テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
おばけさん
16
はーべる
るな@テスト期間
200
チーズスフレ🧀※低浮上
574
⚠️ 初描き なので 下手なのは ご了承ください
これは 、 ある 小柄な ライバー の 少年 と その少年 が 大好きな 場所を 卒業 する 時の お話 _ 。
『 愛おしい から こそ 愛おしい ままで_ 』
XXXX年 ○○ 月 ☆ 日 🌈🕑 の X から ひとつの お知らせが 出た 。それには 「 雛川 玲翔 卒業 の 知らせ 。 」と 書かれていた 。
その 更新が されたと 共に X の トレンドに すぐに 「 雛川 玲翔 卒業 」 の 文字が 1位に なっていた 。
その頃 玲翔 は _ 。
玲翔 「 このくらいかな 。」
自分の 荷物を 全て 片し終えて いるところ だった 。丁度その時 、 卒業 報告を 見た 葛葉 たちが バンっと ドアを 開けて 入ってきた。
葛葉 「 おい 玲翔 ッ 」
走ってきたのか 息を 切らしながら きた 。 その後ろ から 、 叶 や 甲斐田 、 剣持 等 色々 な ライバー たちが来る 。
玲翔 「 あ 、 もう来たんだ 。」
そう呟いては 丁度 みんなと コラボ した時に 撮った 写真が ダンボール の 中に 入れられた 。 それを 見た葛葉 は
葛葉 「 何か 言えよ 。」
と 言い出した 。
玲翔 「 楽しかった 。 ありがと 。 」
そう答えて ダンボール の 蓋を 閉めた 。
不破 「 楽しかった ちゃうやろ … 、!
なんで 過去形 やねん 、! 」
と 涙が 落ちてるにも 関わらずに 答えた。
加賀美 「 皆さん 静かに 。 玲翔 さん 卒業
する 理由 を 教えて 頂 だけ ます
か 。 」
玲翔 「 この 場所が 好きだから 。 」
「 好きだからこそ 」矛盾 してる ようで してない 答え だった 。
葛葉 「 は? 意味 わかんねぇよ 好き なら
ここに 残れよ … ッ! 」
玲翔 は 葛葉の 言葉を 聞いて 首を 振った。
叶 「 … 大切だから 離れる っ て
こと ?」
叶 の 言葉に 数人が 納得 した ような 顔をした 。納得 しても 受け入れは できない 顔 だった _ 。
剣持 「 そういうの … 、1番 タチ悪い
って 、」
加賀美 「 好きな 場所 だからこそ 、 好き
な まま 去りたいって 事 です
か … ? 」
その問いかけに 玲翔 は そのまま 小さく 頷いた 。加賀美は 問いかけを したが 確信の ような 顔を _ 。甲斐田 は 口元を 手で 覆い _ 。不破は 声を 出さずに 泣いている 。 みんなそれぞれ 感情が 混ざっていた 。 玲翔 は それを 見て
玲翔 「 じゃぁね 。 」
と 呟いて ダンボール を 片手に 出ていった 。 それ以降 、 玲翔 を見たもの は 居らず 、 卒業 配信も しないまま 🌈🕒 と 言う 彼に とって 唯一 愛おしい と 思える 場所を 後にした 。
「 じゃぁね 」 と 言う言葉が この場に 残ったあと 、 何も 玲翔 の 跡は 残らなかった 。 椅子の温もりも 、彼が 使っていた ハンガー ですら 元々 誰も いなかったように 綺麗だった 。
葛葉 「 卒業 配信すら しねぇのか よ ッ、」
その言葉に 答えるもの は いなかった 。 葛葉 の 言葉 の 答えは この部屋の 静寂さ が 物語っていた _ 。
🌈🕒 公式 からは それ以降 の 発表 は 何も なく 、 所属ライバー 一覧から 玲翔 の名前が 消える のも 時間の 問題だった 。 好きだからこそ 去る と 言う 玲翔 の 選択を 理解できる ものは この場に 居ても 受け止められる ものは この場には 1人も いなかった 。
そして 1時間ほど 経っては 玲翔 が X に
