、そ‐だよな!ッ!」
「″優等生″さんには分からへんやろ!」
兄の傷には一生治らない跡が残り、そのせいか、虐められるようになっていった。兄には虐めを、俺には「完璧」という圧に耐えきれなくなっていた。
青「優等生も、劣等生もッ、!」
「もう疲れたんだよッ!!!」
自分の間違えた道が悪かったのか、生まれてきたのが駄目だったのか、不正解しかでなくなっていた。
産まれた瞬間から掛けられた天秤はどちらにも傾くことはなかった。
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短くてごめんよ😭
投稿頻度下がりつつある…。
ばいび!
コメント
4件
えぇ…!?めちゃ気になるぅ… 「天秤」っていう題名からセンスあるわ 青くんもお兄さんも両方辛い思いしてる のが尊いですね🫶🏻((( 次回が楽しみすぎるよ~!!