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どんどん近づいてくる綺麗な顔とは磁石の磁極のように、俺の顔とは反発し合う。
なんなのなんなの。
なんでそんなに近づいてくるんだよ。
痺れを切らしたのか、俺の後頭部に手を添え、俺が仰け反れないように防がれた。
この危機的状況に思わず目をぎゅっと瞑ると、額に触れる少しひんやりとした感触。
恐る恐る瞑った目を開けると先程よりもより近い距離に、俺の視界には収まらない程の綺麗な顔。
金色の瞳が俺の瞳を捕え逸らす事を許さないとでも訴えているようだ。
「やっぱり」
「へ」
何かを確信した後ようやく俺から距離を取ってくれた。
額同士が触れたのか…。
何か変なことでもされるのかと思って身構えてしまった…。
いや充分俺からすれば可笑しい事だけどな!?
パーソナルスペースどうなってんだこいつ。
🐶もリア狂だけど、こいつもリア狂の片鱗が見えてきたな。
常識人だと思ってたけど。
「お前まだ熱あんだろ」
「え、まあ……」
何を当たり前の事を言っているのだろうか。
体調不良で学校を欠席してるんだ。当然でしょ。
「バカか」
「あうッ……」
いきなり罵られ額を軽くデコピンされた。
前にも誰かにデコピンされた気がする……。
暴力反対!
デコピンを食らった箇所を両手で押さえる。
「寝とけアホ」
「ヤクザ先輩が急に来るからじゃん」
「あ?」
「ぅっ……ナンデモナイデス」
すっごい睨まれた…。
強面の威力パないね。
「でもほんとに心配しなくていいんで。昔から定期的に高熱出る日があるんだよね」
それに今回のはただ熱があるだけで、体はそこまでだるくないのは事実。
体は何でかすんごい熱いんだけどね。
…………嫌なこと思い出したな。
「はいそうですかって大人しく帰る訳ねーだろ、そこまで薄情者じゃねーよ」
そう言いながら手に持っていたナイロン袋を漁り始める。
「…なんで先輩が来たんですか」
「悪かったな俺で」
「いや違くて…、意外だったと言うか…」
だってこの人俺の事良く思ってないでしょ。
生意気だって、楯突くからって。
「…悪ぃかよ」
あ
「ふっ、先輩かわいーね」
「コ✘スよ?」
「だッ…!」
俺の方を向いたかと思えば、顔面、主に目の辺りに飛んできたのは冷えピタ。
投げつけられただけで、まだフィルムは付いていた為すぐに俺の顔面から滑り落ちた。
…ふーん、あんな顔するんだ。
なんか照れてたしw
素直じゃないなあ〜、ほんとも〜w
……こんな事思ってるなんてバレたらそれこそ埋められそうだな…。
滑り落ちた冷えピタを再度手に取り綺麗にフィルムを剥がし、俺の方を見る先輩。
「おら、早く前髪上げろ」
大人しく言われた通り前髪を上げる。
「赤くなってるw」
「誰のせいだと」
さっきデコピンされた所を人差し指で押し込まれる。痛てーよ。
軽く睨みを効かせても、この人程の凄みを出せるはずもなくただ笑っているだけ。
いつか震え上がらせてやるからな。
「ちべたい…」
「そんだけ熱いってことだろ」
俺の頬に指の甲を這わし、あちー と呟く。
この人手冷た、血通ってるちゃんと?
指には無数に嵌められたリング、無機物の冷たさも加わり程よく心地よい。
「ひあッ…」
………………。
やーば、なんで?、…さいあく⸝⸝…。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ➼ ❤︎2000↑
コメント
5件
うわああああ、めっちゃ最最高🥲🥲 おでこ引っ付けて体温測るのって、正に青春って感じがしてまじ良きです👍🏻💘紫さんがツンデレな所とか、二人とも少し暴力をふるったりしてるの最高に解釈一致ですありがとうございます😻🩷