テラーノベル
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昔のことである。その歌声は誰もが惹かれる綺麗で透き通るような声で、その人物は誰も詳しくは知らない…その人物は「ken」と名乗った。だが、ある日突然のことである。その「ken」と名乗る人物は消えてしまった。様々なファンたちが探したがその姿が見つかることはなかった。そのうちkenは伝説の歌手と呼ばれるようになった… 第一章「バイト募集」
俺の名前は林友(はやしゆう)探偵をやっている。今まで数少ないが、いくつか問題を解決したことがあるしがない探偵である。俺は伝説と呼ばれる歌手の大ファンである。一番古参と言っても過言ではないくらい古参だ。
探偵はだいたい給料があまりないため、3L・DKの家に住み込みで働いている。
しかし、探偵も人手がほしいもんだ。意外と依頼が沢山くるので資料やら何やら沢山あって大変なのだ。
「はぁ~助手が欲しい〜」
両サイドの棚には沢山の資料がある。俺がいつも座ってる目の前に客用の椅子がある。
「バイト募集するか…資料管理してほしいし…」
俺はバイト募集することにし、知り合いの手もかりて宣伝やポスターを作ってもらった。
「来てくれるといいなぁ〜」
数日後…
「あのぉーバイト募集してるって聞いたんですけど…」
入ってきたのはだいぶ幼い少年だった。身長は低く本当に成人してるのか疑いたくなるくらいだった。一応高校生は雇わないって書いたはずだけど…疑うくらい幼かったためまずは年齢を聞いてみた。
「えっと君…何歳?」
「23です…」
(まじか!全然23に見えねぇぞ!?)
「えっとじゃあ椅子に座って。」
少年は被っていた帽子を外しさっきより、はっきり顔が見えるようになった。
やはり顔が幼く若く見えた。髪の色は黄色で一見チャラそうに見えると思いきや、顔立ちは少し暗く内気な感じがする見た目であった。
「んで、前になんのバイトやってたの?」
「えっと…配達員、清掃員、コンビニとかですかね。」
(結構バイトやってたのね〜配達員かぁ体力とかあるかな意外と助手て大変だからこの子ならできるかな)
「なんでこのバイトをやろうとしたんだい?」
「実は…お金に困ってるんです!今までのバイトで良い人がいなくて…えっとその、勝手にクビにされたんです…でもでも!何でもやります!余計なことはしません!なのでお願いします!」
少年は必死に説明をしてくれた。最初は俺も結構考えていたが…あまりにも昔お金に困っている俺を思い出し…可愛そうだったのでokした。
「よし!自己紹介しようか。」
「はい!」
「まずは俺から!俺の名前は林友探偵だ!」
「僕の名前は清水湊(しみずみなと)です!」
「よし!君には俺の助手になってもらう!これは重要な仕事であり体力、記憶力整頓能力が必要な大変な役割だ!頑張るように!」
「はい!」
それから数日後…清水君はよく働いてくれた。この子のどこが気に入らないんだか…めちゃくちゃいい子じゃないか…
やっぱり外見で判断するやつ多いんかな~
この子よく見るとめっちゃ顔整ってるし、めっちゃ顔綺麗なんだよな〜ハーフかな?どことなく誰かに似てる気がするし。あと気になることがあるんだよな。あの子がずっと暗い顔してること、なにか訳ありな感じがするな〜聞いてみるか?いや他人に首突っ込むのも良くない気がするしなーいやでも探偵だからこそだんだん気になるんだよなーずっと暗い顔されても困るし。聞いてみるか。
第二章「少年と探偵」
「ねぇちょっといいかな?」
「はい!何でしょうか?」
「んーちょっと言いづらいんだけど清水君はさなんか悩んでたりとかする?」
「いえ…悩んでたりとかはないですけど」
「でもさ、俺的にはねなんか抱え込んでるっていうか…悩んでるように見えるんだよね。」
「すみません…本当にないです。仕事に戻っていいですか?」
「あ…うん」
なんかだいぶ聞いてはいけなさそうな感じだな…うーんこれはまいったな〜次聞くとき気まずい感じになりそう。どうすっかな〜いやここは探偵なるもの真実を知らないといけない気がする!申し訳ないが清水君!調べさせてもらうよ!
