この作品はいかがでしたか?
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episode.2「片想い」
et side
いつの間にか、好きになってた。
そういうとなんか可笑しいかもしれないけど
恋愛ってそーゆーもんだと思う。
かといって顔が良いから好きになってたとか、性格が良いから好きになってたとか…
そんなありふれた理由じゃない。
ほんとの、本当にいつの間にか好きになってた。
だから「どこが好きなの?」なんて聞かれたら、ちょっと言葉が詰まる。
相手の好きな所を言えない彼女なんか、ya君は欲しくないだろうから この気持ちは心の奥に仕舞っておくつもり。
na「etさん!クッキー作ってきたんだけど…食べますか?」
et「えッ、まじ⁉︎ 食べる!」
桃色よりもずっと綺麗な髪に
na「は〜い、ちょっと待ってくださいね」
誰よりも優しい声。
na「はいッ!チョコチップクッキーです!」
et「お、美味しそう……!」
ya君が好きになるのも頷ける、温かい人。
na「プレーンにするか迷ったんですけど、etさんはチョコ味の方が好きかなって!」
et「うんうんッ!も~naさん大好き!」
na「えへへ…ッ///」
naさんに抱きつくと、照れたように笑ってくれた。
na「あ!ya君にも渡しておいてもらえますか?」
na「これからrnさんに渡しに行くんですけど、時間なくって…!」
et(あ~………。)
ここはetお姉さんがya君のためになんとかしてあげましょうか!
et「実はちょっと喧嘩しちゃって気まずいんだよね~……。私がrnの渡してくるから、naさんはya君に渡してほしい……。」
na「えッ、喧嘩なんて珍しいですね…?わかりました?」
et「ありがとう!じゃあ私、rnの渡してくる! 」
na「ありがとうございます!」
これで良いんだよね…?
etお姉さんに感謝しろよ~ya君……。
et「rnいますか〜?」
hr「あれ、etさんじゃん 」
et「お~hr君。」
超絶イケメンにいきなり声掛けられると私でもちょっとびっくりするんだよな。
hr「rnさんなら今はいないよ?そろそろ帰ってくるとおm「etちゃ〜ん!!!」…帰ってきたねw」
「帰ってきたね」というhr君の言葉を無視して、rnの方に一目散に駆け寄っていく。
がばっ
rn「きゃーッ!etちゃん!」
et「rnぁ〜!」
hr「…感動の再会でもしたんか?( ̄▽ ̄)」
rn「etちゃんどうしたんですか?」
rnの言葉にはっとして、naさんから渡されたクッキーの包みを取り出す。
et「これッ!naさんが… 」
rn「えぇっ⁉︎美味しそう……!後でお礼言わなきゃ!」
喜んでる…。naさんも嬉しいだろーな。
hr「俺の無いのー?( ・∇・)」
et「渡されてなーい」
hr「えぇッ………(´・ω・`)」
hr君表情に思ってること出るな、わかりやすい。
et「私の一個だけならいーよ!」
rn「えっ!(◎_◎;) じゃ…じゃあrnも一個だけ…」
hr「まじッ⁉︎(*☻-☻*)」
嬉しそう、ほんとわかりやすいなぁ。
et「……じゃ、私教室戻るね!」
rn「は~い!」
ya「ッあ、etさん…!」
私が教室に入ってきた途端、すぐに駆け寄ってきてくれたから、胸が嬉しさでいっぱいになった。
et「ん…どーしたの?w」
ya「あーのさッ、さっきnaさんがクッキーくれたんだ…//」
et「……よかったじゃん!」
なんだ、そのことか。まぁそうだよね…ya君が私に用がある時なんて、そんなもんだし…。
ya「ッでさ!今度一緒に出かけない⁉︎」
et「……ぇ、?」
突然のことに頭が混乱した。
ya君が私のことさそっ……ぇ?
ya「naさんにお礼したくてさ…。」
et「あー…、なるほどね。」
ya「?」
期待して損したじゃん!って心の中で思ったけど、表情には出さないように表情筋を張った。
et「い~よ、ya君センスないからね。」
ya「はッ!?」
naさん目当てでも良いよ。
一分一秒でも長く、君と一緒にいられるなら。
ポケモンのランダムグッズの「喫茶チャデス」アクリルキーホルダー&スタンド二つ買ったら、チャデスとヤバソチャが出てすっごい萎えてます。
モクローとピカチュウが欲しかった…。
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神ですか?