コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
書きたいとこだけ書く
望むべきものは 全て壊される
望んで
臨んで
のぞんで
わからなくなる
【いつか叶わない】
「もっといきたかったなぁ…」
看取、敬う。
【羽がない天使】
俺が抱えて街を一望する。
やっと叶った
笑って未来のことなんて考えずに
「吸血鬼って神から授けられるの?」神も仏も信じてないやつにそんなこと言われましても…
俺に羽があることを知らなかったあいつは「いつか、街を飛んでみたい」そう言っていた
『羽があるからいつでも行ける』
いつになるだろうなってはぐらかして 今考えればとっくにバレたから言えばよかった
叶わせてあげれたはずだったのに。
積み重ねてたものが全て崩れる
いや、今は崩してしまいたい。
【やり直しは3分以内で】
コントローラを押す音。
笑い声
「やりぃ!」
「うぇ〜…よし、もう一回や、ろ…」
「◾︎ ◾︎ ◾︎?」
「…は?」
さっきまで横にいた奴が
忽然としていなくなった
静寂。
白の空間
一つの砂時計だけ
あと2分
振り向いて、いない
幻覚か、幻想かわからないが僅かに、居る。
上?下?導くものは刻?
神は信じてない。
願っても無駄だった
今度は何年生きるか?今は何年?
これは罰だろうか、節制、贖罪、ああ、いつぶりか。こんなにも自分が愚かに感じたのは
今更願ったものは叶わない
「…そう、いえば百合の花、渡してなかったなぁ…」
意識が朦朧していく
白髪。
黒猫。
痛覚。
温もり。
(あぁ、人ってこう死ぬんだ)
【信じてない夜の前に】