これでも探偵なんだこんなの簡単に解決できるはずだ!俺は残業までして清水湊について調べた…たがあまりにも情報と資料が少なく困っていた…ふと思い出した俺の友人はどんな情報でも取り扱っていて個人情報などなんでも知っている人であったことに。俺は急いで友人に連絡し、友人のところへ向かった。
向かった場所は一軒だけデカデカと建っている家に向かった。雇い人が出迎えてくれた。この家では貴重な情報を管理している。ひとりひとりの情報などすぐに分かってしまうそんな感じだ。
「久しぶり」
こいつの名前は福井智和(ふくいともかず)俺の古くからの友人で一番信頼してるやつだ。智和とは中学の時に出会い一回しばらく離れ離れになった事があるが、またあって今では協力関係である。
「で?調べたい子は誰?」
「清水湊ってやつを調べたいんだ。できるか?」
「舐めるなよそんなの朝飯前だ。」
「さすが智和!」
「どれどれ…おっ!あったあった。」
「…………………」
「どうだ?」
「友…この真実を知るなら覚悟して。そして誰にもこのことは言ってはいけない。あとは絶対に驚かないで落ち着いて聞いて。」
その言葉が来ると思っていなかった俺は少しためらったが、コクリと頷いた。
「わかった。説明する。まずはあの子は母親が外国人で日本人とのハーフなんだ。そしてkenだったてこと。」
(!!!!!!!清水君が!?落ち着け…俺)
「そしてあの子には父がいて父の影響で歌手をやっていた。だけど父より息子のほうが有名になっちゃって…それから…暴力を受けるようになった。その時期にちょうどkenがいなくなっている。多分父親の暴力の影響かもな。」
「だからあんなにかたくなに話さなかったのか。暴力なんて前代未聞だ。こんなの俺が知ったらきっと父親が逮捕されるって考えたのかもな。探偵はいつでも正しいことをしなくちゃいけない……わかったありがとう智和。」
それから数日後…清水君とはあまり話さなくなってしまった。助けてあげたい気持ちもあるけど…俺が探偵だからか…もし俺が探偵じゃなくて清水の友達としてなら話してくれるかな…ん?…それだ!友達!これからは清水君とは友達として話してもらうしかない!
「清水君!いや湊!今の俺は探偵じゃない!君のまだ知り合ったばかりの友達だ!だから俺のことも友とよんでくれそして敬語を使わない!」
「えっ…えっとはいわかったです?」
「ハハッまだ敬語が抜けきってないみたいだな!まだ知り合ったばかりだからしょうがないか!ところで突然だが!明日遊びに出かけるぞ!」
「えっと…えっと…はい!です!」
そして俺達は出かけることとなった。
俺は前日に予定を決めていた。
まず友達と遊ぶとしたらテーマパークだろう!
そして予定の日。
「お、きたきた。」
「すみません!遅れました」
「大丈夫だよ俺もさっき着いたばかりだし。さて行くか!」
俺達はテーマパークにある乗り物たちを全部制覇する勢いで楽しんだ。こんなに楽しんだのはいつぶりだろうか。もうだいぶ昔から行っていなかった。俺がテーマパークで遊んだのはもう十数年も前である。俺は母子家庭で生まれあまり生活環境が良くなかった。それでも母が頑張って働いて手にいれたお金をテーマパークに行くのに使ってくれたことがあった。あれから大人になり、今考えると母はとても優しい人だった。母は疲労で倒れなくなってしまった。
湊もだいぶ俺といることに慣れてきたようで、よく笑ってくれるようになって良かった。 最初は大丈夫か心配だったが、元気になってよかった。
「はぁ〜楽しかったぁこんなに遊んだの久しぶりです!今回はありがとうございます!」
「よかった元気になってくれて俺も嬉しいよ心配してたからさ。ニコッ」
「ッ////」
あれから数日後…
少しずつだけど湊は自分のことを話すようになってくれた。
そしてついに自分の事情のことを話してくれた。
「あの…僕実はkenていう名前で名乗って、歌手をしていたんです。父に憧れて歌手になりたくて、始めたんです。父に憧れを抱いたのは中学2年の時で、父に色々教わりました…そこから歌手を目指すようになったんです。そのときに僕が初めて出した歌をみんなに聞いてほしくて動画を投稿しました。そこからkenが広まったんです。成人しておとなになったときには父にはそっけない態度を取られ、挙げ句の果てには僕に暴力を振るうようになりました。実は、まだ暴力を受けた傷がまだ残ってるんです。 父から暴力を受けたときはひどく怯えるくらい父に恐怖を覚え家から出て来たんです。そこからもう歌を歌えなくなりました。また父が探して暴力を振るうんじゃないかって怖くて。もう声が震えて声が出ないんです。」
湊は昔のことを思い出し俺にしっかり話してくれた。話すとき声が震えており相当怖かった事が伝わってきた。俺は急にこの子のことを抱きしめたくなった。すごく寂しそうに見えたから。
ギュッ
「////ッ!」
「ごめん俺も伝えてないことがあったんだ、実は君のことkenだって知ってた。あとは君の事情も。でも話してくれて本当にありがとう。君のことは俺が守る。なんたって君の大ファンなんだから。」
「フッうぅごめんなさい」
湊の目から大量に涙が溢れていた。
「大丈夫謝らなくて大丈夫だから。」
俺はこの子のことを守ると決めた。
あれから数日が経ち湊はよくうちに泊まるようになった。たまに湊は怖くなり過呼吸を起こすようで、いつも俺が湊を落ち着かせているためだった。湊とはあの時から大分仲が深まりよく話すようになった。
俺の友人もよく紹介するようになった仲だ。
「あの…今日もまた泊まらせてもらってもいいですか?」
「うん大丈夫だよ。着替えは持ってる?」
「はい持ってきました。」
「よしじゃぁもう営業終了してお風呂入りますかぁ。湊は先にお風呂に入って!俺は夕飯作るから!」
「わかりました!… あ!」
「うん?どうした?」
「やっぱりその…一緒にお風呂…入りたいデス…/////」
「…!いいけど狭くなるよ?」
「それでも大丈夫です…友さんが嫌じゃなきゃ…」
「よし!それなら俺も風呂の準備をしよう!」
珍しいなぁ湊はあまり自分から頼む感じじゃないのに今日はやけに積極的というか…まぁ湊もまだ若いしな!なにか心変わりがあったんだろう!
