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初コメ失礼します。泣きました。良いですねこの作品!これからも頑張ってください!
ストーリー性あるの 、 羨ましい 。 ✨
尊すぎてやばいんでちょっくら死んできます☆晩御飯には帰ります!
注意事項
・前回参照
───────────
あれから、ciくんはより活発的になった。
ご飯は、吐いてしまうものの、食べてくれるようになった。
動かしているのは、shpくんなのだろう。
sn「はい、ご飯だよ」
ci「ありがとう…ございます、」
gr「皆と面会してみるか?」
ci「……、」
ciは扉を見つめた。
まだ、皆が怖いと思うのだろうか。
ci「…大人数はこわいかも、」
gr「そうか、shpはどうだ?」
ci「…うん、じゃあ、shp…がいい、」
sn「呼んでくるね」
さて、前に進めるといいな。
───────────
ut「ほんでさ〜、マジで書類がさ〜、」
tn「言い訳にならんぞ」
shp「頑張ってください」
rb「後輩に言われてどうすんねん」
ut「ぴえん」
書類を一向に提出しないut先生を、tnさんが説教してる。
この絵面を見ているのが大好きだ。
いつもなら、隣にciが…。
sn「shpくん!!」
shp「…snさん、?」
snさんが息を切らしてこちらに来た。
ci関係だろうか。
sn「総統室においで」
shp「…え、?」
つまり、ciと会えるってことか?
嬉しくて、手が震える。
ut「えッ…俺はダメなん!?!?」
sn「うん、ciくんがshpくんならいいって…」
shp「分かりました、行きます」
sn「俺は皆に状況説明するから、行っておいで」
そう言われて、すぐさま廊下を走る。
どんどんと近づく総統室は、光り輝いている気がした。
コンコン…と扉を叩くと、grさんが扉を開けた。
恐る恐る、部屋に入ると、総統室と繋がっている個室のベットにciが居た。
何日ぶりだろう。
飛びつきたい気持ちを抑えて近づく。
gr「…距離感は考えてくれ」
耳元でそう告げられ、気持ちを切り替える。
grさんは総統室の椅子に座って書類をし始めた。
個室に入り、椅子に座る。
ciはオドオドとしながら、こちらを見ていた。
shp「…久しぶりやな、ci」
無言を突き破ってそう呟く。
shp「…元気しとった??」
ci「…」
ciはこくこくと頷いた。
まだ、喋るのは難しいのだろう。
shp「そうや、ワイ、ciに謝ろうと思っとってん」
椅子から立ち上がり、ciに頭を下げる。
お前をここまでにしてしまってごめん。
ciは慌てて、ワイの頭を手で押し上げた。
無言のまま、微笑んでくれた。
許す…とでも思っているのだろうか。
shp「…ワイ、ciがおらんくて寂しかった」
「お前の存在の大切さが、どれだけデカかったか、思い知ったよ」
ci「…」
ciは少し嬉しそうに頬を赤く灯して、視線を外した。
shp「急がんくてもええけど、」
「また、話しようや」
ci「…」
shp「ワイはお前と会えるだけでも嬉しいわ」
ci「…!!」
ciは目に涙を浮かべた。
そして、急いでベットから立ち上がり、ワイに抱きついてきた。
ciの身体は痩せ細っていて、本当に消えてしまいそうだ。
そんなciの身体を温めるように抱き返す。
shp「…ふふ、お前はもっとワイに甘えろ」
「ワイの唯一の後輩でもあるんやから」
ci「……ふふ、」
ciはニコニコと笑っていた。
そんなciの頭を撫でて、もう一度抱き直す。
ci「…shp、」
shp「…どうした、ci?」
やっと話しかけてくれた事に驚きつつ、平然を装う。
ci「…またあしたも、あえる、?」
shp「…はぇ、??」
平然はすぐさま消え去る。
突然の言葉に驚いてしまった。
ciは首をこてんと傾げた。
後ろを振り向くと、grさんがニコニコとしていた。
これは、会ってもいいぞってことか?
