僕はショー仲間の司君に恋をした
でも知ってる、、こんなのは恋愛感情じゃない
だって、、だって、、、
恋心って、甘くて酸っぱいものだろう?
僕が感じているのは甘くもない、ただ苦いし重いし辛いし不快なだけ、、僕の嫌いな野菜みたいに、、、、
本当に、この感情はなんなんだろう
「おーい!類!大丈夫か?!」
「あ、ごめんごめん考え事してた」
「そうか!」
でも、その感情を感じるのは、司君が他の人と話している時だけ、、、
、、、、
ある日のこと、、、
司くんはどうやら風邪で休んだそうだ、だから、、、今日でケジメをつけようと思って二本のバラと手紙を用意した、、
ざんねんながら僕にはバラを108本も買う余裕はなかったんだ、、、、
まぁ108本だと「結婚してください」になるからね!
「司くーん!来たよぉー!」
「お!類か!ありがとな!」
ガチャ
「ん?類、なんだそれ」
「ああこれかい?これはバラだよ!」
「バラか、、お見舞いにしては独特だな!まぁ嬉しいぞ!あとなんだこれは、、手紙?、、」
「じゃあねー!」
「お、おう」
俺が風邪で高校を休んだ日、類がお見舞いに来てくれた
その時に類は二本のバラと手紙をくれた
一体意味はどういう事なのだろうか、、
まずは手紙を読もう、、、
【僕は君に対して抱いてはいけない感情を抱いてしまった、、だから、ごめんね!これからは君を傷つけてしまうかもしれないんだ!でも、僕は君のことが好きなんだ!だから、まだ一緒にいてくれないかい? 神代類】
ど、どういう事だ?意味がわからない
そして二本のバラの意味はっ、、と、、、
え?ど、どういう事だ?
さらに意味がわからなくなった俺は、少しまだだるい体を動かして部屋の外に出てみることにした
その時に俺が見たのは、、、、
「る、類?」
「やぁ!司君!」
タキシード姿で、いかにもこれから結婚するみたいな感じの類だった
でもわ、、、
「な、なぁ、類」
「ん?どうしたの?」
「なんでお前、」
「あ、、、」
マズイマズイ間違えた!
予定だと次に僕が司君のバラを1つ取って「バラ1本の花言葉はしってる?【一目惚れ】だよ」と言って司君に告白するつもりだったのに!なんでこんなところで間違えるかなぁ普通!!!でも分かったことがある、それは!!!
「、、、はいこれ、バラ」
「え?」
「いや、その、、、薔薇の花言葉は、【一目惚れ】、、、だろ?」
「、、、、、(可愛い、、、!!!!!!!!!)」
「、、?」
「あ、だ、大丈夫だよ!ねぇ司くん!」
「あ、えー、、どうした?」
「今夜僕の家に来てくれないかな!」
「え、あー、、い、いいぞ!」
……そして司くんは今夜初めてとは思えないくらいマニアックなプレイで抱かれましたとさ☆おしまいおしまい🌹
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