俺はそそくさと風呂の準備をして湊とお風呂に向かった。最初は気まずい感じがでてたけど一緒に風呂に入ったら最初の気まずい雰囲気がまるで無かったように消えた。
チャプン
「ふぅ〜狭くないか?湊」
「大丈夫です!」
「湊も大分変わったなー俺びっくりしたよ!今日なんかやけに積極的だし!」
「それは友さんが好きだからだよ…(小声)」
「?湊なんか言った?」
「いえ!なんでもないです…」
ここから湊目線
僕は家から飛び出して古いアパートに住んでいた。ほとんどがコンビニの弁当か、カップラーメンのことが多かった。忙しいときは食べれない時もあったほどだ。バイトを探してバイトをして結構ギリギリな生活を送っていたと思う。
最初は順調だったけれど僕の容姿のせいか女の人によく声をかけられていた。それの恨みか、男の人によく脅されたりバイトがクビになったりした。ある日探偵事務所でバイトを雇っているポスターをみてこれだと思った。きっと人と関わることが少ないと思ったからだ。それからが友さんとの出会いだった。どんな人だろうと思っていた。
友さんは僕のことについて興味があるようだった。けど、友さんがどんな人なのか分からないし、もしかしたらあの人たちみたいに裏切られるかもしれない。だから聞かれてもしゃべらなかった。ある日友さんがバイトとしてではなく「友達」としてと言ってきた。今までいなかったため少し心が揺らいでしまった。時間が経つにつれて友さんのことをどんどん知ってしまっていつの日か友さんのことが…「友達」として見れなくなってしまった。だから友さんに気付いてほしいと思った僕の気持ちを。でも友さんはきっと僕のことを「推し」として見ていると思った。怖かった自分の今の気持ちを伝えたらどうなるのだろうかと。だから、言葉で伝えるのではなく自分から積極的に仲良くなったら友さんも僕のことを好きになるのではないかと。そして今に至るわけだ。
「ふぅーお風呂気持ちよかったな!湊!」
「はい、気持ちよかったです」
「俺は夕飯作るから湊は適当にくつろいでてくれ!」
それから湊とご飯を食べそろそろ寝る頃になった。
「あの、友さん一緒に寝ませんか?」
「別に大丈夫だけどシングルだから狭くな
るよ?」
「大丈夫です。それがいいので」
「そうかならいいんだが」
「よし、布団に入ったな!電気けすぞ!」
「はい…おやすみなさい友さん…」
「スー…スー」
(綺麗な顔立ちに綺麗な肌…本当にkenだったなんて思えない儚い表情…今は苦しまなくていいんだよ。俺がずっと守ってあげるから…もう悲しまないで…だから…君はずっと笑顔でいて…)
バサッ
「ん~~」
「あっ起きました?おはようございます友さん今日は休みですね…!」
「ん、おはよー」
ガバッ
「////!友さん///!?」
(ゆ…ゆゆゆ友さんが僕のこと抱いて!?)
