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おやすみ僕のお姫様if√
赤「ゲホッゲホッ」
ガチャっ
黄「赤?大丈夫ですか?」
赤「あ…黄ちゃ……!」
黄「顔、真っ赤ですよ?!」
黄「風邪引いたんですか?」
赤「ゲホッケホッた、ぶん」
赤「ごめんね……今日、せっかくのデートだったのに……」
黄「いいんですよ、赤の体調が一番です」
黄「デートなんていつでもいけますよ」
赤「ありがとう……」
黄「ほら、薬飲んで早く寝てください」
黄「早くかぜ、直してくださいね」
赤「うん!早く直して黄ちゃんとデートする!」
黄「はい、もちろんです」
寝たかな?
そっと赤のそばにいき確かめる。
あぁ……よかった。
赤の首に手をおき力をいれる___
「黄ちゃん……」
黄「!」
夢に出てくるぐらい僕のことが好きなんですね。
やっぱ、殺せないや。
可愛い。最初は殺したいぐらいに、憎かった。
赤のせいで学生時代はさんざんなほどにいじめられた。
赤に復讐するために、社会人になって赤に近付いた。
整形もして、名前も変えた。
同じ会社に就職して赤との距離を一気に縮めた。
告白して付き合って、何もかもが順調だった。
「なのに、反則ですよ」
そっと赤の頬にとキスをする。
「早く元気になってね、僕のお姫様」
黄くん視点です。