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_:( _* ́ཫ`):_これ、続きとかってありますよね!?!?(おい)
続き見たいな……これめっちゃ好きで何回も見てる。兄貴の反応が若干抑え気味なのもそそる………
!!!Σ(゚ロ゚!(゚ペ?)???えっチョマーテーヨ(゜Д゜) (」゚д゚)好きぃぃぃぃぃ続気的なんってありますか?
全て黒視点より始まります。
自衛は各自でお願いします。
勢いは大事です。察してください。
「第1回!チキチキ、誰が雄っぱい上手に揉めるかな!?選手権!!を開催します!!!」
「「いぇーーーーーい!!」」
「「FOOOOOOOO!!!」」
「…………………………え?」
「え?じゃないよアニキ!もう、ノリが悪いなぁ!!」
「え、いや、え?な、ないこ?どうしたん?なんか変なもんでも食った?俺今日会議って聞いてたんやけど。」
「失礼だなぁ。」
え、待って俺がおかしいんか?なんでみんなそんな普通そうな顔しとんの?え?ほんとに俺だけおかしいんか?いやでも待って?
「俺、今日は今後の活動に関わる大事な話って聞いてんけど。」
「大事な話だよ?こん中で誰がアニキの雄っぱい上手に揉めるかはすっごく大事。」
しかも俺のかよ!?いや、何となく想像はついてたけどね!?
「と、とりあえず落ち着こ?なんでそんな経緯に至ったのか教えてくれん?」
確かに、確かにね?大事な会議だと聞いていたものの、みんななんか気が抜けてるし、ほとけに至っては俺の膝を枕にしてスマホを構っているし。
「えー、だってさ、アニキって筋肉じゃん?」
「ん?うん。いや、うーん…w」
「でさ、アニキって特に大胸筋がすごいじゃん?」
「お、おう、ありがとう?」
「アニキの胸超気持ちよさそう!っていう、」
「いやいやいや、なんでやねん!」
え、マジで意味わからん。なに、ドッキリ?そういう企画?
「そもそもさぁ、俺たち、メンバー内だったらアニキなら抱けるって話になってさ、」
?????????
だ、え?だけ?まって?
いれいすの情操教育どうなってんの!?俺そんなふうに育てたつもりないで!?ドッキリ、ドッキリやんな!?
「じゃあアニキの雄っぱいを上手に揉めた人がアニキを抱こうって話になって、」
「え、その話なんで俺なしで話進めてるん??」
「という訳で!選手権の開催です!!」
「どういう訳やねん!!俺を抱くって何!?」
「そのまんまの意味だよ?」
全員して俺が変みたいな顔すんなや。てか俺の意思は!!
「…はぁ、まあ取り敢えず、突っ込みたいところは色々あるんやけど、なんで俺なら抱けるかになったかだけでも教えてくれん?」
めっちゃ聞きたいわ。全員どんな神経しとんの。
「え〜、じゃありうらからいっちゃう〜?」
ノリノリやなお前ら。言いたがりか。
「はいっ!じゃあダイスナンバー1番!りうら行きます!えっとねぇ、
まあ1番は消去法かな。
ほとけっちは論外。絶対ない「なんで!!!」うるさい。
初兎ちゃんはなんか、なんか近寄り難いというか…「おいどういう意味やねんガキ!!」うるさい。
ないちゃんは怖い…顔はかっこいいんだけど、なんか、殴ってきそうというか…「「「わかる。」」」「ひどくない!?」うるさい。
まろはダメ出ししてきそうだし「そんな雰囲気ぶち壊しみたいなことするか!」うるさい。
とまぁこんな感じかな?アニキだったら優しくて俺が分からないとこも教えてくれたりしそうだし?あとかわいいし。」
前言撤回。あと4回もこれ聞かされるの耐えられない。胃がもたれそう。胸焼けしそう。メンバーから抱きたいと思われる理由気になるって、数分前の俺はどうかしてた。うん。そうだ。てか消去法で抱かれたいって何やねん。結構虚しいぞ。
「よし、分かった。分かったから…」
「じゃあ次!ダイスナンバー2番!ほとけっち行ってみよう!」
「聞けや!」
「はーい!呼ばれて飛び出ていむくんだよ〜!!
