?「エヴァ」
この声は…リアンね(^^)
リアン「エヴァこちらへ…」
そうだったわ、あくまでも婚約者…
コツコツ…
私「あなた…」
グイッ!
ちょっ…いきなり腕を引っ張るなんてドレスg…
チュッ…
リアン「愛しているぞ…我が愛おしき妻、エヴァよ…」
私「(^^)」
いきなり何しでかすかと思えばキス!?ったく愛を伝えて不倫がバレないための保険でしょう…バレバレよ(^^)
?「王妃、今日も美しいことで…」
私「あら、いいフィアンセは見つかったの?レオ( ̄∀ ̄)」
レオ「目の前に(^^)」
私「リアンに言おうかしら??」
レオ「それでは失礼致しました…」
レオ、彼は幼馴染で城への出入りを許可されているため定期的に国外の情報などをくれるスパイであり、第一騎士団団長の騎士。
私「顔立ちも綺麗だしやろうと思えば婚約ぐらい…」
?「エヴァ様、ごきげんよう!!」
私「あら…ごきげんよう、マリア辺境伯令嬢」
ザワザワ…
「エヴァ様とマリア殿が話していらっしゃる」「エヴァ様今日も美しいですわ」「マリア殿…なんと愛おしい!」
そう彼女はマリアと言って、私の婚約者リアンの不倫相手。よく堂々と話しかけて来れたわね(^^)
マリア「エヴァ様!わたくしのドレスいかがでしょう(*´꒳`*)」
私「とても似合っt…」
このドレス…この女…
私「このドレス仕立ててもらったの?(^^)」
マリア「いえ、リアン様からプレゼントしていただいたんですの!!」
私「そう…」
このドレスは私とリアンの婚約が決まった時に仕立ててもらったローズマリーをあしらったドレス…
クララ「エヴァ様…?」
私「クララ…どうしたの?」
マリア「クララ様!お目に描かれて光栄です(*´꒳`*)」
ソフィ「あなた…正気なの?」
マリア「な、なんですの…?」
ソフィ「そのドレスは!」
私「ソフィ、いいのよ(^^)」
ソフィ「でも…」
私「私のドレスを着こなせるなんてさすが辺境伯のご令嬢だわ!!」
マリア「っ…」
私「分かるわよその気持ち…その度胸は褒めるわ(^^)でも、やるからにはバレないようにやってほしいものよね〜」
マリア「な、何をです?エヴァ様(^^;)」
私「みなさま、この愛らしいマリアがリアンと踊ることを望んでいるの!賛成だと思わない?」
ザワザワ…
「エヴァ様がそうおっしゃるのなら!」「マリア様可愛い(////)」「リアン様ズルすぎる…」「賛成ですわ!」
私「エレナ、リアンを呼んでちょうだい(^^)」
エレナ「かしこまりました(^^)」
マリア「ちょ、ちょっと待ってください!」
私「何か?本望でしょう??」
マリア「そ、そこまでしていただかなくても(^^;)」
私「この期に及んで遠慮は結構よ(^^)」
リアン「呼んだか、エヴァ」
私「マリア殿が踊りたいと申しておりますわ、あなたと…」
リアン「そうか…こちらへおいでマリア…」
マリア「リ、リアン様…あのこれは…(^^;)」
チャラララ〜ン!
リアン「愛おしきマリア…((小声」
マリア「リアン様っ//愛しています…((小声」
公の場でイチャイチャするなんて2人ともいい度胸よほんと…
マリア「きゃっ…」
ズリッ…
リアン「大丈夫か!?マリアっ!」
パシッ…
マリア「リアン様…」
リアン「よかった…怪我がなくて…君に何かあったらと心配したよ…」
私「初めて踊るにしてはとても素晴らしいわ!なぜかしらね…(^^)」
リアン「どうゆうつもりだ…?」
私「白々しいわね…隠さなくてもいいのよ?みんな知ってるわ(^^)」
マリア「な、何をおっしゃるのです!エヴァ様(^^;)」
私「私知ってるのよ?2人が不倫していること((大声」
ザワザワ…
「私も勘付いてたわ、マリア殿距離が近いもの」「リアン様…?」「まさかマリア様がそんな不純なことをするわけ…」