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翌日
イリーナ先生は苛つき乍らタブレット端末を弄っていた
するとカルマ君がちょっかいを出す
カルマ「あはぁ必死だねビッチねえさん
“あんな事”されちゃプライドズタズタだろうね〜」
続いて磯貝君が声を上げる
磯貝「先生」
イリーナ「…何よ」
磯貝「授業してくれないなら殺せんせーと交代してくれませんか?
一応俺等今年受験なんで…」
するとイリーナ先生はタブレット端末を置き立ち上がる
イリーナ「はん!あの凶悪生物に教わりたいの?
地球の危機と受験を比べるなんて…ガキは平和でいいわね〜
それに聞けばあんた達E組って…この学校の落ちこぼれだそうじゃない
勉強なんて今さらしても意味無いでしょ」
私は其の言葉にとんでもない怒りを覚えた
イリーナ「そうだ!!じゃあこうしましょ
私が暗殺に成功したら百五万円分けてあげる!!」
そういう問題じゃ無いのよ
分からないの?
イリーナ「あんたたちがこれから一生目にする事ない大金よ!!
無駄な勉強するよりずっと有益でしょ
だから黙って私に従い…」
??「御免なさい…!!」
怯える声が,椅子が倒れる教室に響く
従う,という言葉はあの子のトラウマだ
その子の方を見ると顔を真っ青にさせて椅子から倒れて震えていた
私は立ち上がりその子の元へ向かう
『大丈夫よ…藤村』
藤村「あ,あ,哀さ…」ガタガタガタ
藤村は恐怖の余り気絶してしまった
『…………立原君』
立原「え?」
『藤村を運んでくれないかしら
私じゃ運ばなくって…』
立原「…?わ,分かりました(何で俺?)」
立原君は藤村を抱き上げて保健室に向かった
『さて…どうしてあげっかな〜』
口調が昔のものに戻る
イリーナ「なっ…なによその態度!!
殺すわよ!?」
『殺すのはこっちの台詞やわぁ
私は大事な子の心を傷付けられたんや
どお落とし前つけてくれんや,お”お”?!』
12年前の口調に完全に戻る
『君達も云われっぱなしで悔しないん?』
私がそう云えば皆は消しゴムなどをイリーナ先生に向かって投げる
茅野ちゃん?貴方だけなんか違うわよ
烏間先生は眉間を抑えていた
条野君は矢っ張りこうなったか,という顔をした