テラーノベル
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更新します、嬉しい泣
俺がヒーローを辞める日
テツの葬式から1週間が経った
もうなにもする気が出ない、なにもできない
「、…テツに、会いてぇな…」
カラカラに乾いた喉からはそればかり
きりんちゃんもずっと心配そうな顔で俺のことを見てくる。ごめんなぁきりんちゃん、
おれ、ヒーローもなにもかも、やりたくねぇわ
〜
今日はヒーロー最後の日。
今までずっとヒーローになるためにテツと
学校いって、筋トレして、
そんな努力も一瞬でなくなるのか、
まぁそんなことも、どーでもいいけど。
「っし、もう大丈夫だからな!」
迷子になってたちびっ子に笑いかける
「ありがとっ!ヒーロー!」
「おうよ!気をつけろよ?」
「うん!、、あのね?ヒーロー」
「どうした?」
ちびっ子が少しソワソワした様子で話しかけてきた、…なにか、あったのだろうか
「僕、いつもここでサイキと遊んでたの」
「…」
そういえばアイツ、よくちびっ子に
絡まれてたっけ。
「ねぇ、サイキに会いたいの、どこで会えるかなぁ?」
テツが死んだことは公にされていない。
ヒーローは死んだら普通は報道される。
しかしテツはヒーロー見習いだったこともありしっかりと報道されることはなく。
“男性が1人死亡した”という形でのみだった
「そうだなぁ、俺も会いたいよテツに」
俺はわしゃわしゃとちびっ子の頭を撫でた
「、今、テツ旅にでててよぉ 世界のガキどもを助けてくるーっって、だから、待ってりゃあーいつか、会えるんじゃねぇかな」
歪ながらも笑顔で言葉を紡ぐ
「、そっか、じゃあ今度あったらいっぱい遊ぶっ!!! ありがとうヒーロー!!」
ちびっ子は大きな声でそういうと母親の方へ
駆けていった
「愛されてんなぁ、テツ、」
〜
「お疲れ様でした。宇佐美さんの活躍は
歴代の中でもトップクラスだったので」
「いえ、少しながらも人々を守れてよかったです」
「イッテツくんは、その、とても残念でした」
「、、、はい」
「ヒーロー活動はおやめになってもまだまだ助けがいる時は連絡してくださいね」
「ありがとうございます。」
「お世話になりました」
部屋を出るとつえーのみんながいた
「リト、今までありがとな」
「たまにはテツに会いにきてよね!」
なんて優しい言葉をかけてくれる
「うん、ありがと、また連絡するわ」
〜
ヒーロー協会のビルを出るところで
みんな手を振って俺を見送ってくれた
ほんと、世話焼きなやつらばっかだな
たぶん、もう連絡もしないかもだけど、
〜
ヒーロー協会は甘い。
甘すぎる。
KOZAKA-Cを決して殺さないのだ。
殺さないから今だに事件数は減らないし、
市民も危険に晒される。テツだって、
捕まえそびれた奴らに殺されたようなもんだ
俺が、
俺がアイツらを殺さないと。
ヒーローの俺だったらできない。
ヒーローじゃなく、1人の人間として
アイツらを全員殺す。
テツのためにも
コメント
4件
これからいったいどうなるんだ?!楽しみすぎる!
コメ失礼します~❣️ rt3️⃣が闇堕ち始めてて最高です❣️🤩 これからも応援しています❣️