テラーノベル
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キスがこんなにイヤラシイものだとは、ターボーとキスをするまで知らなかった。
いやらしくて、気持ち良くて、苦しくて、それでいてこんなにも満たされる。
舌が小さな歯列をなぞると、ちょんまげの肩が跳ねた。
それをしっかりと抱え込むように、片方の腕を腰に回して抱きしめる。もう片方の手は、ちょんまげの頬に添えたままで。
「ン…はっ…」
ちょんまげに息継ぎをさせるため、ゆっくりと口内から舌を引き抜く。
この瞬間がちょんまげは嫌いだったり。
もっとキスしたいのに、と。
もっとターボーに触れていたいのに、と。
「や…だ、ターボー…」
ターボーのキスは意外にも腰にくるほど、優しくて上手い。案の定、ちょんまげの腰もカクンと力が抜けターボーにすがり付いている状態。
もっとターボーとキスをしたくて、うっすら目を開けてターボーを見ると、
―――ヤバ…イ
そう思ってしまうほど、セクシーな表情。
唇は己の唾液かちょんまげの唾液かで、しとどに濡れている。
そして、自分を見つめる眼差しが、愛しい者を見つめるそれ。
「ターボーっ…」
「ん…ちょんまげからして」
その言葉で益々赤くなるちょんまげの白い頬。
そんなエロい声で、セクシーな表情で言われたら、黙っていられない。
ちょんまげの声が、表情が、仕草が、ターボーを煽るのと同じように、ターボーの声も、表情も、仕草も全てちょんまげを煽るのだ。
「…ターボーのえっち」
「お前も」
…ちゅ
甘く溶ける、互いの唇。
ちょんまげから舌を入れたいとねだって。
割って入ればターボーに捕らえられて弄ばれる。耳に響くのは、唾液が混ざる音。
青空の下、天から降り注ぐ太陽がまぶしい、初夏の季節。
爽やかな風とは裏腹に、二人の恋は熱く、張り裂けそうだった。
END
コメント
3件
生きてて良かった悔いはない🪦
最高ッ……💞