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鷹槻れん

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鷹槻れん

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#恋愛
水無月 京
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#オフィスラブ
草原草原

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帰ってからは、夢のようなお昼ご飯を忘れるくらい、スパルタな時間が待っていた。
「俺と大崎さんの話分かったか?」
「半々ですね。正直、分からない単語のほうが多かったです」
メモ書きを見せると、桶川さんはそれを見ながら手で顎を支える。もちろん、肘の置き場は私の頭だ。
だからそれ、痛いんですってば。
「聞き取れてはいるんだな。じゃあ、今から俺が言うように資料を作ってくれ」
「手書きでくれたら清書しますが」
「手書きで書くくらいなら自分で打ったほうが早い。そうじゃなくて、お前が作れ。分からないところは全部教えてやるから」
「ええ? 私がですか? 無理ですよ。基礎知識が足りなすぎます。お客様に不備のある資料なんて出せませんよ」
「不備がないように俺がつきっきりで見てやるって言ってんだろ」
腕を組んで見下げられては、これ以上反論ができない。
まあどうせ、受付としての仕事などほとんどないのだし、私を雇ってくれたのは社長とはいえ、桶川さんの後押しがなければ実現などしなかっただろうし。……まあ、彼に逆らうなど選択肢にないのだけれど。
「分かりました、頑張ります」
「おう。どうせ大崎さんもそこまでわかってねぇよ。どこにシステム発注かけたのか知らないけど、穴だらけだったぞ」
怖いことを、平気な顔で言わないでください。
「じゃあ座れ。客先提出用のベースとなるファイルは共有サーバーにあるから、まずそこからコピーする」
基本的なことから、専門的なことまで。
意外にも、桶川さんの説明は丁寧で分かりやすかった。
途中に「分かるか?」と確認してくれるから、遠慮なく「分かりません」とも言える。
「お前なー」と呆れたように言いつつも、言い方を変えて説明してくれたから、私にも理解できた。
「まずここまでを、清書してみろ。終わったら見せて」
「はい」
一応受付に陣取りながらも、ノートパソコンとにらめっこ。
元々資料作りは得意なので、理解さえしてしまえばまとめるのは簡単だ。
ただ、前にいた会社と違うのは、図が多いこと。
コンピュータの構成図などをもとになるデータから引っ張ってきつつ、作るのにてこずった。
それでもできては確認してもらいまた説明してもらい……と繰り返していたら、気が付けば定時を過ぎていた。
コメント
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「第17話 俺様は頼りになるのです‐5」読了したよ! 桶川さんのスパルタ指導、めちゃくちゃ丁寧でビビったわ。図が多い資料に苦戦する主人公、すごいリアルで「あるある…」ってなった(笑) 「分かんない」って言える空気作ってくれる上司、実は貴重だよな〜。定時過ぎても頑張ってる姿に、次どうなるか気になる!🔥