テラーノベル
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「とーや」
急に甘ったるい、異常に優しい声で囁かれた。ベッドで息を切らしながら、視線だけそちらに向ける。甚爾はさすさす、と下腹部を擦りながら続けた。
「…今日機嫌悪いの分かるよな?」
肯定するべきなのか分からずに座っている甚爾の横に寝転がっていると、
「舐めて。 」
「っ、♡♡……ん、♡!?ん゛ん……っ」
頭の後ろを抑えられ、喉奥に彼の硬いそれが押し込まれる。もうはいらない、とアピールしたいのに口が塞がれて情けなく上目遣いで睨むしか出来ない。
「……っ、いい眺め。」
(!ふざけんな、ぁ♡何言っとんね、ん…っ変態!♡……でもこれ甚爾くんの匂いヤバ..い、しゅき゛♡)
体臭と汗が混じった匂いを何度も嗅いでは恍惚とした顔をしている。彼にバレていない訳がなく。
「サボってる。勝手に気持ちよくなんな。 」
雑に後頭部をつかまれて血管の浮き出た赤黒くグロいそれを完全に奥まで咥えさせられた。
「んっ……!?ん゛ーっ♡♡……」
「はいはい、カワイイ。…あー、 お前ばっか気持ちよくなってウザいなあ」
押し込んでいた手が離れ、口からまだ硬度を保ったそれが抜かれる。けほけほと途端に咳き込む直哉を見ても何も言わなかった。まだ直哉の口の中は苦くて、大好きな味がする。余韻に浸ってる直哉に甚爾の 顔がずい、と近づけられた。まつ毛が当たるぐらいに。
「選ばせてやるよ。このままおしまいにするか」
おしまい、その四文字を聞いて目を見開いた。大人しく犬のように座り込んで続きを待つ。さっきまでの威勢がいつの間にか消え去っていた。
「ブチ犯されるか。」
「……決まったら言いに来いよ」
爆弾を置いて寝室を出ていってしまった。全裸、首に赤い跡、勃起したまま、涎と汗でぐちゃぐちゃになった顔。放心状態で、彼の背中を目で追いかけた。
(んな……甚爾くん、もう我慢でけへん。俺んことブチ犯してください♡…とか言えるわけないやろ、アホか。…でも。)
コメント
1件
うわっ…第4話、えぐかった…🔥 最初の甘い声からの豹変、そして「選ばせてやるよ」の圧が半端ない…。直哉の「しゅき゛♡」みたいな脳みそバグった感じと、それを見透かす甚爾の余裕、その温度差がたまらん。最後の「ブチ犯してください…とか言えるわけないやろ」ってとこ、理性と本能の綱引きが切なくて刺さる…。続きどうなるん、はよ読みたい…!