shp「おう、会えるぞ」
ci「…ほんま?」
shp「ほんま」
ci「…ふへへ、たのしみに、してる、」
ciはそういうとすやすやと眠ってしまった。
困っていると、snさんが丁度来てくれた。
sn「ciくん、大丈夫だったみたいだね」
shp「…はい、明日も会うことになりました」
sn「ありがとう、shpくん」
「ciくんをここまで変えれたのは、shpくんのおかげだよ」
snさんは、ciを抱き上げてベットに寝かす。
ciは、すやすやと寝息を立てて寝ていた。
sn「…本当に親友の力ってすごいね」
shp「そりゃどーも」
sn「惚れちゃうよ(掘れちゃうよ)」
shp「ほんまにやめてください」
snさんを置いて、grさんの方に行く。
grさんは満足そうに立ち上がった。
gr「流石shp、ありがとうな」
「これで、ciもだいぶ進んだだろう」
shp「ワイは喋っただけっすよ」
gr「それが凄いって言ってるんだぞ」
grさんの大きな手で撫でられて、髪の毛がぐちゃぐちゃになる。
総統室を出て、廊下を歩いていると、皆が集まってきた。
どうだった!?とか、ciは!?とか…質問攻めにされた。
───────────
shpと喋れた。
その現実味のない事が嬉しくて、ウキウキする。
身体も軽い気がする。
そんな事を考えながら、窓から外を眺めていた。
gr「ci、お茶だ、飲むか??」
ci「うん」
俺は、未だに食を腹に入れると、戻してしまうが、食べれる物なら食べちゃいたい。
お茶をゴクリと体内に入れ込む。
暖かい感覚が下へ流れて行った。
grさんが俺の頭を人撫でして、総統室に戻って行った。
ci「…♪」
再度、窓を見る。
綺麗な青空に見とれてしまう。
───────────
shp「ci」
後ろから突然shpの声がした。
振り返ると、shpが居た。
真っ暗な空間に、俺とshpが居たんだ。
…ん?
あれ、俺さっきまで個室に…。
shp「ci、こっちにおいで」
ci「…えっ??」
混乱していると、shpが顔色を悪くしてそう呟いた。
ふらふらしていたため、すぐさま駆け寄る。
shp「ん…ワイが守ったる」
抱き寄せられて、耳を塞がれた。
残ったのは視覚。
周りを見渡していると、皆が近づいてきた。
ci「ぁ、grさん達だ」
shp「静かに…」
ci「…へ??」
shpはそっと俺にヘルメットを被せた。
ジャージを脱ぎ、俺に掛けた。
shp「…ええか??少しの間、そこで静かにしてろ」
「耳は塞いで、目は閉じるんや」
ci「…どうして??」
shp「ええから、はよ!!!!」
shpの言う通りに、少し離れた場所にしゃがみ、耳を塞いで、目を閉じた。
ci「…もう、いい??」
shpに尋ねる。
shpの返事は帰ってこなかった。
ただ。
ci「shp…??」
ci「…!?!?」
gr「よお、ci」
grさんが目の前にいた。
ci「…あれ、shpは、??」
gr「shp??」
zm「こぉんな邪魔もんはいらんやろ」
zmさんが蹴る何かを見ると、それは
無様な姿のshpだった。
ci「shpぃッ!!!!」
shp「…」
返事が返ってこない。
いやだ。いやだいやだいやだ。
ci「なんでこんなことすんのぉッ…!!」
ut「そらお前、shpは無能やからや」
tn「ciがおるからええの」
gr「ciは有能やもんな」
「ciは」「ciは」「ciは」「ciは」
そんな言葉が次々と耳に入り込む。
耳を塞ごうとすると、grさんに止められた。
ci「やめてッ…はなしてッ…!!」
gr「ciは有能だからな」
ci「いやだぁぁッ…!!!!」
ci「shpぃッ…shpぃぃッッ……!!!!」
開くことの無い目。
彼の声が聞きたい。
彼と居たい。
ずっとそうでありたい。
返事が返ってこない。
皆、俺を騙してたの??
───────────
gr「ci!!!!」
目を覚ますと、そこは真っ暗な空間ではなく、
見慣れた個室だった。
目の前には、shpを殺した張本人grさんがいた。
平然としている彼に背筋が凍る。
ci「う”…う”あ”あ”あ”ッッッッ、!?!?」
grさんを付き倒して、個室の扉を思い切り開ける。
ふらふらとした足を無理矢理動かして走る。
gr「ci!?」
grさんが起きかけてきた。
俺も殺されちゃうの??