『 愛おしい からこそ 愛おしい まま _ 。
6年間 楽しかった 、 みんな 愛してる 』
そう投稿 した 。そして 次々と 静かに 拡散されて言った 。ファンの 悲鳴 と 感謝 などが リプライ 画面を 覆いつくした 。
その頃 ライバー 達も その ツイート を 見ており 、 それぞれ の 反応 を 見せていた 。「 愛してる 。 」 この 現在形の 文字が どれだけ その場所が 愛おしかったかを 示していた 。
叶は マネージャー からの 連絡 を 無視して 玲翔の 文を ずっと 見ており 、 不破も DMを 送ろうと して 30分程 手が止まっている 。他のライバー 達も スクショ をするもの 、 見つめているもの 。 何も せずに 天井 を 見て 現実逃避 しているもの がいた 。
誰一人として 「 戻ってこい 」 など 言わずに いた 。 玲翔 の 選択が 受け入れられ なくても 理解は していた からだ 。 ただ、 この夜は 1年の 中で いちばん長く 感じたと 思う
そして 数年後 、 🌈🕒 全体 の 大型 ライブ が 開催 された 。 その観客席に 見覚え の ある顔が いたのは 間違えでは ない 。
その ことに 気づいたのは 叶だった 。
叶 「 ねぇ … 、 みんな見て 。 」
叶が 指を 指した 先 、 2階の 1列目の 一番端 。葛葉 が 目を細め 、 不破は 身を乗り出し て 見た 。 葛葉 が その存在に 気づいては ペットボトル を 落とした 。
玲翔 は 見られてるのに 気づいたのか 口パクで 、
玲翔 「 大きく なったね 。 かっこいいよ。」
と言った 。 口パク が 彼らに 届いたか どうかは さておき 、 そこに 玲翔の 存在が いることに 彼らは 喜びに 満ちていた 。
葛葉 は 目を見開い て おり 、 不破は 口を 手で覆う 。 叶 は 目を細めて いるが 僅かに 震えていた 。 横に いた 甲斐田たちも 察したのか 固まっている 。
ライブ の ブザーが 鳴り 、 再び ライブが 始まった 。 その後の MC は 叶が 務めた 。
叶 「 … 見守っていてね 、 どこにいても 」
そう呟いた 。 その次に 剣持が マイクを 奪っては
剣持 「 見てるなら 言っとく 、 おかえり 」
と 答えた 。 その 言葉に ファンたちは 何事かと 困惑していたが 玲翔 本人は わかっており 、 泣き笑いを 見せていた 。その後に アンコールが 終わっては ライバーが ステージを はけていく 、 最後 に 叶が もう一度 2階席の 端を 見て は たしかにそこに いた 影に 小さく手を振った 。
数時間後 、 会場の 外に夜風が 吹いていた 。 出口から 吐き出される ファンたちは それに 体を 震わせ るも ライブ の 楽しさと 共に その場を 去っていく 。あの日より 長くは無いが 冬の 夜が 少しづつ明けようとしていた 。
これは 、 小柄な 少年と その少年が かつて 愛し 愛されていた 場所に いる 数十名ほど の ライバー 達との お話 _ 。
『 愛おしいから こそ 愛おしい ままで _ 』
END
コメント
2件
コメント失礼します(* .ˬ.)" 初書きとは思えないほど上手かったです😲卒業の仕方が剣持のROF-MAOの修了の仕方に少し似ててわぁぁってなりました✨これからも頑張ってください!!
うわあ…読み終わって、じんわりと胸が熱くなりました。 「好きだからこそ離れる」って、すごく切なくて、それでいて玲翔さんの意思の強さが伝わってきました。叶さんが「見守っていてね」と呟いたシーン、剣持さんの「おかえり」…あの場にいないのに、その空気が手に取るように伝わってきて泣けました。 愛おしいものを「愛おしいまま」終わらせる選択も、ちゃんと“現在形”で愛してるって伝えたラストも、全部尊いです。素敵なお話をありがとうございました🌷