リーフは人々から逃げる為に、
ある都市へ向かいました 。
少し寂しくもありましたが
リーフとして生きる事のわくわくの方が強く、振り返る事はありませんでした 。
人々に見つからずに逃げるには少し時間がかかりました 。
『 夜だから凄く暗い… 』
ランタンに火をつけ、どんどん進んでゆきます 。
町を出てから数時間経つと
都市が見えてきました 。
『 わぁ … 綺麗 … 』
その綺麗な景色を見た瞬間、数時間ずっと歩いていたせいかリーフは眠くなり、そのまま眠ってしまいます 。
?「 なんでこんな所にてーちゃんが…? 」
『 …、ふわぁ… 』
午前8時頃、リーフは知らない寝室で目を覚ましました 。
『 って…! ここってどこ…!? 』
リーフが混乱していると、誰かが部屋に入ってくるようです 。
トントントン
? 「 目覚めましたか? 」
その声の正体はリーフが6歳の頃、仲良しだったサーネという男の子でした 。
『 サーネ…? 』
サーネはリーフが7歳の頃、都市に引っ越して行ってしまったのです 。
サーネ「 それよりてーちゃんですよ、
貴方は町にいるはずでは? 」
町にいるはず、その言葉でリーフは胸がきゅっとなりました 。
『 …あのね、実は 』
サーネは何故あそこにリーフがいたのかを理解し、こう提案しました 。
サーネ「 今、リーフはお家がないんですよ
ね?ならうちのメイドになりませ
んか? 」
ー おまけ ー
リーフの詳細
名前 / リーフ
性別 / ♀
好き / 甘い物 、 お掃除
嫌い / 願いを叶えて、という人々
見た目 ( 主が描いた物です )