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〔Epilogue〕
「おはよ〜」
「おはよ!秋羅くん」
「学校行こっか」
「うん。そうだね」
・・・
「そういえばさ、今日、活動報告の日なんだよね〜」
「えっ、そうだったの⁉︎」
「うん。まぁ、手伝ってくれたおかげで何も問題はなかったんだけどね」
──ねぇねぇ、あの2人付き合ってんのかな〜?
──何言ってんの!あの2人有名なカップルだよ!
「今日も騒がしいな」
「だって、聡くんが彼女欲しいって噂があるから、そりゃファン大騒ぎでしょ」
「そうだよね」
「あ!また受け身な返事!」
「別に?」
「もー!秋羅くんってばー!」
「ははっ。…それより教室行こう?」
「そうだね。いつまでもここに居るわけにはいかないしね」
・・・
帰り道。
「ね〜秋羅くん。進路どこ?」
「えっ?どうして今?」
「今日進路希望調査やったでしょ?だから」
「そっか。えーっとね、僕は山乃崎中学校かな」
「やったぁ!一緒!」
「来年も一緒か」
「うん!ってか、あそこ小中一貫校なんだって!」「小学校もあるのか〜。なんか凄そう」
「そうだと思うよ。だって結構な有名校だし」
「そうだよね。みんな近くの妾奈中行くって言うし、山乃崎行くって言ったらみんなして驚いてたもんね」
そうこうしているうちに分かれ道。
「じゃあここでバイバイかな」
「…」
「あれ…?葵ちゃん…?」
「やだ…まだ一緒にいたい──。」
「…しょうがないな。今日は帰り早かったし、公園でも寄るか」
「うん!」
・・・
あの日、僕は確かに嘘の告白をした。
それでも、彼女といるうちに、僕の心も変わり始めた。
そうして今、素敵な人と巡り会えた。
放課後ついた僕の嘘が、最後の小学校生活を変えてしまった。
しかし、後悔はしていない。
だって今、隣には僕の大切な人がいるのだから──。
放課後ついた僕の嘘
完