青side
桃『黄と付き合いたい?』
そう桃くんに言われてから約1週間
何も進展はありません
桃「アタックの仕方?」
青「うん、桃くんなら分かるかなぁって……」
お昼休み
お弁当を食べたあと桃くんに相談をする
桃「ん〜、」
桃「連絡交換した?」
青「し、してない……」
青「最近ちゃんとお話出来てないのぉ、、」
好き
自覚をしたら近づけなくなった
桃「じゃ、まずは連絡交換だな」
青「どうやって?」
桃「普通に聞けよw」
青「ぜっっったいに無理」
青「まともに話すことも出来ないのに」
桃「じゃあ青は黄と付き合えないなぁ!w」
青「むぅ……」
でも、桃くんの言う通りかもしれない
このままじゃ何もせずに終わっちゃう
青「手伝ってよ、黄くんと連絡交換するの」
桃「りょーかいw」
すんなり受け入れてくれた
なんだったんだあの茶番は
と思っていたら
黄「あのぉ、、」ヒョコッ
へ?
桃「やっば……」ボソッ
青「聞かれてた、?」ボソッ
黄「連絡交換ぐらい言ってくれたらやりますよw」
青「ぁ、うん、/」
聞かれてたぁぁぁっ、/
恥ずかしぃー!/
ピコンッ
連絡交換が成立した音が鳴る
黄くんのアイコンは赤くんと撮ったらしい、ピースの写真
ほんと仲良いなぁ、、
黄「ありがとうございますっ!」ニコッ
青「こっちこそ、ありがとッ……//」
黄「じゃあ、僕戻りますねっ!」
そう言ってから来た道を戻って行った
桃「良かったなぁ〜」
青「良かったけどぉ、、/」
めっちゃダサかったくね、!?
まじ恥ずかしい、、
桃「多分あいつ、気づいてないから大丈夫だって、」
青「うっそ、、」
鈍感すぎっ、、、
夜
青「終わったぁ、」
課題を終わらせ、一息ついた時に
黄《青さん、今暇ですか?》
………….
青「えぇぇえぇえぇっ!!?」
え待ってやばい
黄くんの方から、連絡くれたっ!?
うそ、夢みたい、
てか、既読つけちゃった!!
早かったかな?
なんか、連絡まってた人みたい、
いや、待ってなかったわけじゃないけど
とりあえず返信をっ、、
青「なんて返せばいいの、?」
自然に、、、
青《暇だよー》
すぐに既読が付いて
黄《良かったです!お話したくて、電話繋げること出来ますかね?》
電話……?
え、?
青「電話っ!?!?」
え、めっちゃしたい
声聞きたい
うそぉ、まじ?
これ、好きかな?
僕のこと好き?
いや、勘違いは良くない
でも電話、やりたい
青《いーよー!》
黄《じゃあ、電話しましょー!!》
可愛い
文面からもう可愛い
プルルルッ___
黄『も、しもし?』
青『ぁ、もしもし……?』
黄『急にごめんなさいっ、』
青『あぁ、いや全然……』
黄『今、家にひとりで寂しかったので……w』
青『親は、?』
黄『仕事です』
黄『いつも、夜遅くに帰ってきます』
青『ご飯食べた?』
黄『いえ、まだ何も食べてないですっ、』
青『お腹空かないの?』
黄『まぁ、、』
普通の会話
会って話すことは出来なかったのに
電話出来るって不思議
そこから2時間ぐらい
ずーっと
黄くんとお話をした
黄『ぁッ、、』
青『どーした、?』
黄『ぁ、親帰ってきちゃって、』
黄『ごめんなさい、もう切らないと……』アワアワ
青『うん、大丈夫だよ』
黄『楽しかったです、また明日ですね』
青『僕も!おやすみ』
黄『おやすみなさいっ、』
最後の方、なんか焦ってたけど大丈夫かな?
と心配になったが、あまり深く考えるのをやめた
そしてその日はすぐに寝た
次の日
赤「ね、青ちゃん」
いつもみたいに赤くんと話してた
すると、
黄「赤ぁ、」
赤「黄ちゃん!」
黄「青さんもこんにちはぁ、」
青「やっほー」
赤「大丈夫?ホワホワしてるけど」
黄「そぉですかぉ?」
確かに、いつもよりふわふわしてるよーな、、、
黄「ぜんぜん、元気ですよぉ、」フラッ
青「っ!?」ギュッ
青「あっぶな、、」
赤「黄ちゃんっ!」
黄「ふぅッ、だいじょぉぶですぅ、」
体あっつ、、
これ熱あるんじゃ、、?
青「黄くん、保健室いこ、」
黄「なんでですかぁ、?」
赤「黄ちゃん、熱あるんじゃないの?」
黄「ないですよぉ、、?」
赤「青ちゃん」
青「うん、黄くん連れてってくるね」
保健室
青「はい、寝てて」
黄「んぇ……だいじょうぶですってぇ、、、」
青「だめ、」
黄「ん、はぁぁい」
なんでこんな時に限って
先生がいないのか……
あまり保健室に来ない僕は
体温計の場所が分からない
青「ぁッ!あった!」
探し始めてから数分後
ようやく体温計を見つけ、黄くんの所へ行く
青「黄くん、?」
黄「なんですかぁ……?」
青「熱測ろっか」
ピピピッ
青「えっと……は?」
39.5°
と表示されていた
青「ね、ねぇ、黄くん……」
黄「?」
青「昨日、電話した後何したの?」
そう、昨日電話していた
その間は特に何もしてないし、元気だったから
何かあるとしたら電話した後
黄「きのぉはぁ、てつやでぇべんきょぉと、家事とぉ……」
青「寝てないってこと?」
黄「そぉですねぇ……」
青「ご飯は?」
黄「昨日から飲まず食わずですぅ……」
は?
昨日から飲まず食わず?
お腹空かないわけ?
そして寝てないの?
てか親は?帰ってきてなかった?
青「な、なんで…..?」
黄「……」
黙り込んでしまった
よっぽど言いたくないのかな?
青「ね、黄く_____」
青「えっ、」
黄「スースー」
寝てる……?
青「心配しちゃうじゃん……」ボソッ
起きる様子はないし
体調悪いのに起こすのもあれだし、
先生いないのにひとりで保健室に置いていくのもなんだか気が引ける……
と、言うことで
保健室に黄くんといることにした
ま、寝てるけど←
続く
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