テラーノベル
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最初に会ったのは薄暗い部屋の端っこ
他の場所より一段と暗いはずなのに何処よりも美しく輝いていたのを、覚えているよ。
「…なぁ、一緒に飲まないか?」
「きっと…、1人よりも楽しくなるさ、」
そう言うと、君は驚いた顔をしていたよね、
目をぱちぱちさせて、瞳を泳がせて、
でも…こくん、っと頷いてくれた時、
すごく…嬉しかったなぁ、、
初めてあったのに…なんでだろうな、
飲み進めていたら、気付いたんだ、
君も土地神だってこと。
手に模様がはいっていたのを見てさ、
嗚呼、君も同じなんだ…って思ったんだよ
みんなに「 」として扱われて、距離を置かれて、でも…頼りにしてる、とか言われながら仕事はどんどん入ってきて。
そんな嫌な思い出を思い出しながら、
勇気をだして聞いたんだ、
「お前も…、土地神なんだな、」
『…ぇあ、ッ、゛』
『……………ん、?「お前も」…?』
『…貴方も、、土地神なの、?』
「嗚呼、」
少し怯えていたの、可愛かったなぁ。
今じゃ考えつかない顔してた。
…この思い出を覚えているのは俺だけ、
なんだろうな…
忘れて欲しくなかったなぁ…。
でも、俺が異常なだけなんだよね
普通は、前回の記憶も前々回の記憶も全部消されるはずなのに、消 えてないんだから 。
時が進まなかったら…、なんて、、
思ったりしてさ。
でも…、覚えてなくてよかった。
矛盾してるよね。
覚えて欲しかったけど、覚えないことを嬉しく思ってる。
…本当に良かった、
だって…、だって、___
君の脇腹に一生消えない傷をつけたのは俺だから。
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