テラーノベル
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初 ノベル〜 !!
⚠注意⚠
太中 歌詞パロ? タヒネタ
どうぞ〜
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「 あッつ~… 」
太宰 は真夏の中、太陽に照らされながら 墓 の前に立つ
何時もは 不真面目 な太宰が、一人で黙々と墓の前を 掃除 する
「 ふぅッ… 」
ひと段落つくと、太宰は手に持っていた
ミヤコワスレ と シオン の花が入った 花束 を墓の前に置く
「 ん~ しょっと、 」 (座
「 今日で君が居なくなって4年…かな? 」
「 ゑ、てことは私毎年来てるの?私偉過ぎる… 」
太宰特有の 自画自賛 だ
「 まっ、そんな事は置いといて、 」
「 今日でここに来るのも”最後”なんだし… 」
太宰から笑みが消える
「 少しだけ…話でもしよっか 」
そういう太宰の顔は、今迄に無いくらい重い表情をしていた
「 私ね、今迄の人生を振り返っても、全部嘘なんじゃないかと思うくらい沢山あったんだ 」
まるで無邪気な子供のように語りだす
「 でもね、そんな私の人生でもいっちばんの奇跡は 」
「 君だったよ 」
「 最初まったく笑わない君が笑うようになって、 」
「 ずーっと泣けなかった私が馬鹿みたいに泣くようになって、 」
「 そこから言葉に言い表せないくらい、色んな事を君としてきたけど… 」
先程迄無かった笑みがこぼれる
「 君と一緒に寝転んだあの日の波は… 」
「 凄く…凄く綺麗だったよね 」
楽しそうに語り出す太宰からは、僅かに悲しみが含まれていた
「 ねぇッ…︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎中也︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎、」
太宰の頬に、1粒の涙がつたう
「 君が幽霊だろうが、私の今の生活が壊れようが…なんだっていい 」
今迄押し殺していた気持ちが滝のように溢れ出る
「 もう一度キミに逢えるなら…君に届くならなんだっていい、 」
( なんだっていい…なんだっていいから、 )
( もう一度君の隣に並べるなら、なんだっていいから… )
「 中也に…逢いたいよッ 」
運とか縁とか魔法とか、この世は形にならない奇跡たちが沢山ある
なんて、太宰が1番信じないであろう事ばかりだけれど
( そんな遠くにッ… )
「 行ないでよ゛ッ… 」
太宰の声なんてかすりもしない程遠くにいる君に、太宰は語りかける
( 人でないようで繊細な君と、人のようで心の揺れない僕と、)
(半分ずつ捨てて…残りをくっつけたら…)
「 二人でやっと一人前かな、? 」
太宰が生きてて絶対に言う事は無かった言葉が出てくる
( なんだっていい…なんだっていいんだ、 )
(もう一度話せるならッ、喋れるならッ、 )
(なんだっていい…もう一度肩を並べるなら、 )
「 なんだっていいよ… 」
口から悲しみの声が溢れる
「 もう一度手を繋ぎたいッ、もう一度君に名前を呼んで欲しいッ… 」
まるで駄々をこねる赤子のように、次々と言葉が出てくる
( もう一度君に触れることは、叶わないのッ、? )
「 なんだって…いいからッ、 」
その時だった
『 …ばーか 』
「 ッ、!? 」
太宰にとっては命を引き換えにしても聴きたかった声だった
「 中也ッ、?中也、!!」
「 ねぇッ、居るんでしょ、!? 」
( 見えないけど、私の目には見えないけど… )
( あの優しくて力強い声…絶対、絶対そうだ…私には分かる )
「 今度こそ君を捨てないから、手をしっかり伸ばすからッ、!」
太宰は縋るように話す
「 私と共に来てよッ… 」
『 …なぁ、太宰 』
「 なにッ、? 」
『 俺、さッ…なんだっていいから太宰に逢いたくて… 』
中也の声は…私と同じように酷く震えていた
『 でも…それはお前をここに来させる為でも、お前の所に行きたくてきた訳でもねぇんだ… 』
『 お前、俺がタヒんだら…俺が帰ったら…もう一生逢えないと思ってるだろ、?』
「 ッ…うん、 」
『 あのなぁ…俺はお前が思ってるより頑固な男だぞ、? 』
呆れたように話し出す君の声は、やっぱり震えていた
『 お前の事…ちゃんと上で待ってるから 』
「 ッッ、 」
( 嗚呼、私は馬鹿だな… )
( 最後まで親愛の人に心配させてしまうなんて…笑 )
太宰は少し考え…今迄の人生の中で、いっちばんの笑顔で
「 また、君の隣に並んでみせるからッ… 」
「 安心して待っててよねッ、! 」
太宰はその日から、一切墓に行かなくなった
お墓参りから帰った太宰は、いい意味で別人のようだった
親愛の人を心配させないように、何時ものように馬鹿みたいにふざけながら、仲間達と共に過ごす
また、君にこの手が届くように__
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ここ迄です!
初.ノベルでめっちゃ変な所が沢山あると思います…
でも、個人的には墓にお供え物として置いた花(ミヤコワスレとシオン)にも少しこだわっているので
時間があれば花言葉も調べてくれると嬉しいです!
それと是非、この小説の元になっている
「傘村トータ/ラブレター」
も聴いてみて下さい!!
それではまた〜
コメント
1件
めっっちゃ長文になってしまって申し訳ない… でも、ほんっとにこの曲はいい曲なので、時間がある時に聴いて見て下さい!!