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原作無視!
暴力表現とかあるかもしれないので、それでも良いよって方だけ見てください!
では、どーぞ!
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蜂楽「俺、サッカーやってるんだけど君は何か好きなスポーツある?」
ニシシと俺に笑いかけてくれる
好きなスポーツ…正直に言うと蜂楽君と同じサッカー
でも、同じスポーツって答えるとどんな反応をされるのか分からない
嫌な反応も良い反応も、しばらく親以外と会話をしてこなかったから親に接する時のように色々と考えてしまう
蜂楽「どーしたの?」
潔「ぁ…俺も、サッカー好き」
どうしたの?と聞かれて焦った
何故か分からないけど、この子には俺の全てを見据えられてるような気がして、咄嗟に言ってしまっただけ…なんだけど
蜂楽君に幻滅された様な感じがする
俺、変だから
蜂楽「やっぱりサッカー好きなんだ!俺、今練習相手いなくてさ、」
「もし良かったら、練習付き合ってくれないかな?」
初めて言われた
蜂楽君が、その言葉を発した後に人懐っこい笑顔で俺を見るから、断れなくて
結局、一緒にサッカーをした
でも、それが間違いだったらしい
蜂楽君と公園で最後の会話をしてから帰路に着いてやっと気づいた
俺は、親の買い出しに行っていた
つまり…親は帰って来ない俺に腹を立てて怒り狂っている為、家に帰ると地獄な日々がもっと酷くなると考えられる
今回は本当に俺の馬鹿なミス
いっその事このまま何処かへ逃げてしまおうか
そんな思考が頭の中を巡る
なんで俺は生かされてきたんだろ、親にとって邪魔なら早く殺しちゃえば良いのに
帰りたくないんだけどな
帰んないといけない
無慈悲にも、時間はどんどん進んで行くから
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やっと、重い足を一生懸命動かして家の前に着いた
ドアノブを掴もうとする手が震える
そりゃそうだ
俺は自ら地獄に足を踏み込もうとしているのだから…
もし、逃げられたならとっくのとうに逃げてるんだけど、何で俺は逃げる勇気すら無いんだろうね
世一「ただいま」
ゆっくり、慎重に音を最小限まで抑えて家の中に入る
今のところ親は部屋で寝てるらしいから、夜ご飯作って誤魔化していこう
そう考えてた矢先だった、
親「世一ぃ、いい度胸してんなぁ?」
世一「ぁ、」
親「ふざけんじゃねぇ!」
ドカッ バキッ
世一「い”っ、」
親「死ねよお前!俺らの為に動けねぇやつとかいらねぇわ!」
バコッ
何発か殴られ蹴られしてるうちに、少し頭がフワフワして来た
限界に近づいてるだろうけど、低学年の時に鍛えた体は大きくなっただけで機能はそのまま
ほぼスポーツマンの身体に等しかったから、まだ耐えられる
そう考えていると、親が煙草の火がついている部分を俺の皮膚に押し当てた
世一「あ”っ」
自然と汚い声が出て、自分の皮膚が焼ける匂いとジクジクとした痛み
気が狂いそうになった
これ以上は俺の身体も精神も限界突破してしまう
咄嗟に俺がとった方法は、家出
その後の事なんて考えもせず、今まで何とか貯めたお金を持って家を出た
まだ余り寒くない時期なのに、俺に身体に当たる風は少し冷たい
今はまだ7時くらいだから
高校生や中学生の部活終わりの人がチラホラいる
俺も部活してみたい
中学校とか高校とか行ってみたい
あんな親の元に生まれたから一生叶わない願い、数年前まで俺の親は他の親と大差無かったのに…なんでいきなり豹変したんだろう
俺にはあの人達の思考を汲み取ることは出来ない
ま、今となってはどーでもいいか
取り敢えずどっかの公園で時間を潰そう
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あれから何時間経ったんだろ
徐々に人も少なくなって、今公園には俺1人
なんか、落ち着ける場所って良いな
意外とこの公園好きかもしれない
ずっとポヤポヤと考える
やりたいこと、挑戦したいこと、今の解放感溢れる時にしか出来ないこと
サッカー…今日は楽しかったな、蜂楽君凄く上手くてさ
蜂楽君はいつも独りじゃなくて『かいぶつ』と一緒にいるんだって言ってた
しかも、俺の中にも『かいぶつ』がいるって
蜂楽君はそう言ってたけど、『かいぶつ』がいるだけであんなに楽しそうなのに、同じ『かいぶつ』がいる俺はこんな惨めだ
多分いや、絶対俺の中に『かいぶつ』はいないよ
俺みたいな救いようの無い敗北者には勝者の気持ちも、考えも、行動も、理解できないし、理解しようとしてないけど…
蜂楽君が言う『かいぶつ』ってのは、蜂楽君自身じゃないのかな
自信に満ちあふれた自分自身
凄くいい響き
俺にも、『かいぶつ』がいて欲しかった
そしたら今頃サッカーで世界を目指してたから…中高行って、部活やって、友達も出来て
今とは真反対の生活になってたはず
良いなぁ、蜂楽君は
俺に無いものを全て持ってる
羨ましい
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第2話終了
お久しぶりです
ずっと投稿を先延ばしにしてました…本当にごめんなさい
低浮上かつ内容は薄いですけど、これからも見てくれたら嬉しいです!
今後のストーリー展開についてアンケートを取ります
①潔世一が普通の男子高校生として日常を送る
・潔世一が登校する学校は、ブルロのメンバーがほとんどです
・部活は勿論サッカー部
・イジメとかは無く、ほのぼの日常ストーリーや部活での奮闘物語等など…比較的平和です
②ブルーロックでストライカーとして世界一を目指す
・原作沿いに時系列は進みます
・潔世一の苦手な女子マネが一人居て、少しぶりっ子
・ブルーロックの試合は勿論、日常も大分過激です(性的な意味では無い)
・潔世一が苦しむ
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どちらかを選んでコメントに書いてくれると嬉しいです
読んでいただきありがとうございました!
これからもよろしくお願いします🙏