コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
主)僕らの世界は…第2話です!
※投稿する日はバラバラです。遅くて1週間以内に投稿します。
「僕らの世界は」第2話________
次の日
僕のクラスに転校生が来るんだってさ。
その子もどうせ僕をいじめると分かっていたからあまり期待はしていなかった。
むしろ地獄がくると思って構えていたところだ。
先生が
「入っていいぞー」
と言うと転校生がゆっくりと入ってくる
髪が長いし身長が高いな、
僕はどこかで見たような感じがした。
「こんにちは!私の名前は神崎みことです!趣味は…天体観測をすることです。」
周りと比べるとずいぶん明るい子で僕みたいにいじめに巻き込まれてほしくないなと思った。
「えーっと席は…鈴木の隣な」
先生が言った。
「君は鈴木かおるくん?」
いきなり話しかけてきたから僕はびっくりして教科書を落としてしまった。
「私だよ!私!よくマンションの屋上で一緒に月見てたじゃん! 」
あ、僕が会いたかった人だ。
みことさんは昔同じマンションに住んでいて、よく屋上で、月をみてたなぁ。
1年半くらいで引っ越してしまったけど。
「久しぶりなのに顔を覚えてるなんてすごいね」
かおるが言った。
みことが、
「当ったり前じゃーん笑、私記憶力だけはいいんだもん!」
って言った
僕はみことさんがとなりの席にいたらいじめに巻き込まれてしまう。
と思い、みことさんを心配していた。
「かおるくんの家はどこらへん?まだ道が分からなくてさ、いっしょにかえろうよ!」
みことは楽しそうに言った。
「うん!」
僕はこの時だけいじめとかけ離れた世界にいるみたいで嬉しかった。
___________________
終わり!次回もお楽しみに♪