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☃️
おんりーを閉じ込めた。
それだけ聞くと僕は悪者にされてしまうだろうか。でも違う。
僕はただ助けたかっただけ。
_監禁する前、最後におんりーと出会ったときおんりーは驚くほどやつれていた。
好意を寄せていたあの頃の姿とは全然違った。これ以上細くなってほしくなかった。
だから一生懸命お世話をした。
おんりーの好物をたくさん作って食べさせる。最初は警戒していたがこの頃はにこにこしながら食べるようになった。
お風呂だって丁寧だ。優しく洗ってあげて、風呂場から出てきた後もちょっといいブラシを使って髪をさらさらにしてあげる。今ではいつだっていい匂いがする。
ほら。
何も悪いことなんてしてない。
僕はただおんりーを助けたかっただけ。
その善意でやった行為のおかげでおんりーは僕の好みに育ってくれた。
もうこれ以上彼を傷つけない為。
また同じように彼をやつれさせてしまうような環境に置かない為。
優しい僕でしょ。
🍆
はじめておんりーちゃんを見たとき、ちっさくてかわいくて。
ただただ母性本能がくすぐられた。
どうにかして彼を俺のものにできないだろうか。その時に思いついたのが、これしかなかった。
『監禁』、なんて聞いたら人聞きが悪いがおんりーちゃんに手をあげたことなんてない。
むしろずっと優しく接してきた。
怖がらないように、泣かないように、まるで赤ちゃんと話すかのように接した。
だいすきだよ、
あいしてるよ、
そんな言葉をかけるうちに彼はどんどん堕ちていった。
好きになってくれた。
これ以上、彼の視線に邪魔な物が映り込まないように今日も俺は愛で閉じ込める。
最後分からなくなったけど一応Endです❗
ここまで 読んでくれてありがとうございました(´ . .̫ . `)