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今回は、rtkyです!!!!久しぶりですね!!!書くの!!!(流血表現ございます。苦手な方は閲覧注意です。)それではスタート!!!!!
「お隣失礼します。」
話しかけられた為横を向くと、憧れの人がいた。ずっと動画で見てきたあの人。鼻にかかる実況が大好きなあの人だ。
「ぇ…、?」
思わず口から溢れる声。憧れのレトルトさんが隣に居た。そうして、俺は何故か『どうぞ。』と言う前に別の言葉が出ていた。
「あの…、っ…、ゲーム実況者のレトルトさんですか、?」
「え、?」
レトルトさんらしき人は困惑している。らしき人じゃない。ファンの俺が間違える訳がない。この人は確実にレトルトさんだ。鼻にかかるあの声。この綺麗な髪。俺はレトルトさん以外考えられなかった。
「そうです。俺はレトルトです。もしかして俺のこと知ってくれてるんですか?嬉しいです。」
レトルトさんは驚いた顔を見せてから優しげな顔になって返してくれた。
「俺…、レトルトさんのファンなんです…、!病室では、レトルトさんの実況ばっか見てて…、レトルトさんが動画投稿しなくなったのはそういうことだったんですね…、、。」
レトルトさんは病院にいる。俺の大好きな人。憧れの人。そんな人が入院していると考えると悲しみが大きい。俺は体が弱く、昔から入院していた。俺は死ぬかもしれない病気を患っていた。そんな時に、大好きな憧れの人に会えるなんて。
「死ぬ前にレトルトさんに会えてよかった。」
俺は思わずそう呟いた。それをレトルトさんがどう読み取ったのかは俺には分からない。でも聞こえていないと思う。そう思いたかった。すると、レトルトさんが俺に尋ねてきた。
「…、、死ぬ前…、?死ぬまでにとかやなくて…、?」
「…、俺…体が弱くて…、昔から薬を沢山飲んでいたんです。」
「…、そう…ですか……、。………、、じゃあお互い様ってことですかね。俺も病気抱えとるから。」
レトルトさんは自身の胸をとんと叩いた。俺を慰めてくれようと自分の気持ちを押し殺して言ってくれたのだろう。励ましてくれたが、俺の目からは涙が溜まっていた。零れ落ち、頬に伝ってゆく。
「分かっとるやろ、?ファンの君なら。俺は結構しぶといって。」
「 でも…、っ…、俺が知ってるのは、ゲーム実況者としてのレトルトさんだけで…、俺…、レトルトさんのこと…、何も知らない…、です……、。 」
「キヨさんでしたっけ、?凄すぎやん…、。会って数分で俺のこと見抜けちゃうなんて。流石ファンですね。 」
にこっと笑っていたが、悲しかったのか、嬉しかったのかは読み取れなかった。すると、屋上の空に光る星がきらきらと輝いていた。いつの間にか、俺もレトルトさんも空を見上げていた。
「オフでの俺を知ったことで何にもなんないですよ。だって俺はもう……………、、」
そう言ったところでレトルトさんは言葉を言うのをやめていた。
「カニが好きで、いつもマスクを着けている。こんな感じでいいですか、?」
俺は我慢できなくなり、今まで思ってきたことをレトルトさん本人にぶち撒けた。
「俺…、貴方のことが 好きでした。実況が…、でも…、どんどんファンになって…、トークも面白くて…、格好良くて…、声も好きで…、重いかもですが、俺…、レトルトさんに惹かれてたんです。レトルトさんの実況があったから…っ…、だから、いくら薬が多くなっても頑張れた。レトルトさん…、っ…、 貴方が生きがいだった んです。」
俺は過去形で言った。レトルトさんに俺の事、一つのファンの事だけで深く悩んでほしくなかったからだ。俺はレトルトさんが悲しかったのか嬉しかったのかどう言う感情だったのか読み取れなかった。
「そういうとこ…、ずるいですね。キヨさんは。」
レトルトさんは微笑みながら言った。
「俺は…、キヨさんに好きでいて貰えるような人間じゃないですよ。好きなんて言われたら…、期待しちゃうやん…、、。」
「いいじゃないですか。あの…、俺…、一個我儘言っていいですか、?」
「我儘、?…、ええよ。俺に叶えられることならやったる。」
「ずっと笑顔で自分のことを最優先にして生きて下さいね。 それが俺のファンとしての願いです。」
「それ…、我儘やなくて願いやん…、笑……、、まぁ頑張ってみます。」
「じゃあ。」
その後、俺がいる病室の隣のベッドに新しい人が来た。その人はキヨさんだった。
「ぇ…、!キヨさんですか!?」
「レトルトさん!?一緒の病室…、すっごく嬉しいです!」
それからキヨさんと話していく内にキヨさんとは仲良くなった。ゲームやお互い相棒の様な関係になっていたある日。俺はキヨくんといつもの様に、屋上で話していた。
「レトさん!俺、最近薬増えてさ…。でも、レトさんがいるおかげで頑張れてる。ありがとな。」
「何かあったら相談してな。いつでも乗るから。」
