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記憶の花

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記憶の花

1 - 第1話 プロローグ

♥

18

2024年08月04日

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いつからだったのだろうー




「ねえそこのお姉さん。」

(ナンパか。呆れる。無視しよう)

「お姉さん無視しないでよー」

しつこいやつは嫌い。はっきりと言ってやるか。そう思った。

「あの。ナンパですか?ナンパなら目の前から消えてください。」

はっきり言ってやった。スッキリするかと思った。もうこの男も抵抗はできないだろう。

「ナンパ男なんかと一緒にしないでくれる?仕事の誘いだから。自意識過剰だね君」

男は私に向かってはっきりと言った。

恥ずかしい。そう思った。ところで仕事の誘いってなんだろう。

私は聞いてみることにした。

「仕事の誘いって、何の仕事ですか。」

「簡単に言えば”モデル”だよ。お姉さん顔整ってるし。」

モデル。その素敵な職業は私が小さい頃から憧れていた。

やってみたい気持ちはある。だけど私は今の職業に満足している。

人も少ない会社だから辞めたら迷惑がかかる。

「1年時間をください。」

私は1年間考える時間が欲しくて男に提案。いや、頼んだ。

「1年、、まあいいだろう。1年経ったらまたここで会おう。何かあったら名刺を渡しておくから連絡してくれ。それじゃあ。」

これは私の人生の物語。


(男の名前、聞けなかったな。あ、名刺に書いてあるか)

名刺にはー黒神 純(くろかみ じゅん)と書いてあった。

どこかで聞いたことがあるような。そんな気がした。



10いいねで続くー

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