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依紗「おぉ…思ったより不良校…(?)
って、ここどこだ…」
はい、転入生だから
ぺんちゃんたちとは違う時間に
行かなければいけなかった依紗です
依紗「ココアどこ…
じゃなくて、ここはどこ…」
?「あれ、女の子?
見ない顔だね、どうしたの?」
依紗「えと…」
だっ、誰…?
制服の上にパンダのパーカー着てる…
?「あ、自己紹介してなかった、
俺」
na「中村 瑞樹(ナカムラ ミズキ)!
ここの生徒だよ!」
依紗「えと、私は如月依紗です、
転入生で、職員室の場所がわからなくってでして」
na「そういうことね、案内するよ!」
依紗「あ、ありがとうございます…」
優しいんだな…
…でもこいつも不良っぽいな、
普通の人より隙が少ない、
na「転入生なのかー、
どこから来たの?」
依紗「東の方から引っ越してきました、」
na「あ、東から来たんだ、
ちなみに依紗ちゃんって呼んで良い?」
依紗「あ、はい、因みに西の方に行きました」
na「西に行ったんだ、
俺南に住んでるんだよなー。」
依紗「中村さん南に住んでるんですか、!」
na「…中村さん、っていうの辞めてくれないかな、?
なんか、ムズムズする…」
依紗「えと…ならなんて呼べば良いですか?」
na「瑞樹かナカム!あと、敬語もなくして!」
依紗「えぇ…」
na「案内してあげたお礼だと思って、!」
依紗「ん〜、わかった…」
na「依紗って何年生なの?」
依紗「に!」
na「お、同学年じゃん、
俺も2年生だよ〜、
クラス一緒になることを願うわw」
依紗「願ってももうどうにもならないのでは?w」
na「w、あ、着いたよ」
依紗「ありがたやー…
では、また、」
na「うん!また!」
コンコンコン
ガラガラガラガラ
依紗「失礼します、転入生の如月依紗です。」
?「お、来たか、俺は」
ni「新田 兄(アラタ ニイ)だ、
如月の担任になった、よろしくな」
依紗「えと…よろしくお願いします」
ni「ところで、」
依紗「は、はい、?」
ni「お前…”純白の蝶”か、?(小声)」
依紗「げ…やっぱ兄さんにはバレるか…」
ni「!!!
依紗…本当に依紗か…?」
依紗「そーだよ兄さん✌
というか見てる方が混乱するから説明しなさい」
ni「メタいぞ…
お前は、俺の命の恩人だろう?」
依紗「おk、回想入るわ」
ni「だからメタいって!!!」
ni「はぁ…」
俺は新田兄、人間関係で悩んでブランコに乗ってるんだが
深夜だし、キィ、キィ、という音は響いては無に消えていく
?「そこでため息してどーしたの?」
ni「!?」
こいつ、いつの間に隣のブランコに!?
その少女の綺麗なアイボリー色の髪が、
月の光に反射して光っているように見えた
そしてその余裕な表情から身長こそ低くとも大人らしく見えた
?「あはは!ブランコ久しぶりに乗った〜!」
ni「…子供がこんな時間に何をしてる、」
まだその時は、
『純白の蝶・アイボリーバタフライ』はそんなに有名じゃなかった
?「ん〜不良だからいーの」
ni「ダメだろ…」
?「いやー、おにーさんがすんごいやつれてるからー、
気になっちゃってさ!」
ni「最近の子供は察しが良いな…」
?「ジジイみたいな事言ってるじゃーんw」
ni「うるせw」
不思議とこいつとの会話は楽しく感じて、
悩みがどうでも良くなっていった
?「そういえば、おにーさんは何を悩んでたの?」
ni「いや、ちょっと人間関係でな…
めんどくさくなってもてな…」
?「ふーん、まぁ無理に関わる必要はないんじゃない?」
ni「え?」
mob「オラァ!(奇襲)」
?「パシッ(受け止め)
ほっ、っと、(背負投げ)
ナイフで奇襲って…人殺す気かよ…
しかも、私じゃなくておにーさん狙うなんて…
身の程弁えてるにもほどがある、
私に勝てないから精神的攻撃ってか?」
ni「こいつは…?」
?「気にしなくていーよ」
ni「…ありがとーな」
?「?、何が?」
ni「なんでもねーよ、」
無自覚かよ…
…何だ?この気持ちは…
…あるわけがない、大人が、
子供になんて…
?「あ、おにーさん名前なんて言うの?」
ni「あぁ、新田兄や」
?「じゃあ兄さんだね!
ちなみに私は」
依紗「如月依紗!高校1年生だよ!
じゃあまたね、兄さん!」
ni「…またな、」
名前…中村 瑞樹(ナカムラ ミズキ)
性別…男
その他…あることをきっかけに『純白の蝶・アイボリーバタフライ』を探している
東西南北不良四天王の南の王「ワイテルズ」のリーダー
名前…新田 兄(アラタ ニイ)
性別…男
その他…依紗の担任
依紗が命の恩人
依紗が『純白の蝶・アイボリーバタフライ』だと知っている
実況学園生徒会の顧問