僕も確かに消去法かもなぁ。
まずねぇ、りうちゃんとないくん、2人は顔が良すぎる!緊張しちゃう。だから却下「え、それって俺ら褒められてんの?貶されてんの?」え〜?褒めてるよ〜?「ひぇっ」
で、初兎ちゃんとはそういうんじゃないし?僕達は健全なお付き合いをしてるから。てか僕達って兄弟じゃん?つまりそういうこと!
最後のIfくん、僕らって不仲じゃん。そういう設定じゃん。「設定とか言うな!俺はお前のこと嫌いやわ!!」Ifくんうるさい!
とまあこんな感じ?アニキだったら僕全然抱けるよ!かわいいし。」
まじで勘弁してくれよ。あと設定とか言うなよ。たとえ裏では普通に仲良かったとしてもそれはタブーや。
「お前らさ、ちょっと疲れとるんとちゃう?休めよ。」
「疲れとらんよ?まろはアニキの胸ずっと触りたかったからむしろ元気!!」
まろは社畜だから、うん。きっと狂ってしまったんや。安らかに成仏してくれ。南無南無。
「続きまして〜!ダイスナンバー3番、初兎ちゃんどうぞ!」
いや続かせるな。
「はいはーい。俺は普通に悠くんのこと抱きたいなって結構前から思ってて。」
ん?
「やから今すっごい嬉しいんよ。絶対叶うことの無いものだと思っていたのにこんなふうにチャンス作ってもらって」
いやそれ俺許可してないのよ。叶うはずのないままであってほしかったわ。
そんなキラキラした目で語らんといて。
「好きなのは女の子だけど抱きたいのは悠くんみたいな感じ?大丈夫!絶対優しくするから!あともうひとつ言うとかわいいから?」
だいじょばないんよ。それは。
え、つまり俺の事そういう目で見てたってこと?え、こわ。白黒組ちょっと休止しよ。
「では続きまして〜!ダイスナンバー4番!ないこ行かせていただきます!
俺も結構初兎ちゃんと似た感じで、アニキのことかわいいな~抱きたいな〜って最初から思ってて。
というかそれ目的で近づいたのも無きにしも非ずというか……いや、冗談!冗談だよ!?そんな目で見ないでよ、もう〜」
なにそれ初耳。え、俺歌求められてたんやないの?ちょっとショックやでそれは。
「だから冗談だってば!!」
いや、2割は本音混じってた。
「ないくん、それはないわ。」
「り、りうら…!」
「ないちゃん、それは僕でもちょっと…」
「ほとけっち…」
「ないくん、考え直して…」
「初兎ちゃん…!」
「ないこ、それは最低」
「まろまで!」
全員に責められ若干涙目なないこが少しだけ可哀想になってきた。
「まあ、聞かなかったことにするわ。実際、グループのこと誰よりも想っとるんはお前やろうし。」
「あ、アニキぃ!!」
「そういうところやと思うで、悠くん。」
「そういうところだよね、アニキ。」
「まあそれがアニキのいい所と言うか…」
「ないこに甘すぎるんよ、アニキは。」
「いや、Ifくんも人の事言えない。」
「てか俺ら全員そうだと思う。」
「せやな。」
そこ、コソコソうるさいわ。
………もういい、ここまで来たら腹括って全員分聞いてやる。
「で、最後、まろは?」
「はぁい!ダイスナンバー5番いふまろ!言わせていただきまぁす!!
まあでも、これしかないでしょ。
まろあにきっずだし!?!?アニキのこと大好きだし!?愛してるもん!!アニキ可愛い!」
まあ、うん、これは予想ついてた。ガチ恋診断やったくらいやもんな。
でもな、付き合いたいみたいなふうに考えてる言うてたけどあれネタではなかったんか…。
しかも俺が下なのか…。
とまあ、一通り全員の言い分を聞いたところで俺はある決心をした。そう、この場から逃げる決心だ。そのためにはまずほとけにどいてもらわないといけない。
「お前らの言いたいことは分からんけども分かった。で、一つ言いたい。ほとけ、そろそろ重いから退いてくれへん?」
「え?いやだよ?」
「嫌だってお前…」
即答された答えに呆れていると背中に冷や汗が流れた、気がした。
「アニキー?逃げようとしても無駄だよ?まろ!アニキを抑えろ!!」
「っ!!!」
やっぱりそうだと思ったよ!
