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飛び降り







5月10日(土)


私はうつだ。


生きてるだけで人に迷わくをかけているかもしれない、うつ


会話をするだけで人の気を悪くするかもしれない、うつ


全てが苦しくて、辛くて、でも私より辛い人がいるって自覚してる、うつ



そんなうつで、うつで、うつまみれの生活から今日、ここを飛び降りようと思う。


そのためにこの日記を書いている。まぁ、、、初日で終わる可能性が高いが。というか、ほぼ遺書


結末はどうだっていい。たとえ天国だろうが、地ごくだろうが、さまよい続けるだろうが


学校の屋上にたって、今この日記を書いている。


きっと、私の体が地に着いたころには、このノートは行方不明かとなりにあるか、、、



てことで、これからここを落ちます。


ここまで見ていただいてありがとう







5月11日(日)


しっぱいした。 飛び降りに。

痛くて苦しくて、冷たい

飛びおりてちゅうをまうころ、耳元でやさしい母の声と、先生と、友だちの声も聞こえた。

けれど、1ばん冷たくて、苦しげな声で私の耳元に言葉をはっした人の、あの声がが1番印象にのこってる。


あれはだれなんだろう。考えたいのにからだがいたくてわからない。

 

あのとき、きっといたくてくるしくて悔しくて、さびしい思いをするよって言ってくれたあの人。


誰だろう。




付け足し


お母さんがおみまいに来てくれた。ずっとさびしかったからうれしかった


でも、お母さんはこわかった

一体なんで飛び降りなんてしたのって、とてもおこってて、ないてた

学校が大さん事になってひどかったっておこられた。でもごめんねともいわれた。




私も謝った。お母さんは頭をなでて右手を握ってくれたけど、私は右手以外が動けなかったから握り返しただけで、悔しかった


とても迷わくだったって思った。申し訳なかった。


退院出来たら学校に謝って、先生に謝って、友だちにも謝って、お母さんにお花でもあげたい。

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コメント

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中人)とても感動的だ……、お花は赤、ピンク、濃い赤のカーネーションが良いと思うよ……

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