この作品はいかがでしたか?
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この話なんと……!!!
600いいねを超えましたー!!嬉しいです!!
これからも頑張っていきますのでお願いします!!それではすたーと!
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うりりんが狂人ッ…じゃあ、人狼は誰なの…ッ、??……え、は…??
他の誰がなの……???もう、信用ができなくなってきてしまった。
俺たち、本当に毎日動画撮って仲良くしてきたの…??俺たち…、本当にカラフルピーチなの…?それすらわかんなくなってきた。もう、俺は精神がおかしくなっているんだ。
「……うりさん。狂人だったんだ、」
ヒロくんがぽつりと言った。
狂人は人狼陣営で、倒さないといけない相手だ。でもやっぱり仲間には死んでほしくない。
「本当に”ッ、……嫌いだわ”ッ笑」
ヒロくんはそう言って笑って泣いた。うりりんが死んでしまったからかなり心にきたのだろう。
「天国で見とけよな…笑」
『そりゃな笑』
ヒロくんとうりりんの会話は俺には見えた気がした。空も晴天で晴れやかな景色が並んでいた。 ヒロくんは一歩ずつ大人になっていたような気がした。じゃあ、、…俺は???
うり処刑ー残り6人。
ーーーーーーーーー🫓ーーーーー
この夜ももう慣れてしまった。
たっつんは騎士って言ってたけどまだ一回も守れてないのか。騎士って難しいんだな。そう思いながら俺は寝てしまった。誰かの悲鳴が聞こえずにー。
『きゃぁぁぁー!!!!』
高音の声が響いた。
そんな声が聞こえた気がしたが、
じゃぱぱの耳には届かなかった。
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……よく寝れた。俺は寝起きが良い方だから。急いでロビーに向かった。心臓がいつものように跳ねる。これにはもう心臓も慣れてしまっていた。慣れてはいけないはずなのにね。
「………えとさんは?」
「……いない」
るながえとさんの部屋に走って走って、…走りまくって、扉を開けた。…えとさんの首が無くて、 頭がるなの近くに転がっていた。真っ赤に血が染め上げている。 死んでいた。占い師が死んだ。
「……え”ッ、とさん……???」
るながぽつりとえとさんの名前を呟いた。泣いていた。鼻を啜っていた。
「こんな”ッ、残酷な死に方あるの…”ッ……!!!!?」
るながえとさんの転がっていた頭を持ち上げて泣いていた。まるでとち狂うかのように。
「頭と体が……”ッ……えとさんの大事な体が…”ッ、どうして”ッ、、!!」
るなの瞳にハイライトが消えた気がしてしまった。大切な2人の女の子を失って変わってしまった。 俺は引き下がった。ずるずると。
「……人狼を絶対、殺してやる…!
殺す殺す殺す殺す殺す……”ッ!!!
えとさんをこんな事にしたやつを殺してやる”ッ、!!!!!」
……るなじゃない。これはるなじゃない。いつものるなじゃない。 変わってしまったんだ。るなは… 闇堕ちしてしまったんだ。
俺はこのるなを見たく無くてえとさんの部屋から離れて行った。
たっつんも離れて行った。すると、るなは何かを手にして部屋に戻って行った。
ポケットから何か光ったものが見えた気がしたが、気のせいだろうか。
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…俺はヒロくんが気になって部屋に向かって走っていた。昨日大切なうりりんが狂人だとわかって泣いているかもしれない。
「…ヒロくん…ッ!!!…あれ…?」
「…じゃぱぱさん?どうかしたの?」
そんな落ち込んでない…???ヒロくんはなにかきょとんとした表情で座っていた。
「いや、昨日うりりんが死んで、 …大丈夫かなって、」
ヒロくんのピクッと体が震えていた。
「…ヒロくん…??」
俺がヒロくんに寄り添うと、
ヒロくんは静かに泣き出してしまった。俺はびっくりしてしまい、思わずハンカチを手に取り、ヒロくんに捧げた。
「……”ッ、俺、”ッ、うり”ッ、に
ひどいこと”ッ言ったッ、 それを”ッ思い出しちゃった、」
ヒロくんは俺からもらったハンカチで涙を拭いた。目にクマができている。昨日もあまり寝れてないのだろうか。そりゃ…そうだよな。
だって、自分が追い込んだせいで、死んでしまったんだから。
「大丈夫だよ。ヒロくん」
そう言って俺はヒロくんの手を握った。これが、リーダーの務め。
メンバーを安心させる事だ。
「…何かじゃぱぱさんリーダーみたいだね笑」
そういってヒロくんは笑った。
「いや、リーダーなんですけど笑」
あ、ヒロくん笑った。可愛い。
ひつじの王子がやっと笑った。
これが守るべきものなんだ。
そう俺は改めて知らされた。
みんな死んでしまうかもしれない。でも、笑顔だけは守りたい。
俺はリーダーだから。
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時間が来てしまった。
るなは相変わらず闇堕ちしていて、瞳が輝いていなかった。
るなはもう、るなじゃない気がする。何かに取り憑かれてるようにさえ見えた。たっつんは意外と平然としていて、前髪をいじっている。どぬもぽけーっとしていて、植物を見つめていた。みんな議論する気あるのか。
「議論しよ」
「うん……そうだね”ッ!!!」
るながそう言った瞬間に、信じられないことが目の前で起こった。
ただそれだけを言って、るながどこに隠し持っていたのか、切れ味の良さそうな包丁を俺の隣にいたヒロくんの腹に刺した。みんな、何が起きたのかわかっていなかった。俺の前で、…血が飛んだ。
ーーーーーーーーーーー続く。
急展開ですが、…すみません。
るなさん闇堕ちしてしまいました…私のせいなんですけど…次回もお願いします!!
コメント
67件
るなさーん……😭😭 今日も今日とて感情表現がすごくていいと思った︎︎👍︎︎👍 空白とかも開けたらより良くなるかも!! それ以外はもう天才級(こいつにだけは言いたくなかったのに……)