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結局
私はその日、ドアを開けずに
一晩を過ごした。
目覚めたらもう朝の5時
夜明けもまだで、部屋の外も静か
リビングでは夜遅くまで
人の声が聞こえていたけれど、
日付が変わった頃には静かになって
私もいつの間にか
寝ちゃってたみたいで、、
昼寝もしてたから、
早く目が覚めた
○○『はぁ、、、』
共学に通えば、それなりに
男子との接触は避けられないのは
分かっていたけど、
これはあまりにも、、、
グーーーっとお腹がなった
そうだ。
結局夕飯も食べてないし、
お風呂にだって入ってない
ドアを開けて、忍び足で
リビングへ向かった
ソファーで誰かが寝ていたら
どうしようかと思ったけど、
3人ともちゃんと部屋に
入っていたみたいでホッとする
しっかり脱衣所に鍵をかけて、
シャワーを浴びた
無事にシャワーを終えて、
それから制服に袖を通す
黒のワイシャツに
ホワイトのブレザー
黒のスカート
海外の有名なデザイナーが
デザインした制服で、
とっても可愛く
昨日この制服に袖を通したときは、
ウキウキしてたのに…
○○『はぁ、、、』
今日はため息しか出ないよ…
グーーー、、、、。
またお腹がなった
さすがにこの時間はまだ食堂は
開いてないだろうし、
なにか食べるものはないかと、
ダイニングテーブルに向かう
何気なく冷蔵庫を開けると、
○○『うわぁ、、すごい✨』
昨日見た時は飲み物や果物しか
入ってなかったのに、
色々な食材が入っていた
卵やベーコン、
キャベツにシイタケ、
お肉やお米も
ナラさんが手配してくれたそう
○○『これなら何でも作れそう』
ご飯を炊いて、その間に
お弁当用のおかずも
パパっと作る
今までも、お昼は自分で
お弁当を作っていたんだ
ここは学食も充実してるみたい
だけど、まだよく分からないし、
友達が出来たらまた
どうするか考えよう…
おかずを作りながら
つまんでいると、
お腹も満たされた
それから部屋に戻り、
出かける準備をしていると、
どこかで音がした
え、もうみんな起きちゃった….?
その前に出ようと思ってたのに、
計画失敗….??
ーNEXTー