いやだいやだいやだいやだいやだいやだ
ci「ぅ…ぅわ”あ”あ”あ”あ”ッッッ!!!!」
廊下をずっと走る。
知らない道を走っているように。
ut「…ci!?」
途中で皆に会う。
皆は驚いたように俺を見たあと、
俺を追いかけていたgrさんに
gr「捕まえてくれッ…!!」
…と、言われて、また追いかけてきた。
こわいこわいこわいこわいこわいこわい
やはり、皆に走りで勝てるわけがなかった。
zmさんに飛びつかれて、地面に倒れる。
倒れた衝撃で、お茶を吐き出してしまった。
ci「ぐぇッ……お”ぷッッ…、、」
zm「はぁッ…はぁッ…」
後から皆の足音が聞こえる。
いやだ。来ないで。
離して。
すると、向かい側から、あの姿が見えた。
光り輝いていて、温かい存在。
もう会えないと思ってた。
shp「…なにやってんすか、!?」
zm「いや…なんかciが…」
ci「shpッ、たすけてぇぇッ…!!!!」
俺は、腕を必死にshpに伸ばした。
ボロボロと流れる涙が、床を濡らす。
zmさんも、混乱していた。
そうだ。
ポケットからカッターナイフを取り出す。
こっそりと持っていたものだ。
それを、zmさんに刺す…のではなく。
俺の手首に刺した。
びちゃッ…と血が吹き出る。
zm「!?」
shp「ci!!」
zmは咄嗟に俺の拘束を解いた。
その瞬間に、shpに抱きつく。
shp「ci、なにやってんねん、!!」
ci「shpぃ…shpぃぃッッッ、、」
shpも抱き返してくれた。
暖かい。
皆が追いついてきた。
zmさんが状況を説明していた。
gr「…じゃあ、まず医務室からだな、」
sn「おいで、ciくん」
手を差し伸べられる。
shpと離れたくない。
ci「いやぁッ…shpぃッ…たすけてぇッ、、」
shp「…ci、??」
ci「shp…ッ、、、ぅ”ぅ”、、」
泣き疲れたのか、俺はうっすらと意識を離した。
────────────
shp「…、」
青ざめた顔で眠るciの頭を撫でた。
ふわふわとした髪が、汗で額に着いている。
何があったのだろう。
grさんに話を聞くと、魘されていた所を起こしたら、パニック状態。
そして、今度はワイにだけ信用を持っているようだ。
悪夢でも見たのだろう。
今は、ワイの自室のベットに寝かせている。
手首は、包帯を巻いた。
幸い、かすり傷で済んだのだと。
カッターナイフは没収。
shp「…ぁ、起きたか??」
目をぱちりと開けて、こちらを見つめた。
ci「shp…ッ」
ciは勢いよく飛び起きて、ワイに抱きついた。
ボロボロと涙を流していて、ジャージにシミができる。
shp「おう…どうした??」
ci「いなく”…ならないでぇッ…、」
shp「もちろん、ずっとおるよ」
ciをもう一度ベットに寝かせて、手を握って話を聞いた。
予想通り、悪夢を見たのだと。
ci「真っ暗な空間に…居て、」
「shpが殺されてん…皆にッ、」
shp「…そうか、それは悪夢や、現実ちゃうよ」
ci「そぉなん…??ほんまに、??」
ciはワイの身体を触った。
傷が無いことを確認すると、ほっと息をついた。
ci「…よかった、」
shp「…なぁ、その悪夢、ワイも見たことあるで」
ci「…え、??」
そう。
真っ暗な空間に、俺とciが居て、
ciは俺を抱きしめて、静かにしててって言ってた。
言われた通りにしていると、ciはいきなり血を吐き出した。
ぐたりと、大きな身体の力が抜けて倒れたciの背中を見れば、ナイフが突き刺さっていた。
そして、grさん…皆から、ciの悪口を聞かされる。
嫌という程に、shpは有能だと聞かされる。
有能有能って。
ciとワイを比べられた。
ワイは責任やら、希望やらを持たされた。
それがどれだけ辛かったか。
それと持ち合わせて、親友の死がどれだけ辛かったか。
shp「…ワイは、有能って言葉が嫌いや」
ci「…おれも、こわかった」
shp「…親友の悪口を聞くのも辛かった」
ci「…そう、」
shp「…お互いは、いい所と悪い所を持ってるんやから」
