この作品はいかがでしたか?
113
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兄さん
「スマン。遅れた」
しんぺい神
「…で、本当に話すの?」
兄さん
「コイツなら…大丈夫だろ…」
兄さん
「ナオトと仲がいいらしいし」
しんぺい神
「じゃあ…知っといたほうが良いね」
兄さん
「じゃ、話すぞ」
________________
これは、ナオトの小学生・中学生頃の話
まずは…小学生頃だな
ナオトは、よく虐められていたんだよ
ジン)え…?
そのせいで、友達がいなかったんだ
でも、唯一の友達ができた
”出雲 ヒロキ”さっきお前が言っていた奴だ
二人は仲良そうに遊んでいて
俺らも少しは安心できた。けど…
ヒロキ君が…”自殺した”
ジン)え…
…小5か小6ぐらいの時に
いじめが原因で、自殺した…
実は…ヒロキ君も…ナオトも虐められていたんだ
ジン)…
ヒロキ君は、中学生に虐められていたんだ…
言葉のナイフも知らねぇ連中が…ヒロキ君を…
傷つけた。
そのせいで、追い込まれ
自殺した。
ナオトは…
「自分のせいだ」「自分で…止めれなかった…」って
追い込んでたんだ
だから、中学生は
不良になって、強くなった
俺らは、何も言わなかった
何がどうしようと、それはナオトの自由だ
そんで、高校生…
不良をやめ
自由な生活へ戻りつつ
ヒロキ君の仇を探しているんだ…
今でも…
________________
兄さん
「これが…ナオトの過去…」
兄さん
「…あんまりだよな」
兄さん
「何も罪のない子達が…いじめられるのは…」
兄さん
「俺らには…何もできることがなかった…」
しんぺい神
「でも、ナオトの笑顔も増えてきてる」
しんぺい神
「今では、楽しいと思っているんだよ。きっと」
ジン
「…ナオト君…」
ジン
「…何も知らず…僕は…」
しんぺい神
「心配してくれるだけでもありがたいよ」
しんぺい神
「それに、ナオトの友達でしょ?」
しんぺい神
「嬉しいよ」
兄さん
「ナオトのクラス…全員が不良だからな…」
兄さん
「多少…不安だったんだ…」
兄さん
「「また、いじめられないか」「辛くないのか」」
兄さん
「「俺らは、何をすべきなのか…」とか…」
ジン
「…なら、」
ジン
「ナオト君の、支えになってください」
ジン
「ナオト君が、もし虐められても」
ジン
「安心できる、そんな場所になる」
ジン
「僕は…ナオト君の友だちになれたことが…」
ジン
「幸せだった…嬉しかった…」
ジン
「僕も…虐められていたけど…」
ジン
「ナオト君が…助けてくれて…」
ジン
「今でも、学校へ勇気を出して行けているのは…」
ジン
「ナオト君のおかげなんです!!!」
ジン
「だから、僕らで」
ジン
「ナオト君の安心できるような」
ジン
「支えになれば…」
兄さん
「…」
しんぺい神
「…」
ジン
「あ!すみませんッ!!勝手に変なことを…」
兄さん
「いいや。ありがとう」
しんぺい神
「俺らも、頑張るよ」
兄さん
「だから、お前は」
兄さん
「ナオトの味方になってくれ」
ジン
「!」
ジン
「もちろんです!!」
wrwrd「…」←こっそり聞いていた
兄さん
「後…お前ら、居るだろ」
wrwrd「ギクッ(-_-;)」
しんぺい神
「あ、やっぱり?」
ジン
「え!?誰か…居たんですか!?」
兄さん
「俺の生徒たち」
ジン
「ってことは…不良ッ!?」
ジン
「ダダダダダッ!」
スッ…(しんぺい神の後ろに行った
しんぺい神
「そんなに…不良…ニガテ?」
ジン
「前に…虐められたんで…トラウマです…」
しんぺい神
「あらら…」
兄さん
「ま、お前らも。これはナオトには秘密だ。いいな?」
wrwrd「…コクッ」←約束は守るタイプ
兄さん
「んじゃ、帰るとするか」
しんぺい神
「あ、ナオトはどこ?」
ジン
「先帰ってましたよ…?」
しんぺい神
「ちぇ…せっかく、ナオトと一緒に帰れると思ったのに…」
ジン
「なんか…すみません?」
兄さん
「あ、気にすんな」
兄さん
「コイツ、ブラコンだから」
しんぺい神
「おい」
ジン
「あはは…(汗)」
コメント
2件
早くみたいです\(・Д・)/ハヤクー
新作待ってるよー