だが無理やり抜けようとするとほとけの頭を打ってしまう可能性があり、為す術なくまろに這いが締めされてしまう。抜け出すのは容易ではないだろうが不可能ではない。それでも少しでも誰かに怪我をさせしまうかもしれないと思うと躊躇ってしまう。
「ふふふ、ほとけっちよくやった!アニキなら絶対無理やり抜け出すなんてことしないと思ったからね!この作戦で上手くいってよかった。」
つまり、ほとけが俺の膝を枕にしていたのは最初からこのためだったと。
「なあお前ら?今ならまだ間に合う。まだただのメンバー同士、親友同士でいられるやろ。やから、考え直さん?」
「え?その先に進みたいってアニキ以外みんな思ってるから大丈夫だよ?」
犬のようにキュルンとした目で俺を見るないこ。
いや大丈夫じゃねぇよ!俺は進みたくねぇよ!
「はぁ、悠くん、ええ加減覚悟決めた方がええと思うで?こっから抜け出すなんて無理やろ。ほら、ちょっと興奮してるやろ?悠くんドMやもんな。」
俺の胸を優しく撫でながら顔を寄せてくる初兎に悔しいが、顔が赤くなるのが分かる。
「っ…、好きにしろ!ただ、俺は抱かれる気はないからな。」
「強がんなって~」
強がってへんわ!!え、てかなんか、みんな、怖ない?え、目、ギラギラしてない?
ひゅっ、と喉がなる。
これ、ヤバいやつとちゃうん?
後悔先に立たず。わかりきっていたはずなのに今更ながら焦る。
「じゃあ仕切り直ししようか?んん”っ、第1回!チキチキ、誰が雄っぱい上手に揉めるかな!?選手権!!改めて開催!」
「「「「いえーーーーい!!!」」」」
もうヤダ帰りたい。
「さぁ、アニキ!最初は誰から揉まれたい?」
「誰からも嫌や」
「え?ダイスナンバー順?ほんとにアニキはいれいすが大好きだねぇ~」
いれいすは好きやけど今のお前らは怖いわ!
「さぁ、りうら!行け!持ち時間は予定通り1人2分な!」
「来んな!」
「あーにーきー?覚悟!」
「、!っ、んっ、」
こんな屈辱、あるだろうか。なぜ俺は年下に胸を揉まれているのだろう。てかこいつ、結構上手いのが腹立つ。優しいんだけど欲しい時にくる丁度いい刺激。
顔良いし。
ガチめに女の子にされている気分だ。
てか女の子にやれや、こういうのは。胸揉むのは許可とってからじゃないとダメやけど。
「アニキ、なーに他のこと考えてんの?今は俺だけしか見ちゃダメ。ね?」
「っ…!」
こいつ、どこでこんなん覚えてきやがった…?
いくらないことBLやってるゆーてもあくまであれはビジネスやろ?
「俺だって男なんだよ?天才ぴよぴよ最年少の名は伊達じゃないってとこ、見せつけてあげ…」
「はい!りうら終了~!!」
「はぁ!?!?今めっちゃいいとこだったじゃん!!!」
「残念でした。恨むなら時間の計算できなかった自分を恨むこったな!」
「ぐぬ…」
正直、助かった。
あのまま続けられていたら本当に女の子に成り下がっていたかもしれない。
「次はほとけっち!行ってこい!」
「任せて!」
慣れたように俺の上に跨りまるで夜這いをする女のように体を這う手に、色気を感じる。
「ほ、とけ…、」
「んふふ?どーしたの、あにき。あ、もしかしてぇ、僕に興奮してるの?嬉しいなぁ。」
頬を赤らめながらそれでも俺の胸を揉む手を休めないほとけに抵抗が出来ない。
いや、まろに抑えられているから出来ようもないのだが。
「どう?きもちーでしょ?僕はりうちゃんと違って大人だからね、時間配分だってちゃんと…」
「はい時間でーす。離れてくださーい。」
「なにがりうちゃんより大人だから〜、なんだよ!俺と変わんねぇじゃん!!」
「ほとけアホ〜」
「ねぇ嘘じゃん!絶対2分たってないでしょ!」
「よく見るんやで、イムくん。めちゃくちゃ2分たってる。」
「くそがぁぁぁ!!」
突然入った静止とほとけの変わり身の速さについていけず、はぁはぁと荒い息が出る。
俺を他所にぎゃあぎゃあと騒ぐ5人だが気にしてられない。
なんやねんアイツ。
あんな色気あるとか聞いとらんわ。解釈違いも甚だしい。
まあ、でも、ああいうほとけも、嫌いでは、ないけども。
「っ!」
チラリと5人の方を見ると、たまたまほとけと目が合って、今までの喧騒が嘘かのように静かに、見透かすように、微笑まれた。
くっそ、ほとけのくせにカッコつけやがって。…顔、赤くあらへんかな。
「さて、悠くん?次は僕を見てよね。」
「ぇ、あ、や、まっ、」
お願いだ。まだ心臓が落ち着いていないんだ。今次の刺激をもらったら俺は…!
