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新しい話を書きたくなったので書いていきます。読みづらいと思います。
転生したらスライムだった件
〜1話だけ出てきたモブのその後の話〜
第1話 殺人〜そして転生〜
「好きです。付き合ってください。」
「ごめんなさい。陰キャでオタクっぽい人は無理です。」
こうして僕の初めての告白は玉砕に終わった。僕の通っている大学のマドンナと言われている人だ。仕方ない。
どうして僕はこんな状況になっているんだろう。からかわれ、陰口を言われ、いじられる。
知っていた。あの人に友達が多いこともわかっていた。でも甘くみていた。まさか告白のことを言うなんて。バカにされ、蔑ろにされ、否定される。これがいじめというやつか…
そのせいで僕はおかしくなっているんだろう。
何も関係無い人を殺そうとするなんて…
「どけ!殺すぞ!!!」
「「「 キャーーーーーーーーーーーー」」」
周りの人が叫んでいる。当然だろう。僕は包丁を持って仲のいいカップルを殺そうとしているのだから。
「田村ぁーーーーーー」
そう叫んでいるアラサーくらいの人に、
ドスっ!と刺してしまった。
「邪魔すんなぁーーーー」
そう叫びながら僕は逃げてしまった。何も考えず走っていた。目の前にトラックがいることにも気づかずに…
轢かれたのか。
《確認しました。物理攻撃耐性獲得・・・成功しました。》
痛い そう感じた。
《確認しました。痛覚無効獲得・・・成功しました。》
呼吸ができない。酸素が足りない。
《確認しました。呼吸が不要な体を作成します。続けて血液が不要な体を作成します。》
熱い。苦しい。
《確認しました。対熱耐性獲得・・・成功しました。続けて対寒耐性獲得・・・成功しました。対熱対寒耐性を獲得した事により、『熱変動耐性ex』にスキルが変化しました。》
殺人者はトラックに轢かれて死んだ。
だがこの時その“魂”は、異なる世界の同一時空に偶然死んでしまった召喚者とリンクしたのだ。本来あり得ぬ確率で転生する事になる。
関係無い人を殺してしまったのだ。天罰が降ったのだろう。
《確認しました。ユニークスキル『犯罪者』を獲得・・・成功しました。続けて、ユニークスキル『刑吏者』を獲得・・・成功しました。》
もし、明日があるのならあの時の記憶を正確に覚えてもう二度とあんな失敗をしないようにしよう。
《確認しました。ユニークスキル『記録者』を獲得・・・成功しました。》
…っていうよりさっきから何なのユニークスキルって笑えないんだけど…
そんなことを思いながら僕は眠った。
(やっと、自由になれる)
それが、この世で思った最後の言葉だった。
どうでしたか。大体こんな感じで進めていこうと思ってます。好評だったら続き出そうと思います。