「俺、そろそろ戻ろうかな。」
「俺は、ちょっと星見とるわ。先戻っててくれる?」
その後、屋上のドアが閉まった後、ドアにぶつかる様な音が聞こえた。キヨくんに何か起こっているかもしれない。俺は病気など構わず、ドアに向かって全力で走った。
「…っ…、、!?」
俺は脚がもつれても、構わず走った。病のせいで身体が言うことを聞かない。
「うぅ…、ぅっ…、く…、ぅ…、ぁ…っ…、!?ふ…、ぅ…、ぅっ…、、」
ドアを開けるとキヨくんは居た。胸を押さえてうずくまっている。その症状は俺の病状と同じものだった。大切なこの人を助けたい。その一心だった。
「キヨくん!?」
俺はキヨくんをおんぶした。体格差はある。だが、自分より命を優先するべきだ。俺は非常階段を下った。薄暗くほぼ、前は見えない。俺は大切な人を失うという危機が迫っていた。
「ごめんなぁ…、キヨくん…、、。俺…、キヨくんとの約束破っちゃった…、。」
俺は連絡するためにスマホを取り出した。
『キヨくんとの約束破っちゃった。 』
レトさんはそう呟いていた。だが、レトさんの腕は白く、細く、病弱だと丸わかりな腕だった。俺の目から涙が零れ落ちる。レトさんはスマホで事情を説明すると、電話を切った。
「来てくれるって。もう大丈夫やよ。 」
「ここまで…、ほんとごめ………、、、」
すると、俺の視界が斜めった。背中が打ち付けられ、身体からは血が出ている。そこで俺の意識は途切れた。
俺はキヨくんを非常階段の床に座らせた。するとキヨくんが俺の肩に頭を乗せてきた。こうすればいつ発作がきても分かる。そう思っていた。だが、別の思いたくなかったことが起きた。キヨくんと話していたが、キヨくんの声が聞こえない。疲れて寝てしまったのだろう。肩にキヨくんの重みを感じる。すると、一瞬で肩の重みがスッと消え、そのかわりに何かが落ちたような音がした。薄暗くほぼ何も見えない。目を細め、頑張って今の状況を確認した。すると、赤い何かが暗闇の中から俺の視界に映った。
「は…、、、」
落ちた音、地面に垂れている赤い液体。血だ。キヨくんの。
「キヨくん!?聞こえる!?」
俺は必死で呼びかけた。反応はない。涙が零れ落ちる。
「本当の気持ち…、伝えないまま終わるのなんて…、、嫌なんよ…、、俺…、っ…、目ぇ覚ましてよ…、ぉっ…、、キヨくん…、っ…、、、」
俺は思っていたことをぶち撒けた。我慢していたこと。ゲーム実況者の俺とそのファン。だからこそ、自分の本当の気持ちが伝えていないままでいた。しかも、ずっと待っても来ない。向かっているのだろう。自分の脚はもう、耐えられない。立ち上がろうとすると、胸が痛む。病のせい。これほど、自分の情けなさを実感したことはない。すると、やっと来た。
「大丈夫ですか!?」
大丈夫な訳がない。大切な人が死ぬかもしれないのに。目の前で。俺は何もできていない。
「キヨ…、くんをお願いします…、っ…、。早くっ…、!!血が…、ぁっ…、出てるんです…、、!!!」
涙で顔がぐちゃぐちゃになる。キヨくんが死ぬかもしれないと必死で言葉が途切れ途切れになっていることは自分でも気づいていた。
「分かりました!!すぐ向かいます!!!」
「ごめんなぁ…、キヨくん…、、何度も約束破って………、、笑ってるって約束してたのに…、、、。」
それから月日が流れていった。キヨくんは目を覚まさない。涙が零れ落ちる。俺は目を覚まさないと分かっていても、話しかけ続けた。
「キヨくん。俺、キヨくんのこと好きやよ?ファンだから、嬉しいから好きとかじゃなくて…、、俺より、早く死なんでよ…、ばーか。年下なんやから…っ…、、、」
俺は、知らない内にキヨくんに好意を抱いていた。大好きだ。キヨくんのことが。俺はキヨくんが目を覚ますと信じていた。ずっと。その後、キヨくんは奇跡的に目を覚ました。
「キヨくん…、っ…、?」
「れと…、さん…、、?」
俺はキヨくんの白い手を握っていた。俺の目には涙が溜まっていた。
「俺…、ずっと伝えられなかったことがあるんよ…、、っ…、自分にずっと嘘ついてた…、、」
「なに…、っ…、?」
「俺…、ずっとキヨくんのことが好きやった。昔も…、今も…、これからも…、、っ…、、。好き…、大好き…、っ…、、!!」
「…、!!俺も…、、、」
「俺と…、付き合って下さい。キヨくん。」
「…、もちろん。」
病室の窓から夕暮れのオレンジ色の光が差し込んでいた。それは二人の色を混ぜ合わせた様な、深く、美しい綺麗な色だった。
どうでした!?これ、絶対に好きな方居ますよね!?私こういう感動系も好きです…、!!!!深夜とかに書きつつって感じだったので誤字あるかもです!!!変なとこあったらごめんなさい!!!教えていただけたら嬉しいです!!!
コメント
2件
遅れちったすまねーーーー!!!!😭🙏 バッドエンドなるか、?って思ったら思いっきしハッピーエンド、!!!感動系だ、!!!幸せになれ、😢💕