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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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その事件には *Daphne odora* という組織が関わっていた


Daphne odora のメンバーはボスを入れて7人で構成されている。


ただその組織が関わっているだけなら良かった



でもその中の6人全員がバレー部員だった


それだけじゃない


彼らのボスがこの事件で死んでしまったのだ



彼らが泣いている姿を見たのは初めてだった。



しばらくした後、彼らは俺たちに何も言わずある人と一緒にどこかへ行ってしまった





俺たちの合宿は夕方までやる予定だったが、さすがに続けられないので帰ることになった。


帰りのバスの中の空気は最悪で、車の走る音だけが聞こえた。



次の日、部活で月島が退学したことを知った。


月島の他にも研磨、国見、赤葦さん、倫太郎さん、白布さんが退学したらしい



悔しかった。


月島とはもう二度とバレーができないこと、あの涙が俺たちが初めて見る涙だったこと、何もかもが悔しかった。


せめて、俺たちが見る月島の涙は悲しみの涙ではなく、嬉し涙が良かった。







口外してはいけない。


それは


ライバルであり、大切な仲間だった彼らに対して


あの日合宿にいた全員の、彼たちなりのなりの配慮だったのだろう








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