「どちらかを言い続けるのは、辛くて仕方ない」
ci「悪い所は、言われる分、頑張らなきゃって思う」
「いい所は、言われる分、次の期待で潰される」
ワイも、ciも、いつの間にか涙を流していた。
shp「ワイは、ciが羨ましいよ、」
ci「…俺は、shpが羨ましいな、」
お互いを足して割ったら、丁度よくなるのだろうか。
ut「それはちゃう」
shp「…兄さん、!?」
ci「…ぁッ、、」
ut「お前らがお互いを羨ましがるのも分かる」
「でも、shpはshpだし、ciはciやん??」
ut「俺は、2人が羨ましいとも思わん」
「正直、自分のままでええかなって思うわ」
「羨ましいって思うのも、羨ましいって思われるのも、凄いええことやと思うねん」
「今後に活かせばええ話やん」
「パクるんや!!そいつの羨ましい所を!!」
ut「俺は、ciの明るくて誠実で、そして抜けてて阿呆な所が好きや」
「shpの優しくて頑張り屋で、そして煽りまくるウザイ所が好きや」
ut「俺は、お前らの良い所も悪い所も大好きや」
兄さんにそんな言葉を掛けられた。
嬉しいような、うるさいような。
でも、胸が暖かくなった。
ci「…にい、さん、」
ut「ci、お前はよぉ頑張ったな」
「こんな辛い環境でも、明るく接してくれててありがとうな」
shp「…」
ut「shp、お前もよぉやったわ」
「親友のために、動けるお前は凄いわ、ありがとうな」
兄さんは、俺たちを包むように抱きしめてくれた。
それは確かに、心が開かれた気がした。
今まで溜め込んでた物が溢れ出るような気がした。
ci「にいさんッ…おれッ、がんばったぁッ…!!」
ut「おう、ゆっくりでええから、また笑顔になれよ」
shp「にいさんッ…ワイッ…つらかったぁッ…」
ut「親友が居なくなっても、頑張れたお前はすげえよ、一緒に休憩しよか」
そうだ。
ワイたちは、軍団であり、幹部であり、
親友だ。
よく知らん人にこんなこと言われても、
はいはいそうですか で終わること。
大切な人だから。
親友だからこそ、変われたんだと思う。
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(shpの自室の前)
gr「…うむ、上手くいったようだ」
kn「流石ut先生やなぁ!!」
zm「やっぱ、結局2人はut先生にしか救えんもんなのか…??」
rb「いや、俺たちも、ut先生みたいに、2人の大切な人になれたら」
「俺たちも、救いになるんちゃう??」
tn「まず、スターになるんがムズいんやけどね」
sho「まあでも、大切な人ではあるんちゃう??」
「2人の先輩な訳やし」
zm「せやね!!」
gr「後は、2人がもっと親しみやすい環境にするだけだ」
kn「snは恐怖発言禁止な」
sn「ええ〜!?!?」
tn「当たり前やろ」
sn「掘るぞ」
kn「あうとー!!!!」
自室にも音が漏れるくらいに、部屋の前では楽しそうな皆の声が響いていた。
それを、ut、ci、shpは聞いていて、苦笑していた。
ci「…別に、皆が大切な人じゃないって訳ちゃいますけど、」
shp「大切な人と、親友はちゃうからな」
ut「ふはは、まあ、皆とも仲良うやってくれ」
ci「もちろん、媚びるのは得意!!」
shp「それはあかんやろ!!」
ケラケラと、笑いを響かせる。
W国軍、幹部の皆が、チームであり、親友になるのも、あと少し…。
あの。
え?阿呆なんですが…😱
ええ、なんかやばくないですか!?
物語のストーリー性がないと言うか…。
やっぱり、さあ書くぞ!!で書くのはやめた方が良いかもですな(
普通は、ストーリーの起承転結をメモりますもんね。
私、ドン!!って書きますから、起承転結が成り立ちません。
まあ、ガチってる訳じゃあるまいし…(
ま、まあ??隙間時間にちょちょっとやってるだけですからぁ??😒
チョコザ○プ感覚ですからぁ??😏
はい。後書き長くなってすみませんでした。
いいね数と、コメントの嬉しい通知
待ってます🫣