「湊…好き…好きだ…」
「ゆゆゆ友さん!?////何言って…!」
「ん~~スースー…」
「っ////びっくりしたぁ寝言…」
「起きてください!もぉ!今日は出かける日でしょ!」
「うわ!ごめんごめん!すぐ起きる!」
本当にびっくりしたぁ…僕の気持ちがバレたと思った…
「ふぁ〜やっぱり朝は慣れないなぁ」
「確かに朝は眠いですけどちゃんと起きてくれなきゃ僕が困ります!」
「ごめんごめん俺が提案した予定なのにな!」
「さぁっ!行くぞ!」
「よし、来たぞ!水族館だー!」
「うわぁ!大きいですね!ここまででかい水族館初めて見ました!」
「そうだろ?ここらへんで一番でかい水族館なんだ!今日はたのしむぞー!」
第3章「友さんのことが…」
俺達は何もかもを忘れて水族館を満喫していた。
「友さんこれとかどうですか?友さんに似合ってると思うんですけど」
「お!確かにこれいいな!綺麗な色だ…
っ!こっちなんかどうだ?湊に似合うと思う!黄色の魚!うん!綺麗な湊に合ってる!」
「!//////」
(この人はたまに無自覚なところがある気がする。 さらっと今僕にとって嬉しいことを言ってくる…)
「いや〜今日は楽しかったな!」
「ふふっ楽しかったです!こんなに楽しめたのは子供の時以来かも…」
「/////!」
「湊が笑った…!」
ぎゅっ
「へっ?/////」
「めっちゃ嬉しい…可愛い…笑った…」
「ごめん俺…「ken」のファンとかじゃなくて湊、君が好きだ」
「……///////!」
ぎゅっ
「僕も、友さんのことが、好きです。ずっと前から…」
ドサッ
「ほんとにいいの?」
「はい…////」
ちゅっ
「んっ////」
グチュ
(音が…響いて…/////)
「指いれるよ」
グチョ
「んぅ////」
グチュグチュグチョ////
ゴリッ
「ひゃう///////!」
「んーここかな」
ゴリッゴリッゴリッ////
「やっ/////だめ////なんか//きちゃう//」
ビュルルル プシャー
「すごい…////これ潮?」
「ふぅ///じゃぁ入れるよ?無理そうだったら言ってね」
ズッ
「〜/////!?」
「ごめん!大丈夫?痛かった?」
「大丈夫…///です…少し苦しい///けど…痛くない…//」
「動くよ…」
ズッズッ
「んっ////ふっ////」
「声抑えないで…聞きたい///もっと聞かせて?(耳元)」
パチュパチュ
「やっ///まって///はやぃ///またすぐ//イっちゃう///」
ビュルルル///
「〜〜/////!」
パチュパチュパチュ
「まって///イったばっか////なのに//」
キュウー♡
「くっ////締め付けすごっ///」
パチュ♡パチュパチュ♡
「やっ///やっ////うぁ///んっ///」
グチョグチュ
「まぇ////さわらないれ/////おかしくなちゃう////」
パンッ
「おぐぅ////だめぇ///すぐイっちゃ///」
パチュパチュパチュ
「ん〜?俺はまだイッてないよ?もうちょっと頑張って!」
パンッ
ビュルルル
「んぅ////!!」
「好きぃ////ゆう////好きぃ好きぃ///」
「俺もだよ////世界一好きだ絶対に離さない////一生大事にする//好きだ湊」
キュウー♡♡
「ッ/////イく!!!」
どぷっ♡どぷっ♡
「んぁぁ///イぐぅ///」
ビュルルル♡
「はぁ////はぁ///」
「可愛い♡湊大好きだよ」
ちゅっ♡
「僕も//友さんのこと大好きです♡」
ぎゅ♡
「むぅ友さんのバカバカバカ!!」
ポカポカポカ
「あははっ///ごめんごめん」
「全然謝ってないです!」
結局あの後も何回もやって湊が動けなくなってしまった…
「まぁほら!今日は休みだしゆっくりしよ?やることは全部今日俺がやるからさ?ね?」
「むぅ…まぁそれで許します…」
ちゅっ♡
「っ////!友さんのバカぁ!!」
「ごめんごめんなんかしたくなって」
「好きだよ湊」
「////!僕も…好きデス…////」
これからも一緒に過ごそうな…
もう君を泣かせたりはしない
俺は君を愛してる。 ずっと前から…ファンから始まったこの恋は俺の一生の宝物だ。
〜END〜
コメント
1件
読んだよ〜!😭💕 第1話っていうのに、もう完結まで一気に駆け抜けた感じでめっちゃドキドキしたよ!! 湊くんの過去が重くて切なくて、でも探偵の友さんが優しくて…「友達として」って距離を縮めるところ、めっちゃグッときた😢✨ 最後の「ファンから始まった恋は宝物」ってセリフ、最高すぎるよ…!! 二人の距離が縮まる過程が丁寧で、BL初心者でもニヤニヤしちゃうエモさだったよ!!続きとか番外編とかあったら絶対読みたい!!📖💕