「くふ、」
「ッ、ぅぁ、」
「んふ、たったこれだけ、胸揉まれたくらいでそんな声出すなんてほんま、悠くんはドMで淫乱やなぁ。」
「いん、らん、なんかやな、」
「じゃあなんでそんな気持ち良さそうな顔しとるんやろうなぁ」
年少2人よりも強い力で胸を揉まれて顔が歪む。なのに、痛いのに、
それがどうしようもなく気持ちいい。
感じたくもない快感が次から次へと襲ってくる。抵抗するほどの力ももう残っていない。
息を整える暇もなく激しく、それでいて大切なものに触れるかのように手が動く。
顔を隠したいのに拘束によって手を自由に動かせない。
兎なんて、なんでそんな可愛らしいもんがこいつのイメージ動物やったんや。アデリーペンギンとかの方が似合うやろ。
ってか、2分ってこんなに長かったか?
聞きたくもない高い声が、少しでも出ないように唇を再度引き結んだ時、
「はい!2分経過!」
「っは、」
「ありゃ、もうきちゃった。残念。」
ないこの声と共に俺は息を吐き出し、初兎はあっさりと離れた。
「う、わぁぁ、初兎ちゃん上手すぎて思わず見とれちゃった…」
「ふふん、お子様たちとは違うってことですよ!消去法とかいう失礼な理由でもないしな!やっぱ白黒なんやて!」
「まあ確かに上手かったけどさ、初兎ちゃんSっ気やばかったよ?」
「しょにだドSざえもん!」
「あ”ァ”ン!?」
「まあアニキのことドMとかなんとか言ってたけど初兎ちゃんのほうがSだったからってのもあるよね。」
「ちょっといむくん!?」
「さすが腹黒。」
「おいガキ!りうら!!」
やからさ、俺置いてけぼりにして話すなや。まあ今はみんなと話す余裕なんてないし別にええんやけど。
「さて、アニキ。次は俺の番だよ!子供組3人にやられただけでこんなにもとろっとろになっちゃうなんて、素質あるんじゃない?」
何のや、と言い返す前に距離を詰めるないこ。
顔がいい。ほんま、俺なんか構ってないで女の子と遊びに行けっての。いや、ダメなんやけども。
「あぁ、まさかあの予行練習がこんな形で役に立つとは…!」
「予行練習、って、ないこ、きもっ、い」
「ちょ、酷いってアニキ!」
そう言いながらも休める気のない手が動く。確かに、認めたくは無いが確かに前3人よりもテクニックは1番高いかもしれない。
こんなテクニックなんて、リーダーには1番つけて欲しくないものだが。そもそも持ち腐れ、なんて可能性もあったはずなのだが…。なんで俺今このテクが宝みたいな表現したんや阿呆か。
「アーニーキー?なんで俺の時は初兎ちゃんの時みたいに鳴いてくれないの?」
顔と声色と言動に一貫性を持ってから言えや。なんでその声と顔でそんな可愛くない言葉が飛び出すんや。
こいつの前では絶対喘ぎたくない。
余裕なんてないのにそんな謎の意地が湧いてくる。
「はぁ、いい加減にしろって。本当は気持ち良くて堪んないだろ?」
ないこはないこで俺の事をこれでもかと攻めてくる。
得意のエロボイスを耳元で囁かれれば流石に俺も体を強ばらせる。
この破壊力、半端ない。しかもいつもの茶番劇の時よりも息がたっぷり含まれていて、エロさが増している。
「っ、は、ゃぁ、」
「さ、もっと声を聞かせて?」
ツ___、と頬を指で撫ぜられて、
「っ2分!!!はいおしまい!!離れろ!!!」
声が響いた。
煩い。誰やねん。初兎かよ。声量落とせや。
「えーー、今いいとこだったのにぃ。ねぇ?アニキ。」
「、はぁ?」
「めっちゃ気持ちよさそうにしてたじゃん。声とか全然抑えなくてよかったんだよ?」
「っ、」
いつもだったらいくらでも言い返せるのに気持ちよかったのは認めたくないがそうだし、何より余裕がない。
はぁ
