タケミチscene
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武「はァッッ?!?!」
えー、何故こんなに俺が驚いているのか……
少し前に遡ります、
「ミチさん!頼む!貴方にしかできない案件なんだッッ!聞いてくれないかッ!この通りッッ!」
この開口一番におかしなことを言って土下座までしてるのは、俺と繋がりを持つ会社の社長だ。Aと名付けておく。
それでもって俺は名前を教えていない。「誰にも」だ。活動名はミチでやってる。
「…………はぁ、それで?なんですか俺にしか出来ないことって」
「よくぞ聞いてくれた!それはだな?」
A「梵天の情報を集めて欲しい!」
……………はァッッ?!?!
「……え、いや、は?梵天を調べろって…?俺が?そんな死に急ぐようなことしたくないんだけど、」
A「そこをなんとかッッ!」
会話の通り、話し相手の社長Aは俗に言う反社会的勢力…略して反社でブラックゾーンだ。それに比べて俺は、黒よりのグレーゾーンだ。……なんでかって?そりゃあ情報を売ったりしてるだけであって、人を殺したり、ヤクに手をつけてもないし、持ってもない。あ、銃は持ってる。
武「はぁ、じゃあ聞きますけど………俺の命の保証は?探ってる時にバレた場合は?もし、情報が漏れていたとしたら?………問題は沢山ある。俺から見て君には作戦があるようには見えないんだけど?」
A「ウグッ、…」
武「勢いだけじゃどうにもならないんだよ、精密に情報・作戦を練った上で俺に言ってください。俺にはその後のことしか出来ない。…………あと、貴方忘れてません?」
A「……?」
『俺は情報屋です。
自分が不利な状況になることはしない___』
A「!!」
武「お前が死んでも俺は何も思わない。」
「知ってるだろ?俺の異名……」
出直してこい____
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「なんちゃって♡…そんな酷いこと言うわけないじゃないですか〜(*^^*)」
A「ヒィッ…」
「俺が求めてるのは金なんですよ。金。商売としてやらせてもらってる以上、ね?」
結局は金だ。
情報?そんなもの大事もクソもない。調べればいくらでも出てくる…そんなものになんの価値があるのか?
俺は周りが何故情報を欲するのか分からない。
それに…危険な仕事になればなるほど報酬は高くつくからな。
A「わ、分かった…!1000万でどうだッ、!?」
「ふふっ…毎度ありぃ~♡」
梵天を調べるのか……1000万は安すぎたかな?
まァいっか!
「色々と情報を突き止めたら連絡するね?じゃ。」
A「は、はい!」
卍___
梵天ねぇ…ちょっと手こずりそうだな、
あ…大事な唯一の部下2人に協力を煽るかな…
あれ?あそこ2人って性格真逆みたいなもんで仲悪いんだっけ?
……まァそんな面倒臭いこと気にしなくていっか!ここまで来たらどっちみち巻き添えだ☆
電話かけよ、
プルルルプルルルプルルル ガチャ
「あ、もしもし〇〇?」
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あとがき(眠)
いや~お久しぶりですね笑
ちょっと時間があったから、書き置きしてたノベルの小説を公開にしました!
その他にも、タケミチとイザナが血の繋がった兄弟の話とか、タケミチ嫌われの話とかの書き置きもあるんです笑。見たいのがあったら是非教えてください!
ちょくちょく……いやぼちぼち?、投稿していくと思うので温かく見守って下さると光栄です笑!
最後まで見ていただきありがとうございました!
ヒント
1人→火傷が特徴的
1人→神童
続く…?
※評価不要です!
コメント
2件
確ちゃん&稀咲やん