コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
あの日僕らは週末のショーのリハーサルをしていた。
無事に済めばいいなぁ なんて思いつつ
そんな願いは叶わないとも知らずに
あの日から僕は何も無いただ暗い空間を彷徨い続けている
ワンダショのみんなに悪いな、と思いつつも、こうなっているのが、僕で良かった、なんて思っている。
たまに、暗い空間に司くんの声が聞こえる、気がする
答えてあげたい気もするけど、今はまだいいや。
ある日こんな夢を見た。
それは僕たち、4人で、日本…いや、世界で活躍をしているという夢。
この時僕はやっと気が付けた気がする。例え、司くんがスターになっても、寧々が大きな劇団に入ったとしても、えむくんがフェニックスワンダーランドにとって大きな存在になったとしても。
4人でワンダーランズ×ショウタイム なんだ。
例え、離れ離れになってしまったとしても、心ではそばにいるんだ、繋がっているんだと。
僕はそれを早く伝えたくて、伝えたくて堪らなくなった。
すると何も無い暗い空間に光が射した。
光の元へ歩み寄る すると、目の前が眩しくなる。
「類!!」
司くんの声が鮮明に聞こえた気がした。
気がつくとそこは司くんの心配そうな顔と、1面の白が広がっていて、帰ってこれたんだな。と冷静に考える
僕に抱きついている司くんに向かって、「ありがとう」と「ごめんね」と零す
司くんに呼ばれ、顔を見ると、司くんは泣いていて…でも満面の笑みだった
Dear. 司くん
長い間待たせてしまってごめんね。
でもね、きっと僕らの未来は明るいものなんだ。
そうだ、寝ている間にね、こんな夢を見たんだ!(省略) それ以外にも伝えたいことがたくさん、たくさんあるんだ。
あ、えむくんや寧々にも謝らないといけないね。とにかく待っていてくれてありがとうってつたえなくちゃね
今度3人にお礼をしなきゃだね フフッ
司くん、大好きだよ。 これからもよろしくね。
神代 類
「みんな、ただいま!」
「類/類くん おかえり〜!」