テラーノベル
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桃は、もう自分から何も求めない。
朝。
紫:おはよう、桃
桃:……あ
水:今日は声出ししなくていいよ
桃:……あぃ
赤:反応、安定してるな
赤の声は、少し誇らしげ。
緑:刺激が減ったからだね
緑:正解だった
黄:ね、静かでかわい…❤︎
黄が微笑む。
その様子を見て、
**全員の愛が、別の形に変わっていく。**
紫:……やっと
小さく呟く。
紫:俺だけを見てる
赤:違うだろ
赤が言う。
赤:俺たち全員のものだ
水:独占、しすぎると壊れるよ?
水は笑っている。
水:……もう壊れてるけど
その一言に、
誰も否定しない。
緑:壊れたなら
緑が静かに言う。
緑:守りやすい
黄:ね
黄が頷く。
黄:逃げないし
桃:……あ
声に、意味はない。
紫:桃
紫が顔を近づける。
紫:俺が誰かわかる?
桃:……い……
数秒、迷って。
桃:……いる……ま……っ?
紫:……っ
紫の息が、詰まる。
紫:覚えてる……
赤:なにしてんだよ
赤:忘れてる方が安全だろ
水:でもさ
水が桃の頬を撫でる。
水:水の名前、呼ばせたい
水:ね、桃くん
桃:……あ……あぃ?
水:……あはっ
水が笑う。
水:かわい❤︎
歪みは、
**方向を失った愛**になる。
紫:外に出す必要、完全になくなったな
緑:桃桃が壊れないようにしなくっちゃ…❤︎
桃:……あ……
でも。
ほんの一瞬。
夜、
誰も見ていないと思った時間。
桃の指が、
**シーツを、ぎゅっと掴む。**
桃:……やぁ……
声にならない音。
それを、
**紫だけが見た。**
紫:…?
紫の中で、
愛が、別の形に歪む。
紫:(……まだ、残ってる)
紫:みんな
低い声。
赤:なに?
紫:躾、足りてないかも
水:……へぇ?
紫:まだ「自分」が残ってる
紫:全部、俺が消す
赤:独り占めかよ
紫:違う
紫の目が、冷たい。
紫:**完成させる**
桃:……あ……微笑
紫は、優しく微笑う。
紫:大丈夫、桃
紫:全部、俺達で染めてあげるからな…❤︎
——こうして。
**「守る」ための愛は、
「作り替える」愛に変わった。**
桃は、もう逃げない。
逃げたいとも、考えない。
ただ。
桃:……❤︎
それを
**誰よりも愛おしそうに見つめる目**が、
一番、歪んでいた。
,,,,Thank you for reading,,,,
これは桃さん堕ちてる感じ…!?
Next(最終話)…♡600⤴︎
コメント
7件
なんかなんかどんどん共依存の方向に近づいてきてる!! 水ちゃんの小悪魔的な笑い方可愛いがすぎる🩵 私も最近ナメクジのスピードで物語描いてるんだけど、想像力がないから一向に進まない😭