司side
司)なんだ?俺に不満でもあるのか?
類)ああ…不満だらけだよ……司くん。
……どこの演出なのだろうか。そうオレがお前に聞くとお前は顔を赤くして
類)そんなことじゃないんだよ!!!
そう、叫んだ。……うるさいな。元よりオレが言える台詞ではないな。まず、台本にない台詞はいえん。
類)君は知らないところで傷つくのかい……?そんなの……君はいいのかもしれない。やむを得ない事情があるのかもしれない。脅されてるのかもしれない。……でも、少しは僕を頼りにしてはくれないかい……?
信用したい。自分はそう思ったのか。でも……予想より彼らに付けられた傷跡(キズアト)は辛かった。トラウマとなっていた。だから……。
司)……無理だ。
類side
あらかた、このように返されるのは予想してた。でも、いざ言われると辛いな。じゃあ、第二幕【真相解明】といこうか。
類)……そうかい。つまり、それは……僕達のことを言われたのだろう?うまく、混乱してほしいけど
……司)……ッ!違う!えむや、寧々や、お前の事は言っていない!!オレが……オレが全部悪いんだ……。
えむくん、寧々、僕のことを言われたのは間違いないね。じゃあ……次。
類)じゃあ、司くんが嫌な言葉を言われた?
司)……違う。
ふむ、これじゃ弱いか。なら……。
類)司くんを貶すような言葉を言われた?
司)違う!!
これだな。僕達のことで司くんを貶すような言葉……おおかた、司くんはいらないとか言ってた……かな。アンチを見つけた時そう言ってたし。じゃあ最後のanswerだ。
類)心のキズアトと、体の傷跡。どっちが痛い?
……こればっかりは司くんが話してくれるかだ。
司)……心。
よかった。話してくれた。
司)……もういいだろ。
類)……え?
第二幕を終え客席に挨拶している錬金術師に君は言う。
司
コメント
9件
お前は知らなくていいって、司くーん!どうしちゃったのー!?類くん司くんを助けてー!
なんか、体の傷と心の傷がどっちが痛いかっていったら「心」って答えたのなんか分かるわ。
200にしときやした!