どうも皆様、サカナです
リクエストとかテラルレの間に混ぜることでやってる感を演出するサカナです
友達とプリキュアの映画行きました、とてもとても良かったので広がるスカイプリキュアからアニメ閲覧中です
ソラちゃんかっこいいかわいい好き
あ、親バカ米ソです
皆様は南北、または東西に分割された国々をいくつご存じだろうか。
有名どころで言えば東ドイツと西ドイツ、北朝鮮と南朝鮮こと韓国、そして北ベトナムと南ベトナムといった国々がそれに当たる。
ポーランドやパナマは別としているのは、資本主義陣営と社会主義陣営として別れた国々を主題とするからだ。
第二次世界大戦後、悪の枢軸がいなくなった後。
次に争い始めたのはアメリカとソビエトだった。
主義の違う2人は仲がどんどん悪くなって、敗戦国やその属国たちは主義別に吸収されるようになり、先ほどあげた国々もその被害者。
そして今日もまた、資本主義陣営の本丸アメリカと、社会主義陣営の大元ソビエトが争っていた。
アメリカ「いい加減にしろクソ連!!!俺の韓国のどこが可愛くないだと!?!?」
ソビエト「可愛くないとか言ってねえよ!!!難聴なのかこの資本の犬っころが!!!俺の北朝鮮のが可愛いって言っただけだろうがボケ!!! 」
アメリカ「あ゛ぁん!?!?韓国のが可愛いに決まってんだろうがこの野郎!!!」
韓国「ほんとにどうでもいい…」
北朝鮮「キムチ美味しい」
韓国「いっぱい食べていいよ」
北朝鮮「じゃあ、ありがたく」
ソビエト「ほら見ろ!!!あのほっぺたいっぱいに食いもん詰め込む姿!!!!ハムスターみたいで可愛いだろ!!」
アメリカ「うわ可愛い!!本当だ!!でも韓国の方が可愛い!!しかも優しいぞ!!」
どうしてこのような事態になったのかと言えば、きっかけは限りなく些細なことだった。
ただ珍しく話をしていたら、自分のところにいるやつらが可愛すぎるとソビエトが言い出しただけだ。
例えば?とアメリカが聞くと、まずは北朝鮮、あと東ドイツと…と社会主義陣営の名前を次々出してゆき、うちのやつらのが可愛い!と謎の張り合いを見せたアメリカと喧嘩になった。
巻き込まれるような形で各陣営の国々が招集され、ソビエトとアメリカは自慢争いを本格的に開始。
ほとんど放置状態になったため、各々交流や休息を取り始めた次第である。
日本「中国さん、炒飯ありがとうございます!」
中国「いいヨいいヨ、暇だしネ」
南ベトナム「中国、俺にもくれ」
東ドイツ「僕も食べたいです!」
西ドイツ「ぼ、ぼくも!」
中国「Xixixi!我ってば人気者アルネ」
ソビエト「中国はああいうところが可愛い」
アメリカ「俺もチャーハン食いたくなってきた」
ソビエト「俺の花園を燃やす気か?この……やっぱりあいつらに汚い言葉を聞かせるわけにはいかない。後で殴らせろ」
アメリカ「え、なんかごめんね?」
罵倒の言葉が子供っぽくまるまるとしていたのは、彼らなりの配慮だったらしい。
ソビエト「まあいい…今“は”許してやる。ところでアホリカよ、チャーハンを頬張る東ドイツと世話を焼く南ベトナムを見てくれ。そして巧みに大量の料理を作りまくっている中国も見てくれ。とんでもなく可愛いだろう!!」
アメリカ「あぁ確かに可愛い…だがな!あの無限に伸びる日本のほっぺと、控えめな自己主張が小動物すぎる西ドイツには敵わんだろ!!」
またしてもソビエトが仕掛け、アメリカが応戦する。
朝鮮兄弟は相打ちで終わったが、系統の違う者同士ならばどうなるか。
ソビエトとアメリカ以外にとっては石ころ程度の興味しかないこの試合…2人にとっては、絶対に負けられないのだ。
アメリカのカードはもっちゃもっちゃと四次元ポケットのように口の中へ炒飯を詰め込む日本と、兄である東ドイツの影に隠れながら炒飯をおねだりしている西ドイツ。
日本の頬はアメリカ曰く無限に伸びるらしい が、それを面白がってたくさん食べさせまくるため、日本は少しお肉がついてしまっている。
西ドイツの仕草はまさに小動物を彷彿とさせ、(大人になると消え失せる)きゅるんとした瞳がアメリカとソビエトの庇護欲を駆り立てた。
それに対してソビエトのカードは、仲良く炒飯を食べ進める東ドイツと南ベトナム。そして流石本番と言うべき腕前で食材を美味しいものに変えていく中国。
南ベトナムの方が大人だからか、先にできた炒飯を東ドイツに譲ったり、その炒飯を夢中になって食べる東ドイツの口元を拭いてあげたり。
アジア差別だってあるこの時代、この光景は2人にとってあまりにも眩しかった。
南ベトナムより更に大人な中国が2人の頭を撫でた瞬間。
天使たちが仲良ししてるようにしか見えないその光景は、ソビエト曰く天を仰ぎかけたとのことだ。
アメリカ「やべえ、目が潰れる…無茶苦茶かわいい…」
ソビエト「東アジアって全員ハムスターだったんだな…色んなもん食わせてえ…」
床に転がって可愛い可愛いと呟き続ける二つの陣営のボスたちは、とんでもなく情けない。
ただでさえアメリカが苦手な北ベトナムは呆れ果て、南ベトナムから炒飯をお裾分けしてもらっている。
散々嫌いだなんだと言っているくせに、こういう時は仲良くなるベトナム兄弟だった。
その光景を見た2人がまた悶え始める。
アメリカ「あの一匹狼な北ベトナムが…っ!!!」
ソビエト「あの他人と仲良くしたがらない南ベトナムが…っ!!!」
主を仰ぐバチカンのように澄んだ表情で、2人は無事にキャパオーバーした。
コメント
9件
主「遠目から見てても良いけど言い争いにも参加したい(うちのオリカンヒュも負けてないヨ★)」 代理「4ね」 主「ヴィエ?」
冷戦ならぬ温戦...
なんだこの平和な冷戦、いや暖戦、、、尊い、一生やってて、、、! めっちゃこの仲良し空間に入り込みたい。絨毯でも牛タンでも良いから入りたい、潜り込みたい、、、!