テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
「たっ、くん…?」
気づけば俺はリュウキを端に追い詰めていた。
ズボンの上から手のひらで撫でる。
「は、っ…!?アっ、ちょ、」
手のひらに血液が一気に流れて熱を帯びる。
リュウキも同じく熱を帯びていて、俺はクラクラする視界をどうにか彼に固定した。
「まずはさ、こうやって服の上から触って」
「あ、ッ…う、ん…??」
何が何だかわからない、という顔をしつつ、体はすぐに快楽を拾い始める。
「はぁ…ウ…ッ、ん…ン…うーッ…」
手のひらで、指先で、撫で付けたり、挟み込んだり、上から下までなぞってみる。
その度にビクビクとリュウキの体が揺れる。
肩を抑えて、ここ、見て。と、感じている場所に視線を向けさせた。
「〜〜〜…ッ!!!」
リュウキは一瞬目を見開いたが、すぐに目をつぶった。
したまつ毛に涙が光る。
耳まで真っ赤になっている。
ああ、やばい。
「ここまで勃ったら、あとはゆるく触るの」
ズボンと下着を太ももまで剥がす。
そしてゆるゆると上下に擦っていった。
「アッ!?…あっ!!!アッ!」
リュウキが俺の胸を押し返すが、その手のひらも快楽に揺れる。
「ほら、」
胸元に抗議している手のひらを握り、リュウキ自身を動かしてみる。
「や、やだッ…!たっくん、ヤダっ、やだ…ぁ…ア、アアッ…!!〜〜〜ッ!!!…」
リュウキが俺の肩に顔を埋め、そしてすぐに二人の手元を汚した。
「ごめんって」
「謝って許されることじゃないけんね」
正座した俺を、リュウキは仁王立ちで見下ろしている。
これが人生の先輩とは、到底言えない状況だ。
「でもちょっとやり方わかったんじゃない?」
「いやまあそうね。いやそうかもしれんけど!!もうダメ、これからはたっくん禁止令を発令します」
「俺を禁止するの?」
正座した足を崩して、俺は笑った。
そこにリュウキがスッと座り込む。
「たっくん、」
「ん?どうしたの」
「また…」
「また?」
「おてほん」
「え?」
「また。
お手本、みせてよ」
そう言ってリュウキは俺にギュッと抱きついたかと思うと、すぐに立ち上がり、じゃ!と嵐のようなスピードで部屋を出て行った。
「……え?」
必死で押さえつけた心臓が、ジリジリと鳴り響いている。
ここまできたら
「気の迷い、じゃないわ」
すぐに立ち上がり、部屋のドアを開け走り出した。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
#STPR
♯ 翠 _ nrkr
149