ラストはまろか。長かった…。やっと終わる…。
「さて、あにきぃ。やっと俺の番来たよ?今までのこと忘れて俺で満たされてね?」
「っひ、」
「あれ、アニキ乳首起ってんじゃん。んふ、そんなにみんなに雄っぱい揉まれるの気持ちよかったん?なんや、口ではいやいや言うとるのにカラダは素直やん。」
「ちゃう、生理現象やろ!」
「あは、ちょっと手に力入れただけでこんなにピクピクしてんのに?」
くっそ、何やねんこいつ…。お前だけなんか趣旨変わっとるんよ。
「ぁ、んぅ、ふ、」
「かわいいよ、悠佑。あぁ、後ろからやからその顔見れんのが惜しいなぁ。ね、こっち向いてや。」
そう、まろは俺の腹を足でがっちりホールドして後ろから胸を揉んでいるのだが、まろの顔を見れないのに他メンにはバッチリ見られているという状況で、一種のAV撮影みたいになっている。
いや、今更かもしれないが、今までは目の前に誰かしらいたのだ。見られているという実感がなかった。
向いてと言われても、そもそも俺は拘束されているんだから…と思ったところで足の力が緩む。
向けと。まろの方を。
……もう、どうにでもなれ………
「っ!ふ、アニキ、顔真っ赤♡トロトロで、えっろい。」
俺の顔を見た途端まろの口が歪に優雅に三日月を描く。
てか、なんか、顔近づいて、
「ん、ふ、ぁ、」
くちゅ、と口の中で卑猥な音が鳴る。れろ、と舌が絡んで、変な感じがする。
あれ、俺今ちゅーされてる?
気づくのに、時間はかからなかった。
「っあーーーー!!!!そ、それは反則!!やめろやめろアニキから離れろ!!!」
「はぁ!?まだ2分経ってへんやろ!キスしたらアカンなんて言われてへんし!」
「キス対決は今度しようと思ってたの!今日は雄っぱい揉むだけ!!」
あっさりと唇が離れ、少しだけ物寂しい。
……ん?寂しい?嘘やろ?嘘やな。うん。うん…?
「まぁええか。アニキ、ご馳走様♡」
ぺろ、と舌を出したまろにまた顔が赤くなる。
明日熱出そう。
「さて!」
パン!と小気味良い音が鳴った。ないこが手を叩いたようだ。
「結果発表といきましょうか?」
「おお!やっと!りうら頑張ったよ!」
「いやいやいや、勿論僕でしょ?」
「は?俺に決まっとるやろ?な、悠くん。」
「俺が1番気持ちよさそうだったじゃん。」
「アニキ、まろの時が1番だったもんねー?」
「「「「「ねぇ、誰が1番?」」」」」
この時の俺は、きっとどうかしてた。信頼してた家族同然のメンバーに言ってしまえば犯されたようなものなのだ。
でも、だからって、こんなふうに言ってしまうのは、悪手すぎた。
「っ、お前ら全員、下手くそや!」
「え、」
「「「「「はぁぁぁぁ!?!?!?!?」」」」」
「な、なんで!?お、俺1番上手かっ「りうら頑張ったじゃ「僕エロかったでしょ!?ギャップ考えて「悠くんMなんやから俺のやり方1番良かったっ「あにきぃぃぃ!」」」」」
「そもそも考えろや!俺ほぼ無理やりやられたんやぞ!なんの前話もなしに!」
「う、それは…そうだけど…」
「そんな奴らにつける評価もクソもあるか!!!」
「……」
お、黙った。流石に反省したか…?
そんな甘い考えをしたのはまだこいつらのことを憎むことが出来ないからか。
こいつらがそんなに良い奴等じゃないって先程嫌という程分かったはずなのに。
「分かった。じゃあ、どうしたら1番になれるかな?そこまで言うなら教えてよ。ね?ア・ニ・キ?」
ひゅっ、
喉が鳴る。背筋が冷える。
これは、やばい…
「お、おい、寄るな…」
「もう、逃げられないよ?ほら、」
「や、やめ、やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ちゃんちゃん