目「亮平、亮平っ、」
愛しの人の名前を呼びながら階段を一段ずつ
飛ばして登って行く。
エレベーター使わないのかって聞かれそうだけどエレベーターを待つくらいならその分早く
登って1秒でも早く会いたいでしょ?
ガチャッ
目「ただいま!」
阿「あれ、おかえり蓮…なんでそんなに息切れてるわけ⁇」
目「はぁっ、気にしないで!」
阿「うん?わかった、笑」
目「亮平、こっち!」
阿「え、ちょっと蓮⁉︎」
亮平の手を引いて連れていったのはベランダの
1番星がよく見える場所
お揃いで買ったブランケットを被せてあげて
夜空を見上げる
阿「蓮どうしたの?」
目「…今日男子会であまり亮平と2人の時間作れてないなと思って、それでラウールとかが亮平が寂しいってもらしていたよって教えてくれたから…」
阿「それで、急いで帰ってきてくれたの?」
目「うん、それに俺が会いたかったからニコッ」
阿「…蓮、…ありがとう」
目「それでね、亮平明日休みでしょ?一緒にどっか出かけられたらなと思ったんだけど」
阿「うん、行きたい!」
目「本当?じゃあ明日2人でどこか行こっか」
阿「やったぁ!すっごい楽しみ…ありがと蓮」
目「俺の方こそいつもありがとニコッ」
阿「あ、ちなみになんだけどみんなどうゆう話ししてたの?」
目「うーん、…とりあえずいわふかが尊いっていうのとラウールがすごいって感じかな」
阿「え?ラウールが?」
目「うん、すごかったよ」
阿「そ、そっか…?」
目「多分康二が今日か明日辺り死んでると思う」
阿「え⁉︎やばくない⁇⁉︎」
目「ね、やばいよね~…あ、あの星なんて名前だろ」
阿「待って、星じゃなくて、康二!」
目「亮平あれ、あの星なに?」
阿「ちょ、えぇ~⁇⁉︎」
目「すっごい綺麗に輝いてるよ」
阿「あ、でも言われてみれば本当だ…」
まるで宝石で例えたらダイヤモンドのように、キラキラと光り輝いているお星様
阿「ふふっ、見て、こうやったらまるで指輪の宝石みたいじゃない?」
目「わ、本当だ、…綺麗だよ」
左手を星に向けて差し出す亮平の薬指には
キラキラと輝くお星様が1つ
それがまるで指輪のように見えてまるで…
目「婚約指輪みたい…」
阿「へ?蓮、?」
目「ねぇ、亮平…まだ世界では認められてないけど…それでも俺が結婚しようって言ったらどうする?」
阿「…俺は、周りの意見よりも蓮と一緒に居たい…だからはいって答えるよニコッ」
目「…っ、…グスッ」
阿「ちょっと、なんで泣くのさ」
目「絶対、絶対プロポーズするからっ、だから…待っててくださいっ、!」
阿「ふふっ、うん!…楽しみにしてますニコッ」
いつか君の薬指に夜空に輝く1番星じゃなく
どんなものにも負けないくらい光輝いている
指輪を贈るよ
だから、あと少し…待っててね
おまけ
目「はっ、…やばい、」
阿「ん?蓮、どうしたの?寝るよ?」
目「いわふかが尊い気配がする…‼︎‼︎」
阿「は?」
目「やばいっ、うわぁぁぁっ、‼︎‼︎」
阿「ちょっ、蓮⁉︎⁇‼︎」
end
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