テラーノベル
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冷蔵庫の中。
今日も静かに一日が始まる――はずだった。
📢「おい、魚」
低い声が響く。
冷蔵庫の上段で堂々と寝転がっているのは、高級和牛パックのいるま。
隣のトレーには、ぴちぴちと元気そうなアジのこさめがいた。
🦈「なーに、お肉くん」
📢「お肉くんじゃねぇ。いるまだ」
🦈「いるまくん!」
📢「……まあ、それでいい」
こさめは尻尾をぱたぱたさせながら笑う。
🦈「今日はね、お刺身になるかも!」
📢「そんな笑顔で言うことか?」
🦈「えへへ」
自由すぎる。
その時。
冷蔵庫の扉が開いた。
🦈「きゃっ! まぶし!」
こさめは慌ててレタスの陰へ隠れる。
いるまは落ち着いた様子で棚の奥へ転がった。
人間の手が牛乳だけ取って閉める。
📢「……ふぅ」
🦈「危なかったぁ」
📢「毎回騒ぐな」
🦈「だって食べられちゃうかもだもん」
📢「俺ら食材だからな」
🦈「そっか!」
📢「納得すんな」
しばらくすると、こさめがお腹をぐぅと鳴らした。
🦈「おなかすいた」
📢「魚がお腹空くのかよ」
🦈「いるまくんのお肉おいしそう」
📢「おい」
🦈「一口ちょうだい」
📢「俺は牛だぞ」
🦈「牛さんきっとおいしい」
📢「食う気満々じゃねぇか」
すると、いるまもじーっとこさめを見る。
📢「……でも魚もうまそうだな」
🦈「え?」
📢「焼き魚」
🦈「だめぇ!」
こさめは慌ててヒレで自分を隠した。
🦈「こさめ食べちゃやだ!」
📢「先に言い出したのお前だろ」
翠玲
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🦈「いるまくんがお肉だから!」
📢「お前も魚だから!」
二人はしばらく見つめ合い――
🦈「むぅ」
📢「ふん」
ぷいっと反対を向く。
意味不
コメント
3件
え、好き♡ おもろいわw 魚と牛肉の会話かぁ。 いるまくんの口どこやろ?