nmmn ¦ 桃黒 ¦ ご本人様に一切関係ありません。
またこんなになるまで溜め込んじゃって。
今、俺の胸の中で眠っている彼。
彼は凄く、溜め込みやすい性格だ。最年長だからっていう責任感と、彼の優しさが彼を追い詰めている。きっと彼のことだ。他のメンバーの悩みや愚痴を聞いてきたのだろう。
だけど自分の悩みや愚痴は誰にも吐けない現実。俺ぐらいには、言ってくれてもいいのに。
まあ俺も悩みとか愚痴とか色々迷惑かけちゃってるんだけどね、笑
「 んっ、、ないこぉ、 」
起きてしまったのだろうか。まだ彼には寝ていて欲しい。そんな思いで無言で頭を撫で続ける。
「 ふへへ、、 」
なんの夢を見ているのやら。今のが寝言だとしたら、彼の夢にいる俺に聞きたい。
_ どうやったら悠佑のこと心から笑わせてあげられるんだろう。
いつも話を聞く時は真剣に、慰める時は優しく頭を撫でてくれる。自分のことになったら、安心感のある笑顔で 「 大丈夫やから 」って。
よく彼は俺に言ってくれる。
_ ないこは仕事とか頑張りすぎ。溜め込みすぎるからそうなんねんで。俺がおるやんか。
それ言ったらあにきにだって、俺がいるじゃん。体調が悪くても、何かあっても自分だけで解決しようとする。自分だけで抑えようとする。そんなに頼りないかな。
いや、これ以上考えちゃったらあにきが起きた時、またあにきを追い詰めちゃう。
とりあえず、今はこの少し手のかかる最年長のお世話が最初かな。
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